日本人はどうでもいいのか?!

 受動喫煙防止で厚生労働省が原案、との報道。

 「居酒屋や焼き鳥店、ラーメン店などの飲食店:建物内の禁煙(喫煙室の設置可)=主に食事を提供しており、家族連れや『外国人などに』配慮が必要なため」。HUFFINGTON POSTの記事からの引用だが、結構突っ込みどころ満載の記事だ。

 飲食店を禁止にする理由が二つあげられている。受動喫煙の影響が大人よりもより子供に大きいことは容易に想像できるから、家族連れへの配慮はわかる。しかし「外国人への配慮」ってなんだ。外国人が来なければ禁煙にする理由の半分がなくなるから禁煙にしないと云うことなのか?

 そもそも「外国人への配慮」って、例えば中国人などは日本人よりもずっと喫煙率が高いようだから、彼らのためには喫煙できるようにした方がいいんじゃないのか? いや、ここで云う「外国人」に中国人は入っていない?

 「居酒屋や焼き鳥店、ラーメン店などの飲食店」。より飲食店っぽいはずのレストランや食堂(考えてもみれば、この言葉の定義や実態も微妙だなぁ・・・)ではなく居酒屋や焼き鳥店が例示されているのは何故? 寿司屋はどうなの? おでん屋は? 日本での話なのに蕎麦屋・うどん屋をさておいてラーメン店が例示されているのも摩訶不可思議。冷麺専門店、焼きそば専門店はラーメン店類似店舗と云うことか?

 しかしだね、首相経験者など、影響力の大きな政治家に喫煙者が多く、そんな輩が国民の健康よりも自分の喫煙場所がなくなることに抵抗し、今更ながらのように「喫煙とガンの因果関係は・・・」などと嘯くを見るにつけ全くもって情けなくなる。この手の(似非)政治家がいなくなるまでは、日本は基本的には変わらんのだろうなぁ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、落ち葉の下から芽を出したクロッカス。

 毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは2月26日に撮影した写真を4点掲載いたしております。春まだ浅い森の様子をどうぞご覧ください。
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