弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

「辞めるのやめた」ら永年表彰、鳩山元首相に政治不信

2011年05月27日 | 政治、経済、社会問題

鳩山元首相がいったん政界を引退することを表明しながら、
簡単に撤回したことについて、
政治家の頭の中は、一般庶民とは全く違っているらしいとわかりましたが、
なんとなんと、その結果永年表彰まで受けることになるというのでは、
もう言う言葉もありません。

そもそも鳩山元首相が首相としてしたことは、日本の国、国民に大きな
損害をもたらしました。
また、沖縄の問題について、何もわからなかったなど
政治家の資格はないはずですが、ご本人はそのことを恥じているようでもありません。

菅総理は、首相になれば思いつきで好きなことができると考えているようです。
でも、国民は白紙委任をしたことなどありません。
この人も政治家の資格なしです。

さて、東京電力が福島第一原発の報告書を発表しましたが、
これまでの説明とあまりにも違っています。
もちろんこれまでの説明が虚偽だったことはわかりますが、
隠ぺい体質のある会社の発表などどこまで信じていいのかわかりません。
この報告書が正しい信じるわけにはいきません。
それほどナイーブではありません。

そしてまた枝野氏は東電は正直に報告をなどと言っていますが、
東電に口出ししていたことを忘れたのでしょうか。同じ穴の狢です。
結局、会社と政治家が責任のなすりつけ合いをしているだけです。
そのうえ、専門家といわれる学者先生もどこまで信じていいのかわかりません。

まさしく、政治不信です。国民にとってこれほど不幸なことはありません。

政治家や御用学者先生が、責任を意識していないらしいことが、一番怖いです。

日本ではそれらしくなればなるほど、おかしくなる国のようです。
だからこそ、怖いのです。

ひとりひとりが不信を声を出すこと、それが大きな声、改革につながる大きなエネルギーに
なると信じて、こうして毎日ブログを書いています。

ですが、ときどき、というかほとんど毎日のように無力を感じています。

最近は、絶望に近いです。

みなさん、おかしいと思うはずです。
どういう形でもいいですから、声を挙げてください。
この国のために、若い人たちには幸せになってほしいです。
希望を持ってほしいです。
そういう日本にできるように、一緒に声をあげましょう!!