弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

紙幣1億円以上切り刻む、嫌がらせ?

2015年11月07日 | 日記

オーストリアのお話です。ここをどうぞ。

高齢施設で死亡した85歳の女性の所持品からユーロ紙幣、通帳、総額
日本円で1億2600円ほどが見つかったということです。

どのように切り刻んだのかわかりませんが、金額がほぼわかっているということは
シュレッターではなく、はさみで切り刻んだのでしょうか?

やはり、相続人に対する嫌がらせなんでしょうね。
捨てるとか焼却ではなく、あるいはどこかに寄付するというのでもなく、
原形を残しているということは、証拠を残しているわけですから、
相続人が取得するまでに、手間暇をかけさせようということでしょうか。
そうすると嫌がらせと見るのが妥当ですよね。

お金が絡むと人は変わってしまうものです。
仕事柄、いろいろのケースを見ますが、嫌ですね。

本人は、幸せだったのでしょうか?
兎に角、最後まで大金を持っていたわけですし、相続人には「自分のものだから
好きにしていいんだ」、「有り難く思え」、「くれてやる」とでも
言っているようではありませんか。

やっぱり悲しいのかな?
あるいは、人間てそんなものさ、と割り切ってしまうのでしょうか?