トルコの街が清潔だったことは、ご報告ずみです。
秋の連休の初日、秋晴れとまではいえないが、暑くもなく
寒くもなく、心地よい。
旅行でリフレッシュできたのかも知れない。
久しぶりに外回りの掃除。窓の拭き掃除やバルコニーの
掃き掃除などは、余計なエネルギーを必要とする作業ですが、
気にならない。
ということで、掃除に精を出す。
ところで、不思議なもので、身体を動かすと、どうやら頭の方も
動き出すらしい。
そういえば、なくなったアップルのジョブズ氏も新製品のプレゼンテーション
のときは、ステージを動き回っていたようだ。
トルコの街は清潔だった。
トルコの移民はドイツで大問題を起こすほど、多いという。
そういえば、現地ガイドさん、ドイツからの移民が国会議員になった
と誇らしげに教えてくれた。
また、カッパドキア付近で、こぎれいな一戸建ての建物を示しながら
あれはドイツに移民している人の別荘だと紹介してくれた。
あちこちにたくさんある。
子供の教育等のためにはドイツにとどまる必要がある、
でも故郷のトルコは忘れられない、というわけで夏休みを利用して
別荘に帰ってくるというわけである。
さて、ドイツといえば、清潔なことで知られている。
キッチンなどは使っていないのではないかと思われるほど
ピカピカとか、聞いたことがある。
トルコ人の移民先はドイツが一番多いというが、
トルコ人の清潔好きがドイツの国民性とあっていたからかもしれない、
あるいは多くのトルコ人がドイツに移民したから、
ドイツ人の清潔好きを学んだのだろうか、
窓ふきをしていると、ふと、こんな疑問が浮かんできた。
後者であったとしても、トルコ人にはもともと清潔性のDNAがあったに
ちがいない。
民族のDNAなんてそう簡単には変わるものではないからだ。
そういえばアフガン戦争、10年になるという。
しかし、アフガン戦争の目標達成したというには程遠いという。
アフガン人、アメリカ人双方に多くの犠牲が出ているにも関わらずである。
要は、民族のDNAはそんなに簡単には変わらないということだ、
当事者自身の変えようとの意欲がなければである。
世界中を旅して、思うことである。
そしてそれは個人についても言える。
本人が変わろうとしなければ、外からは変えることができない。
掃除をしながらそんなことを考えた。
個人のDNA、民族のDNA、簡単にはかわらない、
でも変えなければならないことが多い、
どうするか、各人に気付かせるように、創造力を発揮するか、
あるいは気長にやるしかない・・・