節電といわれても29日の暑さでは、冷房を入れざるをえません。
オフィスビルだって、最近は窓を開ける構造になっていないものが
多くなりました。
冷房をいれなきゃ、蒸し風呂になってしまいます。
マンションだって日本の暑さ対応にはなっていません。
節電にグリーンカーテンをなどと言われていますが、
その前に、普段から本当はやるべきことがあったと思います。
日本ではマンションの窓には雨戸のような日光を遮るものはありません。
しかし外国を旅すると、日光の強いところでは、ルーバーのような
日よけが窓に取り付けられているのを良く見ます。
また、日よけのスクリーンが取り付けになっているのをみることもあります。
日本の気候を考えるとこういうものは当然作りつけにすべきと
思います。
これについては、ヨーロッパ旅行をするようになってからいつも感じていたことです。
暑い日本の気候にあったマンション作りがあってもいいと、いつも思って
いました。
こういうのは、さしあたりの節電対策にはなりませんが、
原子力発電の可否を含め、
もっと抜本的に考えるべきと思います。
今回の地震、津波の被害の経験を、生活全般を見直すいいチャンスに
したいと思います。