結論から言うと、大賛成です。
決断力と実行力に敬意を表したいです。
大阪市と大阪府は犬猿の仲と聞いています。
これは権力の本質から来るものです。
大きな権限を持つ大阪市長が、大阪府知事、何するものぞ、という
感情を持つのは自然なことです。
そうすると、より上位の知事は、従わせたい、従わせるしかないという
ことで、反発します。
この悪循環になります。
効率的に動くことなどあり得ないのです。経験則から明らかです。
したがって、そもそもこういう組織、仕組み自体が欠陥です。
橋下知事は正義感が強く、若く、また実行力もあり、また超有名ですから
実現の可能性も強いです。
おそらく、地位や職に恋々としがみ付く必要もありません。まだまだ
可能性があります。
しかも、東京都いうモデルがありますので、改革後の姿も、予想がつきます。
こういう改革の場合、大阪府の方は受け手です。
壊す方の大阪市が、変われるかです。
だから、橋下氏が市長になる、これは当然のことです。
橋下氏でなければできません。
市長は格下ですが、彼がやりたいのは、大阪の構造改革です。
そのために一番重要な要のポストに就くというのは
仕事師であれば当然の発想です。
というものの、実際に行動するには、物凄い勇気が必要です。
道州制については、言われ始めてから20年以上になりますが、
一向にかわりません。
もちろん、合併などが進められましたが、これだけ交通の便、通信の便が良くなり、
グローバル化した時代にふさわしいものになったとはいえません。
大阪はほどほどの大きさです。
成功すれば、国の基本的な仕組みを変える起爆剤になります。
そうすれば、国会議員の選挙区の抜本的改革や憲法改正など
この国の仕組みを変えるきっかけになること間違いありません。
一大阪の問題ではありません。
みんなで支援したいですね。