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橋下知事の辞任、大阪市長選出馬について

2011年10月25日 | 政治、経済、社会問題

結論から言うと、大賛成です。

決断力と実行力に敬意を表したいです。

大阪市と大阪府は犬猿の仲と聞いています。
これは権力の本質から来るものです。
大きな権限を持つ大阪市長が、大阪府知事、何するものぞ、という
感情を持つのは自然なことです。
そうすると、より上位の知事は、従わせたい、従わせるしかないという
ことで、反発します。
この悪循環になります。
効率的に動くことなどあり得ないのです。経験則から明らかです。

したがって、そもそもこういう組織、仕組み自体が欠陥です。

橋下知事は正義感が強く、若く、また実行力もあり、また超有名ですから
実現の可能性も強いです。
おそらく、地位や職に恋々としがみ付く必要もありません。まだまだ
可能性があります。
しかも、東京都いうモデルがありますので、改革後の姿も、予想がつきます。

こういう改革の場合、大阪府の方は受け手です。
壊す方の大阪市が、変われるかです。
だから、橋下氏が市長になる、これは当然のことです。
橋下氏でなければできません。
市長は格下ですが、彼がやりたいのは、大阪の構造改革です。
そのために一番重要な要のポストに就くというのは
仕事師であれば当然の発想です。

というものの、実際に行動するには、物凄い勇気が必要です。

道州制については、言われ始めてから20年以上になりますが、
一向にかわりません。
もちろん、合併などが進められましたが、これだけ交通の便、通信の便が良くなり、
グローバル化した時代にふさわしいものになったとはいえません。
大阪はほどほどの大きさです。
成功すれば、国の基本的な仕組みを変える起爆剤になります。

そうすれば、国会議員の選挙区の抜本的改革や憲法改正など
この国の仕組みを変えるきっかけになること間違いありません。

一大阪の問題ではありません。

みんなで支援したいですね。


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