九州電力の玄海電子力発電所の再稼働をめぐるいわゆる
「やらせメール」について、
九電の社長の辞任表明、その撤回。
及び佐賀県の古川知事の発言が発端かどうかの本人の発言や
第三者委員会の報告書、そして第三者委員長の発言など。
要は九電社長、古川佐賀県知事の発言がころころと変わっている
のが問題ですが、
何があったかは、わかっているはずです。
政治と業界との癒着、なれ合いの一例です。
今までは、なれ合いが表に出ないで終りましたが、
今はそういう時代ではありません。
特に、知事は、原発稼働に対する自らの所信を明らかにすべきです。
私は、この問題は九電社長というよりは、佐賀県知事の問題だと
考えています。
例によって、民間に責任転嫁をしようとしているだけです。
九電社長は知事にやらされているのですから、
はっきり言えばいいのです。
でも、いうとしっぺ返しが怖いので、知事の関わりを否定しているだけです。
古川知事さん、原発の再稼働についてどのようにお考えですか。
まず、それを明らかにしてください!!
知事は意味もなく、センシティブな政治問題について、発言することなど
ないわけですから、当然、その結果について、責任ある対応をすべきです。
もちろん、九電も原子力発電を再開したいのは事実でしょう。
しかし、知事はしないといえば、それで決まりです。
それでも九電でやらせメールをすれば責任の所在ははっきりしています。
これは知事の政治責任の問題です。