20日にとうとうカダフィが死亡しました。
死亡原因については各説が流れております。
さしあたり、各々がその経験に従って密かに判断するということでしょう。
私もいろんな情報を分析して、自分なりに考えています。
目をそむけたくなりますが、例によって、デイリー・メールが一番くわしいかな
と思います。
参考のために。ここをクリックしてください。
リビアのアラブの春が始まって8か月。
内戦になり、混乱が長期化するかと心配でしたが、最後はあっけなかった
ですね。
良い悪いは別にしてカダフィの死によって対立が終了したので、
改革派にとっては、今後の作業はやりやすくなったはずです。
もうひとつ、シリアとヨルダンに対する影響も見逃せません。
リビアの状況はこれらの国の民主化の動きを勢いづけるはずです。
今後の情勢について目を離すことができません。
ただ、エジプトを見てもわかるとおり、現政権が倒れたからといって
民主化がスムーズに進むわけではありません。
トルコのアタテュルクのような人物が出てこないと、なかなか民主的な
体制にスムーズに移ることは難しいと思います。
日本ですら民主党が政権を取りましたが、まだまだ未熟でよちよち歩きです。
そのため、原発事故を始め、国民は大きな犠牲を払わされています。
それが現状です。
ましてやです。
というものの、アラブ地域で独裁の時代が終わりを迎えつつあることは事実です。
新しい時代の幕開けです。
リビアの人たちとともに新時代の幕開けを祝いたいものです。