リビアのカダフィ大佐の死体が、死後4日間にわたって
一般市民に展示?(何といえばいいのでしょうか)されていました。
血のり等はふき取られていたようですが、特に死化粧もせず、
しかもマーケットの食用肉を保管しておく冷凍庫の床に
ぞんざいに横たえられている姿です。
徹底抗戦をしたカダフィのことを考えると許せないという気持ちになるのは
理解できますが、はやり死者に対する敬意は持ってほしいなと
日本人なら思うのではないでしょうか。
アフリカ側のアラブの春は、ほぼ同時期に勃発し、これで3国そろって
新しい一歩を踏み出すことになりましたが、
踏み出すまでの道のりは、三国三様です。
あちこち旅をすると、広い意味で民族のDNAの違いを肌で感じます。
私は日本史の勉強はしましたが、世界史の授業はとりませんでした。
グローバル化した今、日本史も世界史も一般教養として義務教育あるいは
遅くとも高校までに勉強しておきたいものです。
なお、25日未明に、とうとう埋葬されたということです。
ただし、場所は、リビア国内の砂漠のどこか秘密ということです。