両陛下が被災地をご訪問されたことは、海外メディアでも広く取り上げられて
います。
私は、特に天皇制に賛成するものではありませんが、
両陛下のこのようなお姿を拝見すると、国民のことを本当に心配されて
いることがわかります。
特に、総理大臣がだらしないだけに、やはり、国民の象徴として
日本を一つに纏める役割を果たされているのかも、と感じたりします。
アメリカのCBSのビデオです。
http://www.cbsnews.com/video/watch/?id=7362725n&tag=api
またまた、新しいニュースです。
東京大学のロバート・ゲラー教授(地震学)は14日、英科学誌ネイチャー(電子版)に
掲載された論文で、現代の科学技術では地震の予知は不可能であるとし、
「(地震の予知は)無益な努力だ。不可能なことを可能であると見せかける必要はない」
と言っています。
またゲラー教授は論文で、東北地域では過去にも巨大津波が2度発生しており、
1896年の明治三陸地震で起きた津波は最大38メートルに達している、
869年の貞観地震の発生時にも東日本大震災と同等の津波が観測されている、
明治三陸津波では2万2000人が犠牲になったと述べているとのことですが、
これについては、私もこのブログで指摘しました。
同教授はしかも「この地域では以前にも大規模な津波が発生したことはよく
知られており、その記録が多数残っている」と指摘しています。
私も、ブログを書くにあたってインターネットで検索して、すぐにわかりましたから、
当時はインターネットはなかったとしても、調べることは難しくなかったはずです。
今回津波の被害を受けた東北地域では過去にも前述のとおり、
巨大津波が2度発生していたのですから、沿岸部の原子力発電所はそうした
津波にも耐えうる構造に設計すべきだったと批判しているとのことです。
ということは、今回の原発の事故や津波の被害は、当然想定内のことだったのです。
事故のレベルを今頃になって7にアップするなど(前からわかっていたにもかかわらず
情報を隠していた)、事故が起こってからも都合のいい情報操作をしています。
原発の建設や津波の防波堤の建設も、先に計画ありきで、
その計画に都合のいい数値あわせをしただけだったのです。
防波堤の場合などは、土木業者を儲けさせただけです。
こういうニュースばかりの中では、やはり両陛下のお見舞いは心慰むものが
あります。