弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

ミズリー州の竜巻

2011年05月26日 | 海外事情

地震それに伴う津波の破壊力については、東日本震災でわかりましたが、

竜巻の破壊力も想像を絶するほど大きいのですね。

ひとつの竜巻で112人の死者が出、8000の建物が倒壊していというのです。

その凄さをみてください。例によってデイリーメールです。

またユーチューブの画像もどうぞ。

 

アイスランドでは火山が爆発しました。
去年に引き続いてです。
(ただし、火山はそれぞれ別です)
火山灰の被害も大変なものです。

地球規模で大きな自然災害のニュースが日常茶飯事のように起こっています。

地球最後の日の予言は外れましたが、信じたくなるほど最近の地球は不安定になっています。

被害に遭われた方にはただただお見舞いを申し上げます。


米英の親密なる関係

2011年05月25日 | オバマ大統領について

今、オバマ大統領はイギリスを訪問しています。
昨日はアイルランドでした。
オバマ大統領の母方のグランドグランドグランドおじいちゃんがアイルランド出身であると
いうことで、Moneygallという小さな村(300人)も訪問しました。
まだ一族が住んでおり、そのうちも訪問しました。

つい1週間前にエリザベス女王がアイルランドを訪問したところです。
イギリスとアイルランドは独立をめぐって長い流血の争いがありましたので、
その締めくくりのようなものです。
成功したようです。
4日間の最初と最後の日には、女王はアイルランドのカラーであるグリーンの衣装でした。
こういうところにも気配りが必要です。

その後のオバマ大統領のアイルランド訪問で、自分以上にアイルランド人らしい
アイルランド人はいないとか、Moneygallのパブでギネスを飲むなど、
ここでも気遣いです。

ですが、立て続けに世界一の王室の女王と世界一の国の大統領の訪問しかも、いずれとも
緊密な関係があり、アイルランドが注目されました。
イギリスとアイルランドは難しい関係ですので、
何か、英米で連携しているような感じさえありました。

そして、今度のオバマ大統領の訪問はSTATE VISIT ということで、バッキンガム宮殿に
宿泊が認められるという名誉なものです。
アメリカの大統領でも、このSTATE VISIT が認められたのはこの100年で3人目ということです。
オバマ大統領はイギリスとの関係を特別な関係というより、それをこえ、
双方及び世界のためにエッセンシャルな関係だと、キャメロンと共同でタイムズに述べました。

バッキンガム宮殿では、女王・フィリップ殿下、チャールズ、カメラ夫妻、ウイリアム・ケイト夫妻の
王室一家をあげての歓迎です。
英国の王室が政治的にも重要な役割を果たしていることがよくわかります。

それと同時に歓迎行事をみていると英王室はいまだに大英帝国の王室だとわかります。

オバマ大統領のルーツがアイルランドにもあるように、アイルランドにルーツのあるアメリカ人は
多いですし、そもそもアメリカは信教の自由を求めるイギリス人が移住して始まった国です。
そのアメリカは、現実の政治の世界では、世界のアメリカです。

アラブの世界が大きく動いております。
そういう激動の時代に、イギリスとアメリカがこういう形で親密な関係を世界に誇示することは
大変意味のあることだと思います。

そして、オバマ大統領とキャメロン首相は、二人とも若いですし、実務家ということで
気が合いそうです。
オバマ大統領はオサマ・ビン・ラディンの殺害で強いリーダーであることを示しました。
キャメロンもリビアのNATO襲撃等で自分の立場を鮮明にし、リーダーシップを発揮しています。
責任逃ればかりしているどこかの首相とは大違いです。

アメリカとイギリスを見ていると、歴史とか血の繋がりとか文化などが、
いかに重要なものか、わかります。

世界の政治はこういう説明のつかないようなものが決定的なのではないかと思います。

やはり、日本などは傍流です。

改めて、イギリスの底力、アメリカの魅力を感じました。

それぞれの時代には時代の顔になる人物が出てくるものです。
エリザベス女王とオバマ大統領は間違いなくそういう人です。

英王室のオバマ歓迎ぶりを見てください。ここをクリックしてください。
(これはまだまだ一端ですが)


福島第1原発:海水注入中断 菅首相、指示を否定

2011年05月24日 | 政治、経済、社会問題

最近、菅首相の言った言わない、指示した、しないが
いろんな場面で出ています。

というより、そういうことばかりです。

リーダーシップや信頼ということに程遠い総理です。

もういい加減にすべきときではないでしょうか。

国民としてはこういう首相を見たくはありません。

国民や国のことを本当に考えているのなら、もう辞めるべきです。

それにしても毅然たる指導者は今の日本では育たないのでしょうね。


アーノルド・シュワルツネッガーの離婚

2011年05月23日 | 東日本震災

アーノルド・シュワルツネッガーの妻のマリア・シュライバーが
家を出て別居し、離婚が確実視されています。
離婚のために弁護士も雇ったということです。

13歳のなる隠し子がいることをアーノルドは妻のマリアに
告白したことがきっかけです。

しかも、アーノルド家の家政婦を20年もしていた人との間の子となると、
マリアに対して、あまりにもひどい仕打ちです。
もはや弁解の余地はなさそうです。

これからの注目は、離婚にともなう財産問題です。
プリナップ契約があるのかどうか、どのような内容かなどは
まだ明らかではありませんが、
カリフォルニアの法律では、2分の1の権利があるということです。

しかし、財産形成についての寄与度や離婚原因も影響するはずですから、
実際のどの程度の金額になるのか、注目したいです。
いわゆるアミカブル離婚になる(結果としての含む)可能性もあり、
多くの部分が非公開になる可能性も大きいので
どのような事情が、どの程度考慮されるのかが
はっきりわかるわけではないとは思いますが、
基本的な物の考え方はわかると思います。

タイガーウッドの離婚など霞んでしまうのではないかとの憶測がありますので、
きっと莫大な金額が動くに違いがありません。
世間もマリアに絶対的に同情しています。

目が離せません。


「気に入らないなら赤ちゃんを作れ」デモ

2011年05月22日 | 政治、経済、社会問題

ロシアのモスクワで18日、ロシア人の出生率低下を心配する大勢の
高齢者が「気に入らないなら赤ちゃんを作れ」と書かれたおそろいの服を着て
大挙して地下鉄に乗り込むというデモを行った、
というニュース、深刻な問題にもかかわらず、
ユーモラスを感じます。

デモを行ったのは「年配の世代」という名前のグループですって。
大勢でモスクワ地下鉄の環状線に乗り込んで、
体の不自由な人や妊婦、子ども連の人以外には座席を譲らなかいという
デモンストレーションをしたようです。

ロシア人の出生率上昇を目指す大統領の政策を支持するために
このイベントを企画したということですが、
高齢者はもともと座っていても許されるのに、この発想、
あるいはだからこそ注目されるのでしょうか。

少子高齢化の危機が言われるようになってから2、30年になります。
これまでも、いまでも高齢者に比重を置いた政策が中心ですが、
子育て世代に配慮した政策を真剣に実行しなければ
取り返しがつかなくなります。

そういう意味で高齢者がこうして運動の先頭に立つには効果的だと思います。