弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

中国のにせ天然ラテックス枕(第4回目)

2012年03月21日 | 海外旅行

大変な騒ぎになっているようです。

昨日(19日)いただいたコメントで、質問をいただきました。
開封時の状況を詳しく知りたいというものです。

私の言い分は唯一つなのです。
圧縮パックされているものをアンパックしたその瞬間の異臭です。
開封した途端、うわー、これって石油製品だー、という一瞬の判断です。
ガソリンや灯油が充満したところに押し込まれた感じでした。
めまいや不快感がありました。
ということで、すぐさま、袋の中に閉じ込めてしまいましたので、
何も観察していません。

したがって、カード会社に電話で相談した時も
「石油製品特有の強烈な臭い」だったが、本当に天然ゴムだろうかという
疑問を投げかけただけです。
担当者は海外の買い物なので、確認に時間がかかるが了解してほしい
ということでしたが、その日のうちに回答がありました。
「天然ゴムではない、と言っている。
天然ゴムだ言われた証拠はありますか」と担当者。
私が、保証書があり、天然ゴムということ10年保証が明記されていると
返答すると、それでは、用紙を送るので、手続きするようにというものでした。

私の異議申立の理由は「帰国後アンパックしたところ、石油製品特有の強烈な
臭いがし、気分が悪くなるような悪臭で」偽物と分かったというものです。
(なお、偽物と判明したと書いたのは、この時点では、カード会社の担当者の
連絡で分かっていたからです。)

ということで、商品そのものについては、それ以上のチェックはしていません。

コメントを下さった方によると
「ゴム特有のにおいはかなりします。また、気泡の後がものすごいことから
不審に思い、一部を切り取り燃焼実験をしたところ、黒煙がでる、
粘り気が残るなど一応天然ゴム燃焼の特徴はでました。」ということで
私の持ち帰ったものと同じかというご質問でしたが、
上記のとおり、臭いに圧倒されたので、それ以上は観察していないのです。

多くの皆さんが、騙されたのではないかと心配されていらっしゃるのが
わかるにつれ、天然ゴムかどうか客観的に検証するしかないとの思いが
あります。

旅行中の買い物は、旅の思い出とワンセットになっていますから、
旅の思い出そのものも汚され、二重、三重に嫌で辛く、大変なショックです。

天然ゴムかどうか検証する方法、公的機関など、知っている方は情報を
お寄せ下さい。


生きているということは

2012年03月20日 | 生き方・人生

今日もまた、いろいろありました。

中国の天然枕については、また、お店からブログ攻撃(ちょっと大げさかな、
でも同じ内容で続けて4コメントというのはやはり異常です)やFAXがありました。
ちょっと騒いでいるようです。
少々うんざり気味です。

その他、陳情のようなもの、といっても私に陳情するようなものはないはずですが、
それでも、雑用ですね。

生きているということは、日々、突発的に何かが起こって、それに対応することで
時間が過ぎていくのでしょうか。


大連立論について想う

2012年03月19日 | 政治、経済、社会問題

このところ、週末はお天気が良くないよう、日曜日も雨でうすら寒い
感じでした。
心も暗くなりそうです。

最近の政治情勢もお粗末です。
またぞろ、大連立という言葉があちこちで踊り始めています。
密かに話し合いを持ったとか、いや誰外しが目的ではないかとか
どうでもいいことばかりがニュースになっています。

私は、政党政治の下での大連立は、無能を告白しているだけとの
考えです。
国難のときには議論などせずに一つになるべきだなどともっともらしいことを
言いますが、間違っています。
一つにならずとも、大連立しなくとも、一つの政策を実現することはできます。
ただ、そのときには、当然、議論をし、違いを乗り越え、妥協をし、
よりよい政策を見出すための努力や知恵や忍耐や冷静さなど多くのことが
要求されます。
火事場の力持ちという諺があるとおり、人間、困難の限界まで来ると思いがけない
知恵が出るものです。

ところが大連立というのは、一切の議論を棚に上げ、その時の勢いにまかせ、
何も考えずに、エイヤーと決めてしまうことです。
思考停止、議論停止のための舞台装置作りが大連立なのです。
今回は、消費税を大幅増額するためです。
もともと、信念や信頼や信条など一切お構いなしの連立ですから、
増税が終わった途端にまたしても大連立解消です。
要は、みんな一緒に渡れば怖くないというのと同じです。
そして、みんな一緒ですから、誰も何も批判や非難をしません。できませんよね。
というわけで、無責任極まりないのです。

もう、政治家はそのあたりのことは本能的にわかっているので、難しいことに
なると、大連立論が出てくるのです。

このようなことをしていると、本当の意味での民主主義など育ちません。

要は、離婚と結婚を何度も繰り返しているようなものです。
嫌になれば離婚(大連立解消)、でも何かをしなければいけないとなると
急に元の鞘に収まり同じ人と復縁(大連立)、でも一段落すると
またむずむずしてきて離婚(大連立解消)という具合です。
同じ人との離婚と再婚を繰り返している人を見たらみなさんどう思いますか。
真面目にやってられませんよね。
大人じゃないですよね。

大連立論がいかに政治家として恥ずかしいことか、知るべきです。
要は、頭を働かせずに何かをした気分になるだけです。

そうそう、失礼しました。
今の政治家さん、そういう頭がなかったんですね・・・
これはこれは・・・
頭のない人や考えのない人に何を言っても・・・ねぇ~~。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・

大連立、この一つ覚えなんですね。
いっそのこと、「大連立」すら覚えられない、という人がいいかもしれませんね。
そうすれば、他のことを考えられるかもしれませんものね。

本当に疲れました。

ただ、こういう無責任な人に自分たちの生活を仕切られたくないですね。
憤りを感じます。

総理大臣が我々国民の代表、顔とすると、我々日本人は、本当に駄目でみっともなく
品もなく、無責任で、世界の人みせられうような姿じゃないということに
なります。

でも、私たち日本人はもっと誇りがありますよね。皆さんいかがでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    

優しいお花すら、この憤りを和らげてくれそうにありません。


ジョージ・クルーニー、ワシントンDCのスーダン大使館前のデモで逮捕される

2012年03月18日 | 海外事情

お天気の悪い週末はいただけません。滅入ってしまいそうです。

アメリカではセレブの社会貢献活動が活発です。
16日、ジョージ・クルーニーが米首都ワシントンD.C.のスーダン大使館前で
抗議活動中に身柄を逮捕されました。
スーダンでの人権問題についての抗議活動を行っていたとのことです。
言論の自由をきわめて大切にするアメリカでのデモ中の逮捕というニュースは
ちょっと驚きでした。
警察官の3度にわたる退去命令を無視したことが逮捕の理由です。
どうやら、超有名人のクルーニーが逮捕されれば、マスコミで大きく報道される
ことは間違いないので、
世間の関心をスーダンに向けるための計画的なものだったようです。納得です。

さすがアメリカです。3時間後には罰金100ドルを収めて釈放されました。

釈放後の記者会見で、数日前にひそかにスーダンの南コルドファン州を訪れていたこと、
同州では少なくとも25万人が深刻な食糧不足に陥っているとこと、
6週間後には雨季に突入し道路事情が悪化するため、支援物資の運搬が難しくなること、
今すぐスーダンに支援物資を届けられるようにしなければならないことなどを
訴えたということです。
しかも、スーダンの場合、飢饉というよりは、スーダン政府が引き起こした人災だと
いうことです。
更には、女性や子どもなど、罪のない自国民の無差別な殺害や強姦をやめるようにという
ことも訴えの一つです。

きっとやむにやまれぬ行動だったのだと思います。

私のできることは、せいぜい、ワールド・ジャパンでチャイルド・サポーターになるくらい
のことです。

しかし、世界では、特にアフリカでは想像を絶するような食糧危機や
人権侵害が横行しているのだと思います。
何もすることができなくても、そういう世界があることを常に意識することは、
やはり大事なことだと思います。

それにしてもアメリカはビルゲイツに始まり、こうしてクルーニーもそうですが、
特権を享受できるような超恵まれた者は、社会に奉仕する義務があるとする
騎士道精神からの流れ「ノーブレス・オブリージュ」の精神が今も脈々と流れて
継がれていることを改めて認識させれました。

逮捕時の状況や14日にはキャメロン首相歓迎のためのステート・ディナーに出席
していました。人権活動を含むクルーニーの様子はここをどうぞ。

スケールの大きさに感嘆です。
少しでも見習いたいものです。


米・英首脳の舞台裏

2012年03月17日 | 海外事情

スケジュール調整が下手なのかもしれませんが、今日は一日
走り回っていました(言葉どおりです)。

良くも悪くも、経験が豊富になると、いろんなことが見えてきます。
要は人間関係のもつれ、絡みあいです。
人間の社会でいる限り避けられないのはわかっていますが、
疲れますし、結局はそんなもんだと悟るだけです。

国の関係も多分同じだと思います。
今、イギリスの首相がアメリカを訪問していますが、
両首脳の動静を伝えるニュースは面白いです。
特に、裏事情はいろいろ参考になります。

ここをご覧ください。

ホワイトハウスのバルコニーのシーンなどは、映画をみているような
感じです。

世界が動くのはこういうところからなんですよね。

それにしてもアメリカの大統領というのは特別な存在のようです。
イギリスでいえば、女王と首相を兼ねた存在のようです。
世界一の権力者なんですね。
そういう権力者に、実力さえあれば、誰でもなれるということが、
これまた素晴らしいです。
アメリカンドリームです。