弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

ブラッド・ピットとアンジェリーナ 正式に婚約

2012年04月15日 | エンターテイメント

とうとう正式に婚約発表したようです。

私たちが見るのは、報道されてものばかりですが、それでも
アメリカやイギリスのセレブたちの様子を垣間見ると、
日本とは夫婦の在り方はかなり違うようです。

結局、人は一人で生きてはいけません。
信頼できる人を見つけ、結婚するのが、理想的なように思います。
ただ、そういう相手を見つけることはなかなか難しいです。
寄り道があり、そこで傷つくこともあるかもしれない、
でもそれを乗り越えて、いい出会いを見つけること、
そして、それを大事にはぐくむことが大事なんでしょうね。

それには、双方当事者にその意思がなければ・・・・・

 

一日中雨です。
心が滅入りそうです。

今日は、ボロニア・ビンナタです。
花言葉は、「心がなごむ」ということですが、この花だけでは
さみしいように感じます。
華やかなお花の引き立て役にいいよう思います。
だから、和むのでしょうか?

     


米・黒人少年トレイボン・マーティン殺害事件の自衛団員、殺人罪で起訴

2012年04月14日 | 海外事情

 アメリカのフロリダ州で今年2月、武器を携行していない黒人少年を
殺害した自警団員、ジョージ・ジマーマン容疑者が第2級殺人罪で起訴
されることになりました。

この事件は、オバマ大統領が、もし自分に息子がいたとしたら
彼のようだっただろうと、コメントしたこともあり、全米の注目を集めています。

人種差別ではないかということ、さらにはフロリダの正当防衛を広く認める
法律「Stand Your Ground」についての非難もあるようです。
これは、攻撃に直面したときに、攻撃者から逃げず、必要であれば殺傷能力
のある武器で応じても正当防衛が成立するというものだそうです。
銃社会のアメリカでは行き過ぎが当然予想されるからです。
警察がジョージ・ジマーマンをすぐに逮捕しなかったことも大きな理由です。

検察は世論の圧力に屈したわけではないと言っていますが、影響はあったと
思います。
なお、アメリカでは検事は選挙で選ばれます。ということで、自分の職場のある
地域の声には敏感にならざるを得ないのです。

起訴の罪状は第2級殺人です。
日本は殺人一本しかないのですが、アメリカはいろいろあって分かりにくいです。
わかりやすくいうと、第1級殺人は計画的なもの(PremedeatedとかDelibarated)、
及び強盗とか強姦、放火などの重罪中の殺人をいいます。
それに該当しない殺人が第2級殺人というわけです。
そして、被害者に挑発などがあれば、Manslaughter(故殺罪)になるのです。
検察が第2級殺人で起訴することにしたのは、まずまず妥当な判断のようです。

アメリカというのは、われわれ日本人と感覚が違うようです。
これはたぶんPretrial といわれる手続きと思いますが、全部TVに公開
されるのですね。
アメリカの憲法修正第6条は「public trial」の権利を保障しているからです。
ただ、正式裁判前の手続きは裁量かと思われます。
下の写真は法廷内の写真です。ここはこういう手続きをするだけで
本当の裁判はまた別の法廷で別の裁判官がするのです。
こういう写真はあまりみませんので、ご参考に。
たぶん、これは逮捕から48時間以内にする手続きと思います。
日本でいえば裁判官による勾留質問と思われます。
Probable Cause があれば身柄を拘束し、更に捜査をするものと思われます。
普通はここで保釈請求をすることもあるようですが、彼はしなかったんですね。
もともと保釈が認められるかは疑問ですが・・・

次は5月29日に期日が指定されたようですが、
たぶん認否の答弁があるのでは思います。

Law&Order のファンの皆さんには大変勉強になると思います。

もっと見たい方はBBCのホームページからビデオを見てください。
判事の声もよく聞こえます。ここをどうぞ。

なお、勾留の根拠となる宣誓供述書(Affidavit)も御覧ください。
私は初めてみました。ここをどうぞ。

私たちにはいい勉強になりますが、ここまで公開するというのは、われわれ
日本人にはちょっとわかりにくいです。

ネット世界のいいところは、こうして日本にいながら、同時中継で物事の進行が
見えるということです。

世界はひとつというのを本当に実感するときでもあります。


ワールド・ビジョンのこどもたち

2012年04月13日 | 日記

ワールド・ビジョンの活動が順調に進んでいる様子は、いただく報告が
しっかりしたものになっていることでわかります。

ですが、今回ははじめてユーチューブの動画で、実際に子供たちが
手紙の絵を描いているようすをみることができました。

私がサポートしているチャイルドではなく、ウガンダの子供たちですが、
雰囲気はよくわかります。

こうして動画を利用することができれば、現地の状況を正確に知ることが
できます。

アフリカにはまだまだ支援を要する子供たちがたくさんいるはずです。
子供たちとの交流が手紙でなく、動画でできれば、
もっと身近に感じることができます。

現地のボランティアの人は大変かもしれませんが、こういう形で
支援の成果を知ることできれば、支援の輪はもっと拡大すると思います。

インターネットの影響は、計り知れないものがありそうです。


重い回転ドアが動き始めたか?世界は?

2012年04月12日 | 政治、経済、社会問題

アメリカでようやくオバマ大統領の対抗馬が事実上決まりました。
ロムーニー氏です。
11月に向けて急速に盛り上がるはずです。

エジプトでも大統領選挙があります。

シリアは、もたもたしていますが、いったんは休戦に合意したのですから、
いずれ時間の問題と思います。

フランスの大統領選挙もあります。

次の舞台に向かって動きが出てきたように感じるのは私だけではないと
思います。

さて日本はどうなるのでしょうか。

また、私個人としては、これからどうなるのか、どう動くべきか、そろそろと思いながら
まだ決まりません。

何もしなくても世界は動いています。また自然も動いています。
新しい芽が土の中から力強く吹き出しています。
いつまで続くのかと思われていた事件も解決していきます。
時間が解決していきます。

でも一番大事なことは、何に向かって、どのように進むかです。
そこに人間の意思があります。

これはオフィスのすぐそばで見つけた芽ぶきです。

 

気分を変えて外に出る時期でしょうか。
今は、やりっぱなしになっていたことを、些細なことを、
一つ一つ片付けるように心がけています。


鳩山由紀夫元首相のイラン訪問について

2012年04月11日 | 政治、経済、社会問題

本当にわけがわかりませんね。

何のために行く必要があったのかです。
普通の常識で考えれば、イランが置かれた現在の状況の中で
わざわざイランまで出向くというのは、基本的にイラン側に好意的だから
ということになります。そういう中で、
「国際原子力機関(IAEA)は不公平だ」という言葉が出れば、
それは批判であり、だからイランの行為を擁護するとものだと解釈される
のは、ごくごく普通のことです。

特に、通訳を通しての会談です。
通訳が間違っているかどうかさえわかりません。
こういう微妙な問題を微妙な時期にしかもイランと親しいわけでもないのに
わざわざ出向くと、利用するしない以前の問題として誤解されるのは
当たり前です。
そういうことが分かっていく、あるいはご本人は分かっていないのかもしれませんが、
少なくとも一国の首相を務めた人間であれば当然分かっていなければいけない
わけですから、そういう状況下では、むしろ、誤解というよりは、相手はむしろ
そう考えなければ返って失礼だと思うわけで、だから誤解ではなく、
それが真意なんだと考えるわけです。

そういえば、菅直人に騙されたことがありましたね。

政治家でなくとも、話し合いはなかなか難しいです。
ましてや、それぞれが自分に都合のいいように解釈するのが、外交の世界です。

実は、裁判の世界でもそうです。
双方代理人と裁判官、あるいは調停委員が同じ話を聞くのです。
みんなわかったつもりですが、
次回に顔をあわせると、なんか違うと思うことはよくあるのです。
それは、それぞれの立場が違うので、みんな自分の立場で考えるからなのです。
わかりやすくいうと、コップに水が半分あるときに(これは客観的な事実です)、
まだ半分もあるという見方ともう半分しかないという見方があるわけです。
やりたくない人は、半分もあるという見方をし、だから何もしなくていいと結論
づけるでしょうし、
やってもらいたいと思っている人は、半分しかないという見方をし、
だからもっとやってもらわなくてはと結論づけるでしょう。
このように同じものを見ても、結論は違うのです。
それは期待しているものが違うからです。

核開発をしたいと思っている人間に「国際原子力機関(IAEA)は不公平だ」と
いえば、当然、自分の立場を認めてくれた、核開発に理解を示してくれたと
結論づけるのは当たり前のことです。

それが全く分からない人には政治家の資格はないと思います。
もともと、政治と言うのは言葉で人を説得することだからです。

多分、あの人は、要は、鳩山だから政治家と認められ、首相になった人です
から、そういう政治の基本が全く分かっていないのです。
でも、日本国内ではそうかもしれませんが、海外では鳩山ブランドは通用
しません。

国内で大いに騒いでもいいですが、おそらく海外では「あほかいな」で
誰も真剣には取り上げないと思います。

ただ、これで日本の政治の無能さだけは、深く深く刻印されたことだけは確かです。
だれも日本の政治、政治家を真面目には相手にしないと思います。
そちらの被害は計り知れないものがあります。

何とか防衛大臣といい、お粗末な政治家は立派な政治家一家から生まれる
らしいということは見えてきたようです。

それはそうと、国民の税金を使っていったのでしょうか。
あるいはお金持なので、自腹でいったのでしょうか。
そんなこというまでもない。そうかもしれませんが、これで消費税を上げると
言われても到底納得できませんね。