妻一人 子一人 と 一匹

2005.9.26 『妻一人 子一人』としてスタート
2010.3.18、2021.8.28、2023.3.26 改変

朝の連ドラと青年将校

2015年08月30日 21時42分25秒 | Weblog
NHK朝の連続ドラマ「まれ」を、録画して観るのが毎日の日課なのだが、
残念ながら回を追うごとにつまらなくなってきた。

妻によると、最初の家族4人で移住してきた「能登編」から、
まれが菓子職人の修行のために田舎から出てきた「横浜編」になったとき、
私は「つまらなくなってきた」とつぶやき、再びまれが能登に戻ってきた「帰郷編」でも、
全く同じことを言っていたそうだ。

先週までは、まれが双子の母親となり、子育てと仕事を両立しようと奮闘する
「塗師屋の女将&パティシエ&子育て編」(なんのこっちゃ)。
今週からは、姿を消した父親が帰ってきて、最終回を控えていよいよ佳境、という感じなのだが、
すっかり冷めているためか、感情移入どころか予告編を見てもまったくドキドキしない。

”感情移入”といえば、高田文夫さんの話で、全共闘世代の人たち(団塊世代)が、
映画館でスクリーンに向かって「異議なし!!!」と叫んていたとか、
東映ヤクザ映画を見たお客さんが、帰り道、無意識のうちに肩で風を切りながら歩いていた
・・・なんていう話を思い出した。

私の兄は、小林よしのり先生著の「昭和天皇論」に大変感銘を受けたそうで、
感極まったのか、先日のブログは「天皇陛下万歳」で締めくくられていた。



「天皇陛下万歳」と目にして、私は昔見た五社英雄監督の映画「226」で、
処刑される青年将校の最期のセリフを真っ先に思いだした。


私の兄は、”50歳の青年将校”

兄に対して大変失礼であり、不謹慎かつナンセンスとはわかっているのだが、
おかしくって何度もブログを読み返しては、家族にバレないよう笑いを噛み殺している。


本当にごめんなさい、兄。