昔々、TBSドラマ「愛していると言ってくれ」を、夢中になって見ていた姉の横で、
「ドラマか・・・フンっ」と、鼻で笑い飛ばしていた私だったが、現在はNHKの連続テレビ小説、
北川悦吏子さん脚本の「半分、青い。」に超ドハマりしている。
金曜日の夜、単身赴任先から帰宅し、風呂から上がったら、月曜日から金曜日まで録画した「半分、青い。」をスタート。
「早く寝なさい」と子供たちを2階の部屋へ追いやって、5話分をイッキ見し、土曜日は朝食後にコーヒーをすすりながら、
キュンキュンときめいているキモイ4,50代男性がここにいる。
妻によれば、北川さんの脚本で、NHKでの前作のドラマとリンクしている”あそび”もあるということを今日聞いた。
時代モノじゃないので話が重たくないし、ベテラン俳優さんたちは笑わせてくれるし、若い俳優さんたちのスピード感も心地よい。
なによりも主要登場人物たちが、私とほぼ同年代(2つ年上)という設定で、現在は私が青春時代を過ごした1990年代の話だから、
感情移入がハンパないのである(恥)。これがキュンキュンしてしまう要因であろう。
もちろん私のあのころは、あんなに華やかじゃなかくて、果てしなく暗くジメジメしていた。不快指数は推定200%超である。
明るくてキラキラした自分とは正反対の世界に嫉妬していた毎日が、ドラマを見ているとまるでついこの前のことのように思えてくる。
週の最後となる土曜日の放送終了1分前には、翌週の予告編としてダイジェストとして流れるのだが、
それを見ていたら、もう次の金曜夜が楽しみで楽しみでたまらない。
2013年前期(4月から9月)の「あまちゃん」以降、「マッサン」(2014後期)の全話と、
「まれ」(2015前)の最終月は見ていないが、NHKの連続テレビ小説は、生活の一部としてすっかり定着している。
明日は、お笑いコンビのロッチの”営業”を見に行って、ついでに献血ルームでのんびりしてから、赴任先へ帰ることにする。
そして、来週の金曜日は待ちに待ったボーナスである。私にとって生きていく希望とは、この日があるからこそといって良い。
今年のボーナス祝いは、増毛町で豪華ランチの予定だ(福)。