連休最終日。再び「食べマルシェ2015」に行ってきた。
今日の目的は、友人が参加しているアマチュアバンドのライブ鑑賞のためである。
せっせと朝食の後片付けを済ませ、旭川行きのバス時間に合わせて用意をしていた。
確認のため、時刻表を見るとなんと「土日祝日は運休」?!
あわわ・・・となってしまい、JRで向かうにしても妻が買い物に出かけたばかりで不在、
長男は同級生と遊ぶ約束があるから、まもなく出かける予定だし、
まさか幼い次男に留守番を頼むわけにも行かず、私は完全にパニックに陥った。
ライブに付き合ってくれるもうひとりの友人に、”助けてメール”を送信。
無事難を逃れたが、あんなに慌てたのは久しぶりだった。
その友人と深川駅付近で合流し、彼の車で旭川に向かった。
車中ではいつものハイテンショントーク合戦となりたちまちヒートアップ。
2日連続で、食べマルシェ会場に参上した。だらだらと会場を練り歩き、目的地であるライブステージのある会場に到着。
途中で買った肉やら炊き込みご飯やらを食べ終えた頃、本日の主役・アマチュアバンドマン(キーボード担当)が登場。
今度は3人で、これから始まろうとしているライブとは何ら関係のないくだらない話で盛り上がる。
前の出演バンドの演奏が終わったアナウンスが流れる中、トイレのため会場から一旦出る我々一行。
「おい!これから出演だぞ!」などといいつつも、ヘラヘラ笑いながら会場外のトイレで用を足し、
彼はセッティングの為、ステージへ向かう。
我々は、最初3列目に座ってセッティングに忙しい彼をニヤニヤ眺めていた。
こっちを向いたかなと思って彼に向かって手を振ると、司会進行のお姉さんから「ありがとうございます!」と勘違いされた。
慌てて両手を合わせ、お姉さんに向かって謝罪のポーズ。完全に舞い上がっていた。
MCの方、本当にすみませんでした。
最前列に席を替えて、ライブが始まった。
アンコールも含めて全部で10曲くらいだっただろうか。
キーボードの彼が、学生時代、布教活動のようにカシオペアの楽曲を半ば強制的に聞かせていたおかげで、
どの演奏曲も、同行した友人はほとんど知っている曲で大いに楽しんでいた。
前回、鑑賞したときは30分だったのだが今回はその倍の1時間ということでかなり見ごたえのある内容だった。
でも、バンドの方々によれば、今回は練習不足だったそうだ。
ライブ後は、すっかり興奮していた私とは対照的に、ステージ上で機材を片付ける彼は、
疲れきった表情で「人間ダシがら状態」であった。
帰り道もアニメソングが流れる車で大いに盛り上がり、深川まで送ってもらった。
こうして私の5連休は終わった。
家に帰ったら「あー楽しかった」なんて浮かれている暇はない。
長男からは「何食べてきた?」と質問攻め。妻からは「何も買ってきてくれないのか」とチクリ。
子供たちが寝付いて、妻が風呂に入り、ようやくひとり楽しかった今日の一日の余韻に浸っている。
これから冬至までどんどん日が短くなっていく。
秋の夜長を楽しむこととしよう。