妻一人 子一人 と 一匹

2005.9.26 『妻一人 子一人』としてスタート
2010.3.18、2021.8.28、2023.3.26 改変

末っ子

2013年11月04日 22時41分52秒 | Weblog
朝寝坊していたら、突然一番上の姉から電話が来た。

兄のブログで、私のことが面白おかしく誇張されていたことに対する弁解

・・・だったのかな? 寝ぼけていて、覚醒するのにしばらく時間がかかった。


私は40年間もおとうとをやってきたんだ。

今更、血の繋がっている上の二人が私のいないところで陰口叩こうが、

私が二人の会話の中でどんなことになっていようが、


屁とも思わない。



しかし、姉はしきりに恐縮していた。

私が何度も「気にしないでいいよ」と繰り返し伝えているのにひたすら恐縮しているので、

<これはひょっとしたら、弟二人がネット上でヘラヘラしていることに対する

「警告」あるいは「抗議」なのだろうか>なんて余計なことを考えてしまった。


兄は実家で父から家や墓をどうするのか詰問されたようだ。

その様子が目に浮かんできて、私はおかしくってたまらない。

先日、私が実家に泊まった際とまるっきり同じ光景ではないだろうか。

ほろ酔い加減で、屁理屈をこねながら、なんとか実家に子供を引き止めようと画策する父・・・

私はその時こう答えた。


「ああ、そうだね。じゃあ、おやすみ。」


父も話しても無駄とわかっているのか、それ以上からんでこなかった。


兄夫婦は今ごろ温泉旅館か。うらやましいな。

160球目

2013年11月03日 22時49分04秒 | Weblog
今年の日本シリーズは面白かった。

星野監督の言葉(第5戦)を借りれば、ホントに「シビれる試合」ばかりだった。

日ハムファンの私が受けた昨年の屈辱を、楽天が見事にリベンジしてくれた。

やっぱりパ・リーグ最高!


田中投手は、160球投げた次の日の最終回にまた登板。

思わず「マジかぁ!」とテレビの前で叫んでしまった。

でも、私としては日本一を決めた最後の投球より、前日の160球目の方がインパクトがあった。

そりゃ、世界レベルと言われるスプリット(変化球)はもちろんすごいんだろうけど、

昨日の最終投球の高めのストレートの方が、鳥肌モノだった。

ある野球解説者が、「高めのストレートで三振を取るのは投手にとって最高の気分だ」と言っていた。

また、400勝投手の金田正一氏によれば、『よく「球が手元でホップ(浮き上がる)する」と言われることがあるが、

それは物理的にありえないそうだ。たとえ初速で150km以上出ていても、打者に届くまでに速度は落ちることは

自然界においては当然のことであり、まっすぐに投げたボールが球威が落ちて沈むことはあっても

その逆は絶対にありえない。では「ホップする」とはどういうことかというと、

投手の手を離れたボールが打者に届くまで球威が衰えないと、打者にはボールが浮き上がって<見える>

ということなのだそうだ。』という内容の本を読んだことがある。


第6戦の160球目がホップして見えたかどうかは別にしても、150球以上も投げているのに球威が衰えず

150km近いストレートで三振をとる姿に、背中がゾクゾクする感覚が走った。

ふた桁の投球数で中継ぎにスイッチし、クローザーが締めるという展開が当たり前になってきた昨今、

2試合完投して、最後は連投で締めた田中投手には、まさに度肝を抜かれたという言葉に尽きる。


来年はメジャー。これまた楽しみだなー。

小学生と小学生

2013年11月02日 22時06分43秒 | Weblog
兄が帰省しているそうだ。今日は墓参りに行ったらしい。

そうそう、いろいろあったんだ。

当の本人は忘れているだろうけど・・・。


大学一年の夏休み、ちょうど20年前のことだ。

「教員免許は取っておけ」という父親の説得を振り切り、

絶対に先生にはならないと宣言した。

それからというもの、父は諦めたのか進路について口やかましくは言わなくなった。

何かとチクチク、イヤミっぽいことは言われた記憶はあるけど。


3年前の大ゲンカのあとは、なんだか立場が逆転してしまったような気がする。

小学校の先生だった父が、今は畑仕事に没頭している小学生に見えて仕方ない。


現役小学生である孫(長男)は、明らかに土いじり小学生に気を使っている様子である。

現役小学生と土いじり小学生は、とても仲が良い。

実家から帰る日に撮った写真の長男の顔はいつも半泣きで、

帰り道の車中での彼の落胆ぶりに、おかしくて笑いをこらえるのが大変である。



長男よ、春になったらきっとまた会えるから楽しみにしていなさい。