犬走島見物がこの日のラストでしたので、その後は宿に行きました。さきに万宝商店へ行った際の途中にあるので、既に位置だけは把握していましたが、海水浴場の近くなので賑わっていて、車の往来も激しく、宿の駐車場に車を入れるのにも一苦労でした。
宿の名前は「下田荘」といい、国道135号線から外浦海水浴場へ出る連絡路の途中に所在します。さきに金目鯛バーガーを食べて満腹になっていたので、コンビニで軽く食べられるおやつ類だけを調達したうえで、17時頃にチェックインしました。
部屋は御覧の通り、10畳の広い和室で、ゆったりとくつろげます。窓際の4畳分のスペースでものんびりと過ごせます。素泊まり4990円でしたが、風呂は天然の温泉ですので、充分にリーズナブルでした。
「下田荘」の公式サイトはこちら。
17時と早い時間帯に入ったこともあり、その後は温泉に二度つかってまったりと過ごしました。夜は持参したガルパン戦車プラモデルを作って楽しみました。
一人旅での宿の夜は、基本的にすることがなくて暇を持て余すため、一年ぐらい前からプラモデルを持参して組み立てるスタイルになりましたが、いざやってみると数時間があっという間に経ち、組み立て作業の進捗も早く、一段落ついたら一気に睡魔に襲われます。この日も、組み立て作業がだいたい終わった時点でストンと寝てしまいました。
翌朝は6時過ぎに起きました。外浦海水浴場まで散歩して、20分程度で戻りました。素泊まりなので、朝食は外で食べる予定でした。
7時前に出て、駐車場に向かいました。昨日は大混雑でしたが、日帰り客が多かったようで、宿泊滞在者の車は私のを含めて4台だけでした。
昨日行ったまどが浜海浜公園まで行きました。この日も有り難いことに快晴でしたが、暑さに悩まされることにもなります。
まどが浜海浜公園の向かいに、上図のすき家があります。このお店で390円の朝定食をいただきました。宿を素泊まりにしたのは、付近にこういうお店があるからでした。
この日の最初の巡礼聖地は、爪木崎でした。まどが浜海浜公園の東側の分岐で県道116号線に右折し、あとは道なりに進んで須崎御用邸の広大な敷地の脇をすり抜ければ、爪木崎へ着きます。
上図の景色に既視感があったので、路肩にいったん停車しました。鳥羽美波先生が当初のキャンプ地として予定していたが、キャンプ禁止となったために計画が破綻して混乱してしまったのが、ここ爪木崎であるのです。そしてこの景色は、原作コミック第8巻103ページ1コマ目の景色でした。中央の独特の姿の木、本当にあるので感動しました。
爪木崎海岸の観光駐車場です。500円でした。ここから先は車の進入は制限されていますので、徒歩に移りました。
観光散策路の入口です。ここからの聖地スポット巡りは結構な距離となり、結果的に一時間以上を要しましたので、朝一番に行っておいて正解でした。
入口付近の案内板です。ここから聖地のひとつ爪木埼灯台までは往復で1キロ余りあります。8時を回ったばかりなのに気温は既に30度近くに達していました。飲み物も多めに用意して歩き出しました。
原作コミック第8巻107ページ1コマ目の描写とほぼ同じ景色です。この日は砂浜で何かの映画かドラマの撮影をやっていました。上図右奥の海岸線に車とセットが設けられ、その周囲は立ち入り遠慮を、となっていました。
ですが、観光散策路とは別の場所なので、聖地巡礼にも支障はありませんでした。
爪木崎の水仙群生地です。花期は冬の12月から1月だそうです。この景色の中を、各務原なでしこ達が歩いて灯台へ向かっています。原作コミック第8巻107ページ2コマ目の景色です。
一帯はジオスポットの一つなので、海岸のどこへ行っても奇観、絶景の数々が楽しめます。私も、ここでは普通の観光客になって普通に景観を眺めていました。 (続く)