ステップ14では、車体背面部を組み立てます。ステップ15では、車体前面部を組み立てます。
ステップ14で組み立てるパーツ群です。水害水没時の泥が残ったパーツもありますが、何度洗っても取れないのでした。消毒はしてありますので、このまま組み付けます。
組み上がりました。車体各所にこびりついた泥が、水害の凄まじさを物語っています。
ステップ15で組み立てるパーツ群です。
組み上がりました。今回のタコムの製品はタミヤと変わらない扱い易さでしたので、全てのパーツがしっかりと合いました。
ステップ16および17においても車体前面の各パーツを取り付けます。このうちE16は劇中車にありませんので不要です。またライトガードのTP2、TP3はエッチングパーツですが、治具のD24を用いて曲げますので、楽に形が作れます。こういう行き届いた配慮が、タコムの特色の一つです。
鶴嘴の身E9は塗装後に取り付ける予定です。丸いのはE4とE8を組み合わせたホーンです。
組み付けました。エッチングパーツのライトガードも苦労することなくセット出来ました。
続いて、ガイドには指示が無い後部左右のボックスを組み立てます。キットは中期型ですからボックスのパーツも含まれますが、使用しているガイド図が前期型のものなので後部左右のボックスの取り付け指示がありません。上図のワンシーンで代用します。
この後部左右のボックスは、テレビ版仕様では車体の傾斜に沿って後ろに傾く独自の形でしたが、劇場版仕様より実車準拠となって水平になりました。
パーツを切り出しました。
左右とも組み立てて・・・。
車体後部左右にセットしました。周囲の各パーツの形状も、劇場版仕様に一致しています。しばらく見ていて、テレビ版仕様の独自の形状や各所の省略がなぜ行われたのだろうか、と疑問に思いました。
ガルパン独自の仕様というものは、模型を作っているとハッキリと見えてきますが、その成立事情までは読み取れないことが多いです。3DCG構築における単なる調整や取捨選択だったりするかもしれませんが・・・。 (続く)