ステップ3および4にて履帯を組み付けます。私の製作においては、履帯は分割して組み立てておき、塗装後に組み付ける予定です。
続くステップ5では、車体の一部を組み立てます。今回のタコムのキットは箱組みですので、パーツ一つ一つを仮組みしてチェックしながら、丁寧に貼りつけてゆきます。
履帯パーツは、直線部分が一つのパーツになっていますので、取扱い易いです。一つのパーツが大きく、治具も付いていますので、組み立てがとても楽です。アメリカの戦車は大体履帯パーツが共通していますから、他国の戦車に比べると履帯の組み立てがやり易いです。
私の製作では、上の部分をとりあえず一本に繋いでおきました。
続いて下の部分を組み立てます。御覧のように起動輪および誘導輪に巻き付ける部分までを一本に繋ぎます。繋いだら、流し込み接着剤をひいて、少し固まるまで待ちます。
接着剤が完全に固まらないうちに、御覧のようにいったん巻き付けて、形を作ります。ドイツや日本やイタリアなどの戦車に比べると、履帯パーツ自体が大きいので組み立ても容易です。生産性を重視したシャーマン系列の作り易さは、模型においてもそのまま表れています。
ある程度固まったら、上下に分割したままで外して、塗装まで保管します。起動輪および誘導輪は接着していないので、履帯と一緒に外せますし、塗装後にかみ合わせてそのままはめこむ事も出来ます。
ステップ5に移りました。車体パーツに歪みや反りがないかを調べて、仮組みを勧めました。
とくに異状が無かったので、組み付けてゆきました。
ステップ6および7でも、車体の組み立てを進めます。ステップ7で付けるD23は、留め具部分のみをカットして取り付けます。
ステップ6で取り付けるパーツ群です。
全て取り付けました。作ってみて実感したのですが、タコムのキットは取扱い易いです。タミヤと大して変わらないかもしれません。
ステップ7で取り付けるパーツ群です。
このうちのE28においては、ガルパン仕様への修正が必要です。赤矢印の前部機銃口を削り取ります。
御覧のように、該当箇所は劇中車においては平滑面のみで、ウサギさんのマークが貼られています。
モールドを完全に削り取りました。
あとは、ガイド指示通りに全てのパーツを組み付けました。 (続く)