気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く32 その14 「プラウダ高校です!!」

2019年10月16日 | 大洗巡礼記

 大洗磯前神社の参拝を終えて、お馴染みの親善試合時の大洗女子学園チームの進撃ルートをたどりました。

 

 大鳥居向かいの民宿「忠愛丸」のウインドーの戦車パネルを見ました。プラウダ高校チームのかーべーたんことKV-2重戦車です。劇場版のロシアングリーン塗装です。
 眺めていて、これのプラモデルはまだ作っていないな、と思いました。

 

 プラウダ高校つながりで、久しぶりにこちらの「さかげん」に立ち寄りました。

 

 建物内にカチューシャとノンナが居ます。ノンナの方には声優さんのサインが書かれていました。

 

 店内のプラウダ高校コーナーです。相変わらずの状況で、数も飛躍的に増えているようです。

 

 公式のイラストなども増えています。

 

 プラウダ高校の学園艦、キエフ級空母のプラモデルです。

 

 フィギュア類も色々増えています。

 

 ですが、個人的なお目当ては、やっぱり戦車プラモデルでした。

 

 ですが、一見してボロボロになっているのに驚きました。塗装膜が剥離して浮き上がり、デカールごと剥落している箇所もありました。これを初めて見た時から数年が経過していますが、私自身が同じ車輌を作ったのも大体似たような時期です。にもかかわらず、保存状態に雲泥の差が出ています。

 おそらく、こちらの展示品は、完成時のクリアスプレーによるコーティング処理を行っていないのかもしれません。そして展示状態が保存に適していないのでょう。修理してしまいたくなるほどの劣化ぶりです。やっぱり外気に触れっぱなしというのがまずいわけです。フィギュア群と同様に保護ケースに入れるべきでしたね・・・。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く8 その18  美術館とスーパーと竜宮窟

2019年10月15日 | ゆるキャン△

 爪木崎散策を終えていったん下田市中心部に行き、国道414号線に右折して稲生沢川沿いに北へ向かいました。今回の巡礼旅行にて、ついでに行っておきたい所があったからです。下田市宇土金に所在する、公益財団法人の上原美術館でした。
 上原美術館の公式サイトはこちら

 

 この上原美術館へは初めて行きました。昔、伊豆の仏像を勉強しに函南や韮山、河津などをまわった際に、あわせて行こうとしたのですが、事情があって行けなかった所でした。今回、下田市まで南下した機会に、ようやく訪問を果たす事が出来ました。

 

 上図の、上原コレクションの仏像展示を見るのが目的でした。かつて藤原時代の仏像彫刻史を学んでいた身にとっては、ここの収集品は当該時期の名品揃いなので是非見ておきたかったのですが、10数年余りを経てようやく対面がかないました。
 ここの仏像群は、大正製薬の名誉会長である上原昭二氏の収集品で、幾つかはもとは京都にあった遺品であるそうです。実際に相対してみますと、都ぶりの優美な作風と情感がそれを裏付けてくれました。なかなかに楽しい知的冒険を久しぶりに味わえました。

 

 上原美術館から道を引き返して下田市中心街に戻り、上図のスーパー「マックスバリュ伊豆下田店」に買物に立ち寄りました。ただ立ち寄ったのではなく、このお店も「ゆるキャン△」に登場するからです。

 

 鳥羽美波先生が最初に計画した爪木崎キャンプ場へ移動する途中、皆が食材の買い出しに行ったのがこのお店です。原作コミック第8巻97ページ1コマ目に上図のアングルで登場します。

 今回、私もここで昼食用の弁当、飲料などを調達しました。地元では「シャボン玉スーパー」と呼ばれているらしく、現在のマックスバリュ店舗になる前の地元スーパーの名称であるようです。

 

 下田市街から国道136号線で南西に抜け、やがて観光看板の標示にしたがって海岸沿いの市道へ左折、道なりにしばらく南下して、上図の竜宮窟に着きました。志摩リンが訪れた場所の一つです。

 

 市道脇の観光駐車場に車を停め、駐車料金500円を係員に支払いました。

 

 観光駐車場の南端にはお手洗いもありました。南には田牛の海水浴場が見えました。原作コミック第8巻71ページ1コマ目の風景です。

 

 駐車場のすぐ脇に、竜宮窟への入り口があります。

 竜宮窟へは階段を降りてゆきます。原作コミック第8巻71ページ3コマ目で志摩リンが降りていた階段です。

 

 原作コミック第8巻71ページ3コマ目では広角レンズ風に丸くワイドに描いているので、上図の階段までが描写されていますが、普通のデジカメでは同じように撮れませんでした。

 この時、かなりの見物客が下に居ましたが、外国人はかりでした。伊豆半島の南端においても、観光地に日本人の姿をみることが少なくなっているほど、日本国民の経済的凋落傾向は確かな流れになっているようです。

 

 階段を降り切ると、目の前にこの景色が広がります。

 

 原作コミック第8巻71ページ4コマ目で、志摩リンが「すごいな・・・」と思っている場面のアングルです。

 

 原作コミック第8巻72ページ1コマ目では、上の穴全体を捉えていますが、普通のデジカメでは同じように広角ワイドに撮れませんでした。

 

 太古に形成された浸食洞窟の天井が、いつしか崩落して吹き抜けとなり、時を経て穴が拡がってきたもののようです。

 

 今でも少しずつ崩落があるということで、穴の周囲にあたる範囲は立ち入り禁止になっていました。なので、作中で志摩リンが立っていた位置には、実際には行けませんでした。上図の、波打ち際の辺りになります。  (続く)

 


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プラウダ選抜 カチューシャ義勇軍 T-70(リボンの武者版) 完成です !!

2019年10月14日 | ガルパン模型制作記

 トーガ製品に続いてミニアート製品も塗装作業に入りました。車体カラーが共通ですので、まとめて塗装して塗料の節約をも心がけました。ミスターカラーの69番グランプリホワイトを使用しました。

 

 転輪のタイヤゴム部分をポスカの黒で塗りました。筆塗りよりも断然ラクです。13個の転輪を10分もかからずに塗り終わりました。

 

 車体に転輪や起動輪を取り付けました。起動輪だけは接着せず、回るようにしました。

 

 ミニアート製品は車軸のアーム部分が華奢に出来ているため、多少の歪みがどうしても発生します。転輪を取り付ける時点でズレが見えてきますので、接着の際に調整して転輪が一列になるように定規をあてて固定したうえで乾燥させました。
 その途中に、車体右後ろの排気管のマスキングをしました。

 

 履帯パーツを組み付けて接着固定中の状況です。御覧のように起動輪と上部転輪3個に接着し、爪楊枝を挿し入れて履帯パーツを抑えました。この状態で乾燥固着を待ちました。

 

 履帯パーツを全て組み付けて繋ぎ終わりました。

 

 車体右後ろの排気管を42番のマガホニーで塗りました。背面の予備転輪もセットしました。

 

 前照灯は、内部を8番のシルバーで塗ったのち、クリアパーツをはめ込みました。このクリアパーツは一般的なレンズパーツとは異なり、ライトカバーのパーツの内側にもあわせた独特の卵形になっており、内部のレンズの反射効果もそのまま出ています。いかにもライトという感じで、リアルに見えます。こういうクリアパーツは初めて見た気がします。

 

 ミニアート製品には、御覧のように予備履帯のパーツも付いています。作中車にはありませんので不要でしたが、トーガ製品との差別化、区別のためにあえて付けました。ただし、接着せずに載せるだけなので、撤去も自由です。

 

 全体としてはトーガ製品との形状の差異はあまり感じられませんが、細部のモールド等の仕上がりが細かいので、模型としての精密感では勝っています。さすがはミニアート、と思わせます。

 

 トーガ製品は戦車砲を可動にするのが難しかったですが、このミニアート製品では砲自体のパーツもしっかりして可動も容易に確保出来ますので、仰角も自在につけられます。

 

 以上で、ミニアート製品も仕上がりました。

 

 

 隊長のカチューシャにお出ましいただいて、まずはトーガ製品のT-70を。作中車は「大人の事情」で校章マークを付けていないため、今回の製作でもデカールは貼りませんでした。その代り、紙と爪楊枝でこしらえた校旗を付してみました。

 

 私の指示に従わないと粛清よ!などとはカチューシャは言っていませんが、戦車砲はこちらに照準をあわせつつあります。この不気味さがプラウダ高校チームの持ち味の一つだったりして・・・。

 

 副隊長のノンナにもお出ましいただいて、ミニアート製品のT-70を。

 

 ノンナと言えばIS-2ですが、こちらのT-70に乗せても違和感がありません。むしろ似合っています。軽戦車でもノンナが搭乗すれば強そうに見えてくるから流石です。T-70のハッチは割と大きいので、ねんどろいどぷちでも充分におさまります。

 

 かくして、プラウダ高校選抜カチューシャ義勇軍のT-70軽戦車がコミック「リボンの武者」仕様にて完成しました。製作日数は、2輌あわせて2019年6月11日から7月2日までと、10月4日の23日でした。組み立てに22日、塗装および塗装後の組み立てに1日かかりました。

 今回は同じ車種の2輌を異なるメーカーのキットで連続で作るという、初めての試みでした。キットはポーランドのトーガ、ウクライナのミニアートの2製品を使用しました。いずれも組み立ては楽で、塗装もホワイト一色のみでした。
 同じ戦車ですから、パーツ割りや組み立て手順もほぼ同じでしたが、パーツの精度に差がありました。比べれば、ミニアートのほうが組み易く仕上がりも綺麗でした。ですが、並べてみると大して差がありませんので、トーガの品も古くて大らかなキットではあるものの、出来はそんなに悪くないのだと分かりました。
 ちなみに今回のキットは、トーガ製品がT-70後期型、ミニアート製品がT-70M初期型にあたるため、時系列的にはそんなに隔たらず、相違点は排気管の配列だけです。そして作中車にほぼ一致するのはミニアート製品のT-70M初期型です。

 「リボンの武者」のカチューシャ義勇軍には、T-70Mの他にT-60初期型も登場しています。これもミニアートから適応キットが出ていますので、いずれ作ってみたいです。

 


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プラウダ選抜 カチューシャ義勇軍 T-70(リボンの武者版) 作ります !!  その9

2019年10月13日 | ガルパン模型制作記

 6月中旬に組み立てを終えていたのを、夏場を越えて10月4日に塗装しました。作中車は雪中での試合に臨んでいましたから、当然冬季カラーのホワイトであるとみなし、ミスターカラーの69番グランプリホワイトを使用しました。上図はトーガの製品のほうです。
 履帯パーツは28番の黒鉄色で塗りました。

 

 続いて転輪のタイヤゴム部分をポスカの黒で塗りました。

 

 車輪類を車体に組み付けました。起動輪のみは接着せず、回るようしておきました。接着固定してしまうと、履帯パーツのセットが難しくなりますし、転輪へのはめ込みも大変な作業になります。

 

 車輪を全て取り付けて、ズレが出ないように定規を当てて調整しました。転輪の並びが一直線ににっていないと、履帯パーツがうまくはまらなくなります。

 

 履帯パーツを組み付けました。

 

 排気管は、42番のマガホニーで塗りました。このトーガ製品の排気管の形状は、作中車とは異なりますが、あえてこのままにして、後で仕上げるミニアート製品との識別ポイントとします。

 

 車体左側面の前照灯のガラス部分を、8番のシルバーで塗りました。

 

 背面に予備転輪を取り付けました。

 

 これで仕上がりです。

 

 背面右側通気グリルが大まかですが、東欧キットの大らかさを示す要素として、キットのままに仕上げています。

 

 ですが、全体としてはソ連の代表的軽戦車の勇姿をよく再現しています。もともと細部の作り込みが不要なシンプルな形状であるうえ、作中車が車外装備品を一切つけない状態てあるので、この程度でも充分な仕上がりになっています。

 

 コミックの描写は二次元ですが、プラモデルで作れば三次元の立体になります。思ったよりも立派な、軽戦車らしからぬ精悍なフォルムに驚かされます。中戦車クラスにも比肩しうる45ミリ戦車砲の威力とあわせ、ソ連の機甲部隊に少なからぬ比率を占めていた史実が思い起こされます。  (続く)

 


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ボンプル高校 TKS 完成です!!

2019年10月12日 | ガルパン模型制作記

 塗装作業に入りました。薄くサーフェイサーを吹き付けて表面の仕上がりをチェックした後、本塗装に進みました。履帯はミスターカラー28番の黒鋼色で塗りました。車体の色は劇中車に合わせました。

 

 御覧のように劇中シーンでは撃破されて擱座し、煤けて汚れているような感じがマダラ模様にも見えがちです。基本カラーが7TP軽戦車のグリーン系とは異なってブラウン系であることが分かります。ミラージュホビーの箱絵などを参照し、明るめのカラーを選びました。

 

 車体カラーの基調は132番の土草色として全体に吹き付けておき、続いて43番のウッドブラウンを混ぜて再度吹き付けました。最後に43番カラーをグラデーションっぽく吹き付けて、微妙な濃淡を加えました。

 

 上掲の画像ではあまり分かりませんが、微妙な濃淡があります。かといって迷彩ではありませんから、あまり目立つのも良くないと思い、この程度でおさめました。

 

 機銃とシャベルの金属部分を28番の黒鋼色で塗り、木製の柄部分を43番のウッドブラウンで塗りました。

 

 背面の排気管は劇中では見えませんので、実車の写真やミラージュホビーの箱絵などを参照し、42番のマガホニーで塗りました。

 

 モデルカステンのガルパンデカールセットから該当のものを2枚抽出して車体左右に貼りました。

 

 劇中シーンでは左右側面が見えていないので校章マークがあるかどうかは確かめられませんか、同チームの7TP軽戦車が左右に校章をつけていますので、それと同じであると判断しました。

 

 貼り位置は左右対称ではなく、それぞれの側面観の状況に応じて決めました。右側面の校章がやや前寄りに位置しています。

 

 豆戦車、という表現がピッタリ合います。従来、ガルパンにおいてはCV33が豆戦車の代名詞であったようですが、今回のTKSはそれよりも小さいのです。間違いなく、アニメおよびコミックを通じてガルパン最小の車輌です。

 

 以上で、ボンプル高校チームのTKS豆戦車が最終章第2話の仕様にて完成しました。製作期間は、2019年9月11日から10月3日までした。他のキットと並行して組み立てて、塗装を涼しい時期になるまで延ばしていたので、日数がかかっています。実際には組み立てに2日、塗装に1日しかかかっていません。

 TKSのキットはポーランドのミラージュホビー、RPM、IBG、トーガの4製品が知られており、今回はミラージュホビーの品を選択しました。
 ですが、劇中車に最も近い適応キットはRPMもしくはIBGの製品であるようです。そして劇中車は7.92ミリ機銃装備タイプですが、前述の4つのメーカーのいずれからも該当キットが出ています。なお、IBGの品にはインテリアキットもあり、足回りを一体成型したパーツにしたイージータイプも出ています。

 ガルパンに登場した中では最小の戦車でありますが、パーツ数は割合に少なくて組み立ては比較的楽です。やや大きいCV33のほうがやたらにパーツが細かくて数も多いことが理解出来ます。ブロンコモデルの病的なまでの細密化ぶりが、はからずも今回のTKSの製作によって改めて実感出来た気がします。

 


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ボンプル高校 TKS 作ります!! その3

2019年10月11日 | ガルパン模型制作記

 

 番号がありませんが、ステップ6です。車体の各所に諸部品を取り付けます。劇中車はワンカットのみの登場で前部しか見えないため、後部の各部品はガイドの指示通りに組み付けます。

 

 後のステップ7で取り付ける機銃のパーツもこの段階で組み付けることにして、劇中車と同じ7.92機銃のパーツA28、基部のA27も準備しました。

 

 組み付けが完了した状態です。

 

 背面の排気管の下にある予備転輪とホルダーは、ガイド図においては組み付け方がよく分かりませんでしたので、実車の写真を参考にして取り付けました。

 

 前面の機銃、および車外装備品の取り付け状況てす。この範囲だけが最終章第2話のアンツィオ高校チームとの対戦試合シーンに出ています。

 

 背面は、ガイド図に従って組み立てました。劇中では見えませんので、このままで良いと思います。

 

 ラストのステップ7です。これも番号が抜けていますが、印刷ミスでしょうか。
 ここでは足回りと機銃を組み付けますが、機銃はさきに取り付け済みです。

 

 ステップ3までに組み上げた左右の足回りの部品です。仮組みして、ステップ4で取り付けたA32が干渉することが判明しました。位置を変えても同じでしたが、実車の写真には該当部品が見当たらないので、思い切って撤去しました。撤去しないと、足回りの部品が組み付けられないからてす。

 

 組み付けました。起動輪は、履帯の装着まで仮組みのままにしました。

 

 以上で、塗装前の組み立てが完了しました。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く32 その13 「神社と絵馬です!!」

2019年10月10日 | 大洗巡礼記

 大洗磯前神社の海神出現地と伝わる神磯の鳥居を、今回も拝みました。天気はよくありませんでしたが、海は穏やかに凪いでいました。満潮に近いタイミングだったようで、波打ち際も近くまで迫っていました。

 

 沖合を高速で航行してゆく船を、なんとなく眺めたりしました。

 

 引き返して、神社へ向かいました。雨か降りそうな気配なので、参拝は早めに済ませておくことにしました。

 

 拝殿前に進んで、拝礼し柏手を打ち、挨拶とお祈りをしました。

 

 お馴染みのガルパン奉納絵馬は、びっくりするほどに膨れ上がった状態になっていました。大部分が古く退色していましたので、古くからの絵馬もずっとかけられているようです。

 

 当然ながら、私の絵馬も最奥に懸ったままと思われましたが、それを確かめるには、余りにも多すぎる、重すぎる絵馬群の重なりでした。身動きが取れない状態、といった感じです。動かすのも大変なので、確認するのは諦めました。

 

 ガルパン大絵馬も健在ですが、最終章の仕様に切り替えられてありました。

 

 最近に新築が成った社務所および諸施設の建物です。

 

 反対側の旧奉納所の横を過ぎる際に、上図のあんこうチーム声優さんたちの奉納絵馬が展示してあるのに気付きました。

 

 これは2014年のあんこう祭のときのものですね。

 

 そしてこちらが2016年のあんこう祭の時の奉納ですか・・・。この5人も、もう大洗には何度も来ているわけですね。ガルパンがまだアニメとしては現役ですから、今後も5人揃って何度かあんこう祭にやってくることでしょう。

 そういえば、今度2019年のあんこう祭には、私も初めて行く予定です。春の海楽フェスタにてお世話になったOさんと再び同道することになりそうです。楽しみです。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く8 その17  爪木埼灯台

2019年10月09日 | ゆるキャン△

 爪木崎の南端に建つ灯台です。崎を埼と変えて爪木埼灯台と書くのが正式名称です。高さ17メートル、戦前の昭和12年に初点灯して以来、現役で稼働しています。

 以前に帝国海軍第一機動艦隊の遺族会にて聞いた話ですが、戦後に復員輸送艦となった航空母艦「葛城」が計五度にわたる南洋からの復路にて、下田沖に沿って浦賀久里浜へと針路をとる際の目印が、この爪木埼灯台の光であったそうです。「葛城」にて復員した、あわせて51390名の邦人が最初に見た祖国の灯りであり、大勢の人々が灯台の光を見て喜び、泣き、万歳三唱を行なったと聞きます。

 そんな歴史をも秘めて、いま青空と大海原のはざまに聳える古い灯台の姿は、なにか美しく感じられました。

 

 観光駐車場から灯台まで、往復で1キロ余りの距離がありますので、ちょっとしたハイキングでした。

 

 各務原なでしこ達も、ここにやって来たのでした。

 

 その記念写真を、大垣千明が無理な体勢で踏ん張りつつ撮っていた場所がここです。原作コミック第8巻109ページ1コマ目の位置ですが、路上の赤い塗膜の剥がれ模様までそのまま描写されています。

 

 灯台基部からの眺めです。俵磯の南端にあたります。向こうに見える島は田浦島です。

 

 こちらは南東方向で、東に爪木島が見えます。

 

 灯台基部の展望縁です。ここで大垣千明、犬山あおい、斉藤恵那が海を眺めていました。原作コミック第8巻109ページ2コマ目のアングルですが、右の案内看板は省略されています。

 

 「海を見てると心が洗われ・・・」ビュオオオオオ・・・・。
 原作コミック第8巻109ページ3コマ目のアングルです。

 

 「危うく洗い流されるとこやった・・・・」と三人がちぢこまって震えていた場所。原作コミック第8巻109ページ4コマ目の位置です。

 

 作中では冬ですので、潮風も強く冷たいそうです。今回は夏なので、潮風はあまり強くなく、時々風がおさまったりします。そうなると、ムッと暑さに包まれるのでした。

 

 さて、あまり長居も出来ませんので、戻ることにしました。既に一時間余りが過ぎていました。

 

 ススキが潮風にたなびいていました。暦の上では秋に入っているのですが、今年の夏はどうも暑さが長引きそうな気配です。(実際に9月末まで真夏日が続きました。)  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く8 その16  爪木崎海岸

2019年10月08日 | ゆるキャン△

 爪木崎の広い砂浜は、海水浴場のように見えましたが、無人でした。海水浴場とは別なのかもしれないと思ってタブレットで検索しましたが、不思議なことに確かな情報記事が見当たりませんでした。昨日通ってきた白浜や外浦の海水浴場は大賑わいでしたから、ここ爪木崎の海岸は海水浴場ではないのかもしれません。

 

 折角なので記念の自撮り。早くも暑さに参りつつありました。真夏日に南国気候の伊豆下田に行けば、こうなるのは当たり前です。
 暑さに弱いので、本来ならばこういう時期に聖地巡礼の旅はやりませんが、今回だけはどうしてもこのタイミングでなければならない事情があり、他の時期にゆるキャン△伊豆巡礼をやってもあんまり意味がないと想定されたためでした。その事情については後述します。

 

 爪木崎灯台への散策路をたどって長い階段を登り、ふと振り返りました。既視感がありました。

 

 原作コミック第8巻107ページ3コマ目の景色でした。原画は魚眼レンズで見るような広角の丸い景色ですが、普通のデジカメで撮れば、上図のようになります。階段の脇の縁帯を犬山あかりが平均台みたいにたどっていました。

 

 階段を登りきると、岬の平たい尾根上に出ます。展望所の東屋が西側にあります。

 

 散策路は灯台へと続いています。あの爪木埼灯台の西側に連なる海岸線が、ジオスポットのエリアになっていますので、そちらの方向へ行ってみました。

 

 西側の海岸が見下ろせるところまで来ました。広がる奇勝の景観に、おおお・・・、と声を上げました。

 

 見事な柱状節理です。これほどのものは初めて見た気がします。各務原なでしこ達が「シル」と呼び、そのまましりとりゲームに興じていました。犬山あかりが「エンピツぎゅってしとるみたいやなー」と表現していました。

 

 柱状節理の岩体が多く露出する、俵磯と呼ばれる区域の展望所です。原作コミック第8巻109ページ5コマ目の景色です。犬山あかり曰く、「カクカクしとる変な岩やー」と。

 

 各務原なでしこ曰く、「自然のふしぎだねぃ」と。彼女は浜松弁が抜けないのか、語尾を低く伸ばす傾向があります。
 私の母方の親戚のうちの2家が浜松市に居て、従妹たちが同じように「だねぃ」「だよぅ」と発音します。アニメで各務原なでしこを演じる花守ゆみりさんは、まだ浜松弁の独特の韻がうまく出せていませんね・・・。

 

 まったく見事な岩体群です。昔に越前の東尋坊を訪れて以来の感動的奇観でした。こういう景色をまったりと楽しまないと来た甲斐がありませんから、爪木崎の巡礼には出来るだけ時間をとっておくべきです。

 

  素晴らしい景色です。ゆるキャン△聖地巡礼でなくても充分に楽しめます。

 

 さて、一時間をとうに超え、気温は31度に達していました。灯台に向かうことにしました。  (続く)

 


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ボンプル高校 TKS 作ります!! その2

2019年10月07日 | ガルパン模型制作記

 ステップ3はaの工程を選択して進めます。細かいので組み付けが大変そうにみえますが、B6の接着位置を間違えなければ楽に組み上がります。上図では分かりにくいかもしれませんが、仮組みを行なってどこでつけるかを確かめれば良いです。

 

 組み上がりました。今回のキットのヤマ場はこの足回り部分てすので、これが完成すれば、あとは楽になります。

 

 ステップ4では、車体を組み立てます。箱組みですが、パーツの反りや歪みがなければしっかりと組み合わさります。丁寧に一つ一つチェックしながら進めます。上図では左右のフェンダ―A5およびA6も付けることになっていますが、これは後回しにして次のステップ5で組み付けるほうがやり易いです。
 また、A32はこの時点では取り付けましたが、後で足回り部分を組み付ける際に干渉してしまうことが判明したので、後で外しています。

 

 今回のキットのパーツは、小さいこともあってか、反りや歪みがありませんでした。

 

 車体を組み上げ、左右のフェンダーは保留にしました。

 

 ステップ5では、車体上部を組み付けます。ガイドの指示通りです。

 

  こんな感じです。下部車体より大きいので左右がはみ出します。てすが、このはみ出し部分の下に左右フェンダーを組み付けるので、フェンダーの取り付け位置が分かりやすくなります。

 

 側面板をくみつけました。

 

 ステッフ5の工程が完了しました。

 

 続いて、保留にしていた左右フェンダ―A5およびA6を組み付けました。これで車体の組み付けは完了です。最小クラスの豆戦車ですので、車体の組み立てに10分もかかりませんでした。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く32 その12 「二日目の朝です!!」

2019年10月06日 | 大洗巡礼記

 

 水戸駅に着き、まず宿の水戸プリンスホテルに行って荷物を降ろし、すぐに出ました。N氏も私と似たようなスタンスで準備の早い方なので、待ち合わせの時間は1分以下でした。
 この水戸プリンスホテルは、水戸駅の南側徒歩5分程の所にあり、これまで北側のビジネスホテルを利用していた私には初めての宿でした。N氏は常連だそうで、今回紹介していただきましたが、なかなかいい施設で料金もリーズナブルです。
 水戸プリンスホテルの公式サイトはこちら

 

 お互い素泊まりでしたので、夕食は私がよく利用している水戸駅ビルエクセルみなみ6階の「パパゲーノ」に行きました。食べ放題酒飲み放題のコースもあるので、初めてきたN氏は大喜びでした。

 

 初めはラーメンの話になり、ついでガルパン談義に移りましたが、とにかく食べて食べて盛り上がりました。この日は空腹だったこともあって、けっこうお代わりしましたが、N氏も劣らずの健啖ぶりでした。

 

 酒はワインを中心に10数種類が飲み放題でしたが、私はあまりお酒に詳しくないので、酒豪のN氏に色々教えてもらいながら、全ての銘柄を少しずつ飲みました。N氏は当然ながら私よりもガンガン飲んでいたようです。

 

 翌朝は曇でした。二日目は大洗の散歩と模型巡りにする予定でしたが、N氏は霞ヶ浦でポタリングをするとかで、その後に大洗入りするということでした。
 それで、朝食を共にしたのち、別れました。

 

 すぐに出発したN氏に続いて、私も間を置かずに出立しました。水戸駅にて9時10分発の大洗行き列車に乗り込みました。

 

 大洗駅に着きました。

 

 

 駅舎横の再整備工事も完成間近でした。お手洗い施設は以前の倍ぐらいの規模になるようです。昨今のガルパンブームにおける巡礼者の増加にも対応出来るでしょう。

 

 巡回バス海遊号で、まずは大洗磯前神社付近まで行きました。鳥居をくぐって、宮下地区に進みました。

 

 民宿「はまや」の店先にニーナを見つけました。こちらに移ったのだな、と悟りました。大洗のキャラクターパネル設置場所も、各店舗の流転にともなってあちこち入れ替わっています。ですが、以前ほどにキャラクターパネル自体が注目されなくなっているようで、なかにはパネルを仕舞ったまま外に全く出していない所もあったりしました。

 

 ニーナが最初に置かれていた旅館魚来庵は、運営者が大洗ホテルに変わってその別館的な施設として再出発したようです。ですが、詳細情報がまだ知られないうえに、宿泊料金が大洗ホテル並みであるらしいとの噂も聞きました。今後こちらに泊まる機会があるのかどうかは、自分でもよく分かりません。
 魚来庵の公式サイトはこちら。   (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く8 その15  下田の宿と爪木崎

2019年10月05日 | ゆるキャン△

 犬走島見物がこの日のラストでしたので、その後は宿に行きました。さきに万宝商店へ行った際の途中にあるので、既に位置だけは把握していましたが、海水浴場の近くなので賑わっていて、車の往来も激しく、宿の駐車場に車を入れるのにも一苦労でした。

 宿の名前は「下田荘」といい、国道135号線から外浦海水浴場へ出る連絡路の途中に所在します。さきに金目鯛バーガーを食べて満腹になっていたので、コンビニで軽く食べられるおやつ類だけを調達したうえで、17時頃にチェックインしました。

 

 部屋は御覧の通り、10畳の広い和室で、ゆったりとくつろげます。窓際の4畳分のスペースでものんびりと過ごせます。素泊まり4990円でしたが、風呂は天然の温泉ですので、充分にリーズナブルでした。
 「下田荘」の公式サイトはこちら

 

 17時と早い時間帯に入ったこともあり、その後は温泉に二度つかってまったりと過ごしました。夜は持参したガルパン戦車プラモデルを作って楽しみました。

 一人旅での宿の夜は、基本的にすることがなくて暇を持て余すため、一年ぐらい前からプラモデルを持参して組み立てるスタイルになりましたが、いざやってみると数時間があっという間に経ち、組み立て作業の進捗も早く、一段落ついたら一気に睡魔に襲われます。この日も、組み立て作業がだいたい終わった時点でストンと寝てしまいました。

 

 翌朝は6時過ぎに起きました。外浦海水浴場まで散歩して、20分程度で戻りました。素泊まりなので、朝食は外で食べる予定でした。

 

 7時前に出て、駐車場に向かいました。昨日は大混雑でしたが、日帰り客が多かったようで、宿泊滞在者の車は私のを含めて4台だけでした。

 

 昨日行ったまどが浜海浜公園まで行きました。この日も有り難いことに快晴でしたが、暑さに悩まされることにもなります。

 

 まどが浜海浜公園の向かいに、上図のすき家があります。このお店で390円の朝定食をいただきました。宿を素泊まりにしたのは、付近にこういうお店があるからでした。

 

  この日の最初の巡礼聖地は、爪木崎でした。まどが浜海浜公園の東側の分岐で県道116号線に右折し、あとは道なりに進んで須崎御用邸の広大な敷地の脇をすり抜ければ、爪木崎へ着きます。

 上図の景色に既視感があったので、路肩にいったん停車しました。鳥羽美波先生が当初のキャンプ地として予定していたが、キャンプ禁止となったために計画が破綻して混乱してしまったのが、ここ爪木崎であるのです。そしてこの景色は、原作コミック第8巻103ページ1コマ目の景色でした。中央の独特の姿の木、本当にあるので感動しました。

 

 爪木崎海岸の観光駐車場です。500円でした。ここから先は車の進入は制限されていますので、徒歩に移りました。

 

 観光散策路の入口です。ここからの聖地スポット巡りは結構な距離となり、結果的に一時間以上を要しましたので、朝一番に行っておいて正解でした。

 

 入口付近の案内板です。ここから聖地のひとつ爪木埼灯台までは往復で1キロ余りあります。8時を回ったばかりなのに気温は既に30度近くに達していました。飲み物も多めに用意して歩き出しました。

 

 原作コミック第8巻107ページ1コマ目の描写とほぼ同じ景色です。この日は砂浜で何かの映画かドラマの撮影をやっていました。上図右奥の海岸線に車とセットが設けられ、その周囲は立ち入り遠慮を、となっていました。

 

 ですが、観光散策路とは別の場所なので、聖地巡礼にも支障はありませんでした。

 

 爪木崎の水仙群生地です。花期は冬の12月から1月だそうです。この景色の中を、各務原なでしこ達が歩いて灯台へ向かっています。原作コミック第8巻107ページ2コマ目の景色です。

 

 一帯はジオスポットの一つなので、海岸のどこへ行っても奇観、絶景の数々が楽しめます。私も、ここでは普通の観光客になって普通に景観を眺めていました。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く8 その14  犬走島へ

2019年10月04日 | ゆるキャン△

 カフェ「ラーマル」で金目鯛バーガーをいただいた後、まどが浜海浜公園の駐車場へ戻りました。かなり距離がありましたので、途中の景色を楽しみながら散策しました。

 上図は下田港の港湾施設で、クレーンや係留桟橋などがあります。港そのものは中世から存在したようですが詳しいことは分かっていません。江戸期には各地から江戸に向かう船舶の寄港地として栄え、諸藩の千石船が頻繁に出入りしたとされています。幕府も海路上の重要拠点として整備に関わっており、その延長上にて日米和親条約にもとづく最初の開港地に指定されています。

 

 まどが浜海浜公園に戻りました。御覧のように結構広いエリアです。かつては下田湾内の奥まった範囲として船舶の避難係留などに使用されていたそうで、太平洋戦争中にも旧帝国海軍の輸送艦が何度か入っていたそうです。

 

 桟橋に停泊中の海上保安庁の巡視船です。下田には第三管区海上保安本部の下田海上保安部が置かれ、3隻の巡視船が所属しています。

 上図では見えませんが、少し移動して別アングルから単眼鏡で見て、船首の番号がPM30と読めました。PMとは中型巡視船の意です。30なので、とから型巡視船の10番船である「かの」と分かりました。排水量335トン、警備機能強化型の中型高速巡視船です。武装は遠隔操作も可能なJM61-RFS 20mm多銃身機銃で、原型は米軍のM61バルカン砲にあたります。これは平成11年の九州南西海域工作船事件の際に威力を発揮、北朝鮮工作船の制圧に貢献しています。

 

 まどが浜海浜公園に戻りました。下田湾の景色は変化に富んでいて見飽きませんでした。

 

 公園内にあるクロンシュタット広場の石碑です。江戸末期にロシアの使節プチャーチンと幕府全権筒井政憲らによって締結された日露和親条約の150周年を記念してここで開かれた式典の記念碑です。

 

 さきに見かけた大きな錨は、台石の銘板によると横須賀の米海軍より寄贈されたものだそうです。当時、横須賀基地内にあった最大の錨であったそうですが、これを装備した船の名前などは書かれていませんでした。もとからモニュメントであったのかもしれません。

 

 志摩リンも歩いた公園内の散策路です。

 

 坂本竜馬の石像です。江戸期の文久三年一月、幕府軍艦奉行の勝海舟一行は、季節はずれの時化により下田港に避難し、角谷に投宿したのですが、一行のなかに阪本竜馬も加わっていたのでした。
 同じ時期に、土佐藩主の山内容堂が上洛の途中で下田に立ち寄っており、両者の会見が行われました。勝海舟のとりなしにより、ここで竜馬は藩主直々に脱藩の罪を赦されることになりました。

 その史実を記念してこの石像が建てられたわけですが、最近の研究成果による竜馬史観の再検討の流れを概観しますと、竜馬の行動はともかく、業績自体にも疑問符がつけられるようです。堂々と石像を建てて良かったのか、という意識にも繋がりかねない雲行きになっていますが、果たしてどうでしょうか。

 

 志摩リンも足を浸けて温まった、公園内の足湯です。原作コミック第8巻84ページ3コマ目のアングルで撮ってみました。

 

 右手に見える景色は、原作コミック第8巻86ページ2コマ目そのままでした。志摩リンが「あの島、陸と繋がってる・・・よな」「もしかして行けるのか?」と思案をめぐらせています。
 上図の左が、志摩リンが行こうと思いついた犬走島です。私も早速行ってみました。

 

 犬走島への堤防に着きました。付近の駐車場は釣り人のそれで満車だったので、近くの路肩に停めました。上図は原作コミック第8巻87ページ2コマ目そのままてす。

 

 志摩リン曰く、「OH・・・」でした。原作コミック第8巻87ページ1コマ目の描写では、看板の語句やイラストが若干変更されています。

 

 ですが、実際にはけっこうな数の釣り人の姿が見えました。立ち入り禁止を無視するぐらいですから、けっこう釣れる魅力的なスポットであるのでしょうか。

 

 駐車場の奥に、上図の展望所がありました。ここで志摩リンがミルクティーを飲みつつ犬走島を見ていたのです。原作コミック第8巻88ページ3コマ目そのままのアングルです。

 

 下田港は、天然の良港であるので、港湾機能は重点的に整備されてきた歴史があり、湾口は堤防でせばめられて津波にも備える構えになっています。犬走島は下田湾の中央にあるため、ここに堤防を繋ぐことによって高波等の影響が湾内に及ぶのを半減出来るわけです。
 ただ、東日本大震災クラスの津波には無力であるため、近い将来に堤防強化および延伸の工事がはかられるそうです。そうなると、この景色そのものも大きく変わってしまいますね・・・。

 

 犬走島の南側は、和歌ノ浦や赤根島の海岸線を経て太平洋に続きます。その西側の鍋田浦には、戦時中に陸軍の潜水輸送教育隊、海軍の第十六突撃隊の基地が置かれ、上図の海上でそれぞれの訓練が行われたそうです。
 陸軍のほうは「マル輸」と呼ばれた特殊潜航艇を配備して特殊任務にあたり、海軍は特殊潜航艇「海龍」や特攻兵器「震洋」を配置して特攻作戦に備えていたそうですが、終戦直前の米軍の空襲によりいずれもかなりの損害を出したそうです。  (続く)

 


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ボンプル高校 TKS 作ります!! その1

2019年10月03日 | ガルパン模型制作記

 ガルパン最終章第2話に登場したボンプル高校チームの戦車は、あわせて4種類にのぼりますが、そのうちの1種であるTKSは、豆戦車と呼ばれるように、ガルパン戦車としては最小クラスとなります。これまで豆戦車の代名詞であったアンツィオ高校チームのCV33よりも小さい車輌です。

 上掲の試合シーンの右端に、擱座して白旗を揚げているTKSが見えます。その元モデルのポーランド軍TKSはバリエーションが幾つかあるため、劇中車のタイプが最初は分かりませんでした。TKSといえば、従来は対戦車能力を向上させた20ミリ機銃装備型がよく知られていますが、劇中車は7.92ミリ機関銃を装備した型のようでした。

 

 それで、以前に国際通販でお世話になったポーランドのミラージュホビーの担当者にメールで問い合わせたところ、劇中車はおそらくTKS-Bのオチキス7.92ミリwz.25機関銃装備型、適応キットは上図の商品番号35413であろうと教えていただきました。これは20ミリ機銃装備型にも作れるそうです。

 該当キットは既に中古ショップにて確保済みでしたので、すぐに制作に取り掛かることにしました。ボンプル高校チームの7TP軽戦車を単砲塔、双砲塔の両タイプにて製作したので、ついでにTKSも作ってしまおう、と思っていたからです。

 

 中身は御覧の通りです。最小クラスの豆戦車なのでパーツ数も少ないだろうと思っていましたが、そんなことはなく、それなりの数がありました。履帯もベルト式パーツなので助かります。

 ただ、今回のキットでは、2種類のタイプの足回りのいずれかを選択して作りますので、履帯の長さも二通りになります。選んだ足回りに合わせてベルト式履帯をカットして調整する必要があります。

 

 組み立てガイドの表紙の解説です。ポーランド語のようで、読めません。

 

 ステップ1で上部転輪を組み立てます。ステップ2では主転輪およびボギーを組み立てますが、型によって組み立て方が異なります。劇中車はTKS-Bであるようなので、ここでは2aの図に従います。こちらがパーツのカット作業を伴うので、ちょっと手間がかかります。

 

 ステップ1で上部転輪を組み立てます。B3とB9を貼り合わせるだけです。

 

 完了しました。

 

 ステップ2に移りました。組み立てガイド図にしたがって、パーツB1およびB2を指示寸法にカットします。
 上図は、B2を計測して43ミリの長さにカットしたところです。ガイドでは42ミリの長さでカットすることになっていますが、事前の仮組み計算結果をふまえて1ミリ長くとることにしました。

 

 カット前に、履帯パーツの長さを計算して転輪との組み合わせをシュミレーションしたところ、約0.6ミリの誤差があるようでした。念のため、計算値を捉えなおして逆算出も試みましたが、0.5ミリから0.7ミリほどの誤差が生じました。つまり、そのまま組み上げると、履帯パーツのはめ合わせが緩くなる見込みでした。
 それで、42ミリではなく43ミリの長さでカットして調整することにしたものです。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く32 その11 「ひとまず撤収です!!」

2019年10月02日 | 大洗巡礼記

 山戸呉服店です。今回の八朔祭に際してガルパン法被を考案し販売していましたが、主にガルパン戦車山車の巡行列参加者向けであるということなので、一般見学者の一人にすぎない私は買いませんでした。価格も8000円ぐらいと高かったです。

 

 店先のウインドー内は完全にガルパンコーナーと化していますが、スペースを使い切っているためか、新規の寄贈展示品はあまり無かったように思います。有ったとしても、このカオス状態のなかでは大勢のなかの一つになるので目立たないでしょう。

 

 今回はガルパン戦車プラモデルの作品をチェックしてみましたが、従来の展示品が大半を占め、またアンツィオ高校チームの所属車輌は網羅されていて、目新しさはありませんでした。
 上図のように保護用ケースに入れられている作品も多いですが、ウインドーのガラス、保護ケースのアクリル板の双方に光の乱反射が重なるため、中の作品がほとんど見えません。

 夏に大洗へ行ったというサークル交流仲間のモケジョさんたちもその点を指摘していて、中の作品がさっぱり見えないので参考にすべく見学しようと思っても出来ない、寄贈展示の意味が無いんじゃないか、と話していました。
 ものを展示する、というのは本当に難しいことですね・・・。

 

 外では、祭礼参加の踊りの行列が進んでいました。

 

 続いて、お酒が大好きなN氏の定番スポットである、月の井酒造に立ち寄りましたが、買いたいものが無いということで、引き返しました。

 

 最終章第2話の「わしぶんぐ」の元ネタとなった坂本文具店のロゴです。

 

 石福青果店のガルパンコーナーにも、ガルパン戦車プラモデルがありましたが、以前からある寄贈展示品のみでした。要するに劇場版公開以降に加わった新規ファン層は、あまりプラモデルを作らないし、大洗の各店舗への寄贈展示にも踏み込まないのでしょう。

 

 この日は、N氏に紹介いただいた水戸のビジネスホテルに、共に泊まる予定でしたので、夕食スポットを私が紹介してそこへ行くことになっていました。なので、大洗駅から水戸へ電車移動することになりました。

 

 駅前の八朔祭の告知看板です。

 

 大洗駅舎です。何度も撮っているから、もう必要ないのに何故か撮ってしまいます。

 

 駅内案内所のガルパン戦車プラモデルも、以前からの作品ばかりでした。数も少なくなっているので、展示アピール力は後退したままです。ある意味スペースが勿体無いので、新規の寄贈展示品を募集するなどして数を増やしたら良いのではないか、と思います。

 

 保護ケース入りの展示品は、位置と環境を考えるべきですね。背景が暗い上段の作品はほとんど見えませんが、白い陳列棚に置いてある作品は背景が白いので浮き上がってよく見えます。展示ベースを白にするのは、博物館学でいう展示の基本ですね。

 

 では、あんこうチームの皆さん、水戸へ行きます。

 

 ヘッドマークの皆さん、明日もまた来ます。N氏は明日は秘密の任務につくとかで大洗には参らず、別行動になるそうです。
 秘密の任務って、もしかして、オペレーション「梟」(ストリクス)?  (アホかお前は)  (続く)

 

 


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