私の行先はコチラ!!
引き続き実証!!みんなでやってみた週末Timelineレポート。
神戸空港からポートライナーというゆりかもめみたいなモノレールにて、神戸のターミナル駅三宮へ。
そこからJRで目指すのは、今回私の担当する世界文化遺産『姫路城』のある姫路です
今回の旅、往復のフライトは決まっていましたがそれ以外はFREE!
宿泊場所から旅の計画も自分次第です。
ホテルを決めたり、行く予定もないのになんとなく書きとめた『いつかは行きたいお店メモ』をチェックしたり、お友達にオススメを聞いてみたりetc…そんな予定を組み立ててるところから、旅が始まってる感じが結構好きです
姫路駅に着いた時には、すでにどしゃぶり!!傘だけでは、無理と判断してレインコート購入。
コインロッカーに荷物を預けて、レインコートにレインブーツで出発!!
姫路駅からまっすぐ伸びる大手前通りの先にどーんと姫路城が見える"はず"なのですが、こちらもどしゃぶりでお姿確認できず。でも駅から世界遺産までのアプローチとしてはこんなお出迎えは感動しますねー!!テンションあがるはず♪
姫路城までの道のりは駅から約1km(徒歩約15分)。バスなどもありますが、道幅も広くて(天気が良ければ)歩きやすくアチコチにブロンズ像があったりしてゆったりお散歩がてら行くのがオススメです。じわじわ姫路城が近づいてくるのも嬉しいはず雨に耐えながら、ちょこちょこ路地に入ってみたり銅像の写真を撮っていたら1時間くらい掛かってしまいました
ようやく到着!!世界文化遺産"姫路城"!!(うっすら後ろに写っているのがカバーの掛かった大天守)
姫路城は昭和の大修理から約半世紀が過ぎて、姫路城大天守の傷みや汚れが目立ってきたことから漆喰壁の塗り直し、屋根の瓦の葺き直し等を約5年掛けての大工事中。メインの大天守は工事用カバーに覆われていますが、今回はその屋根や漆喰壁の修理の様子をそのまま見学施設として大公開!!日本の世界遺産などの文化財でこんな風に工事中を見せる演出ってなかなか珍しい?それに工事後の美しい姫路城は、これからいつでも見れるけど工事風景は"今だけ"!!(ちょっと違うけど、スカイツリーも工事中の方が話題になってましたよね?)
いよいよお城の中へ。なんだかものすごい扉に圧倒されました。
早速姫路城大天守修理見学施設"天空の白鷺"へ。
こちらは、お城の入場とは別の入場券が必要でなんとwebから予約可能!
(天空の白鷺サイト)混んでいる時は、数時間待ちと聞いていたので、飛行機の時間も決まる前にとりあえず予約(2日前までサイトから変更可)。週末は、団体予約も多いので旅行が決まったらとりあえず押さえておくのが
早速入場して8階の『屋根修理の見学』フロアまでエレベーターで一気に上がります。
エレベーター内からも工事の様子が見えるようになっていてカバーは掛かっているけど、まだ工事中なのがリアルに感じられていなかったのですがだんだん盛り上がって来ました!!
最上階の大屋根の工事風景が間近で見られる見学窓。
実際、上の方に作業の方がいて瓦の張り替えをしてるのが見れました!!
手作業でこの大きな大天守の瓦を1枚1枚保存修理されている様子を見て、なんだか感動。
この大切な日本の文化財をこれからも守っていかないといけないですね
修理工事を施工している鹿島建設 姫路城大天守保存修理工事サイトでは、より詳細な修理の様子が見られます。(『天空の白鷺』の展示より詳しいです(笑))行く前に見ていけば、もっと細かいところまで見てきたのに…、というワケでこれから行かれる方は是非サイトを覗いてからしてから行かれてくださいね
大天守からの眺め。天空の白鷺では、施設の専属ガイドの方がいろいろ説明してくれました。
姫路城といえば、白漆喰で塗られた城壁の美しさから『白鷺城』とも呼ばれて、内壁・外壁用の『壁漆喰』と屋根瓦の継目に塗る『屋根目地漆喰』が使われているそう。この『屋根目地漆喰』が使用されているお城は少なく(姫路城のほかは熊本城・松山城・明石城)、特に姫路城は殆どの建物で、内・外壁だけでなく屋根にまで漆喰塗りをしていて、総使用量は膨大!!のとても珍しいお城だそうです。
ここでは、写真左手の櫓から右に行くにしたがって黒くなっているのに注目。
左の真っ白な櫓は、最近『屋根目地漆喰』の塗り替えがあったのでこんなに真っ白!!なのだそう。大天守の工事が終わる頃には、また黒くなってしまうので、この白い屋根を見れるのも今だけの楽しみですよ!とオススメされていました。(ガイドの方曰く漆喰が黒くなってしまうのは、酸性雨の影響だとか…)
『屋根目地漆喰』の見本や漆喰壁の工程再現なども見られます。
この大きなお城の壁や屋根にこんなにたくさんの工程を全部人の手でやるなんて…いやーホントにすごい!!
1階のウェイティングゾーンでは、工事の模型や『昭和の大修理(この時は大規模な解体修理で8年も掛かったのだとか!!解体修理って想像もつきません…)』の様子なども展示されていて、なかなか楽しめました♪
つづく…
(Special Thanks, ANA)