GLOBE-TROTTER

東京で世界を感じる(衣・食・住?)BLOG

2010年台灣の旅@台北 1日目 鼎王麻辣鍋 その3

2010-09-25 01:28:35 | TRAVEL-2010 TAIWAN

台湾旅行を決めた時に、webでなにげなく見たこのお鍋に一目惚れ(笑)。
その後、買ったガイド(aruco)にお店が乗っていて『絶対ここ行くー!』と決めたのでした。

鼎王麻辣鍋(ディンワンマーラーグオ) 台北店。

こちらは台中が本店の火鍋のお店。台北には、まだこの一店しかなく冬の鍋シーズンの予約は数ヶ月待ち、帰りに次回の予約を入れて行く…等々大人気のお店らしい。さすがに猛烈に熱い台湾の真夏なら予約なくても大丈夫かな~なんて、日本から予約せずに渡台したのですが…甘かったです

先に書いた通り、ホテルに着いてからお店にTEL。20時頃TELしたら『22:30~なら入れます』とのこと、というわけで師大夜市でぶーらぶら(2010年台灣の旅@台北 1日目師大夜市 その2)していたわけですが、楽しすぎて時間ぎりぎりに

MRT國父紀念館駅から徒歩15分とあるけど、地図で見るとかなり離れていそう…なので駅からタクシー。台湾は、タクシーがお手軽で有難い!1本道を走ること5分くらい(70元)、夜もまだまだ暑いので正解でした22:40着(タクシーでは住所を言ったのですが、着いてみたらやはりかーなり有名だったみたいでお店の名前でも行けたかも??運転手さんは到着した時『しゃぶしゃぶ~』と言ってました)。予約時間10分過ぎたら予約取り消し、と言われていたので本当にぎりぎりと、いっても笑顔で迎えてくれました。


火鍋には麻辣鍋、東北酸菜鍋、鴛鴦鍋(おしどり)の3タイプ。麻辣鍋は、数十種類の漢方ベース。辛さのランクが小辣、中辣、大辣、特辣(たぶん"小辣")東北酸菜鍋は酸白菜メインの酸っぱい鍋、酸っぱさのランクで小酸、中酸、大酸(たぶん"小酸")が、選べるらしいのですが特に聞かれた記憶がないのでたぶんばかりでスイマセン。でも麻辣、結構辛かったー!

2つの味が楽しめる鴛鴦鍋をオーダー(人数×98元+150元)。麻辣鍋は鴨血や豆腐など、東北酸菜鍋は酸白菜、トマト、ばら肉、河粉(ライスヌードル)がデフォルトで入っています。


具材は、特級雪花牛肉/特級霜降りビーフ(290元)、綜合手工包/手作り餃子セット(180元)、招牌川丸子/豚肉と干し貝柱の団子(180元)など。追加のお肉や野菜も豊富でいろいろ頼みたくなるところですが、麻辣鍋は鴨血・豆腐、東北酸菜鍋は酸白菜とスープがお代わり自由でスープが少なくなってくるとどんどん入れてくれるのですが、デフォルトの具だけでも2人だとかーなりお腹いっぱいですでも、隣のテーブルの女性二人組はすらっとしているのに私たちの倍以上オーダーしてしっかり完食してました。スゴイ!!(1テーブル最低650元オーダーしなくてはならないので、やっぱり3人以上が良さそうです。)

東北酸菜鍋に興味津々だったのですが…一言で言い表すならばザワークラフト?!鍋。酸白菜、かーなり酸っぱいです。ですが、実は酸っぱいのが苦手(苦笑)なので特に強烈だったのかも。台湾には東北酸菜鍋のお店も多く、鼎王の東北酸菜鍋はマイルドな方らしいので初東北酸菜鍋の方にオススメです。酸っぱいの好きさんは中酸etc…チャレンジしてみてください?!麻辣鍋は、辛さの中にもコクがあってお豆腐が特に美味しい。鴨血は、夜市の滷味でもよく見かけたけれどちょっぴり苦手でした。


タレコーナー。自分で好きなタレを調合出来るとのことでしたが、この時は各1種類づつ。麻辣鍋には、醤油ベース(+酸っぱい)。東北酸菜鍋は、さらになにやらクリーミーな胡麻だれ風だけど酸っぱいタレ。ご飯もセルフサービスですが、お鍋だけでお腹いっぱいになるので要注意

私は、そのまま食べるのが好みでした(なにしろさらに酸っぱくなるので)


温かいお茶(ローズティー)が初めに出てきましたが、冷たいものが飲みたくなります。

酸梅汁(120元)という梅ジュースが辛さを抑えてくれるらしいのでオーダー。

台湾到着、数時間でしたが先に夜市に行っていたのでメニューでジュース一杯120元!?(700mlのジュースが50元だったので)っと、早速台湾物価モードになってお高いジュースだわ…とビクビクしていたら、なんとピッチャーでした(笑)。こちらも独特の酸味と甘みが絶妙な漢方風味、意外と癖になる味ですが2人では飲みきれませーん


店内はモダンなインテリア。このまま東京にあっても不思議ではありません。
それよりもサービスが東京以上?!とにかく丁寧で、噂通り"90度のおじぎ"は気持ちいい。
日本語は通じませんが、日本語メニューがあるのでオーダーなど問題ないと思います。

少しお高いお店なのでお客さんもなんとなく違う気が…。私たちが帰る頃(2時間制:0時過ぎ)でもどんどんお客さんが入ってくるのにビックリ。中には、子供連れの家族も!台湾みたいな暑い国は、子供も夜型ですが夜中からこの鍋?!ちなみにお鍋は、外帯(お持ち帰り)出来るので地元の方々はビニール袋にたっぷり入ったスープを持って帰る方が多かったです。


台湾の大人気店を体験で来て楽しかったです(お会計 1230元)

2010年台灣の旅@台北 1日目師大夜市 その2

2010-09-05 04:59:14 | TRAVEL-2010 TAIWAN

桃園空港から市中心部までバスで約1時間。途中、かなり激しい雨が降ったりしてこの日出掛けるのは近所にしようかな…と心配しながらもホテルに着いた頃にはすっかり止んでいました

今回の旅の間でも、地下鉄に乗ってる間に大雨降った?!と思うくらいに空は晴れてるけど、地面には水たまりがいっぱいなこともしばしば。この時期は、こんな気候なのかもしれませんね。急いでいなければ、雨が降ったらとりあえず雨宿りが良さそうです

20時頃ホテルに着いて、早速気になっていた麻辣鍋のお店に電話してみるも2時間後なら席を用意できるとのこと。シーズン(冬)になると、予約2ヶ月~2週間待ちと言われる地元で人気店なのですが、今年の東京以上に暑い台北の夏。それなのに、鍋が2時間待ちー!?っと、逆に期待も大きくなって2時間後の予約をお願いしてとりあえず夜市へGo!


予約時間もあるので、こじんまりと回れる『師大夜市』へ。MRT台電大樓駅からも近く、アクセスも

屋台の並ぶ道(龍泉街)も行って帰ってくるのにちょうどいい長さで、ラッシュ時のような激混み部分もあるけれど長く続かないと思うと、それはそれで雰囲気が楽しめるので大混雑初心者にはちょうどよいかと(初台湾のパートナーに、初日でうんざりされても困るので)。


駅を降りて夜市に向かう間にある包子のお店『永豊盛』。

夜市に入るずっと手前ですが、すっごい行列!!(1枚目の写真)みんな饅頭やら包子を結構な量買って行きます。くぅ~、食べたい!ですが、これから夜市に行く身としては饅頭でお腹を膨らませるわけにはいかないっ!ということでこの時はスルー。結局、後日買いに行きましたけど(笑)。


この師大夜市のある師大エリアはその名の通り"師範大学"のある学生街。若者が多く集まるエリアとあって、屋台以外にも横道に入るとおしゃれなレストランやカフェも多くて人は多いけれどほどほどに落ち着きがあってこの旅で一番のお気に入り夜市でした。

日本でも人気の猫カフェですが、実はその元祖は台湾だそう!このエリアには、可愛らしい猫カフェも多く、歩いているだけでもちょくちょく猫ちゃんたちに遭遇しました普通のカフェ入口の水槽の魚を本気で狙ってる(遊んでる?)猫(笑)。面白くてしばらく見ていたら水に落ちそうなくらい手を延ばしたりしてて、人だかりに気付いた店員さんが外に出てきたけれど追い払うこともなく困り顔で猫を見張っていたのが、猫エリアらしくほのぼのしていてなんだかよかった


やたら人気の台湾煮込み料理"滷味"。いろんな夜市で見掛けましたが、コチラが一番混んでいました『大台北滷味』。


ザルを持って野菜や練りモノなどの好きな具材を選んで八角やらの漢方系のものが入っているらしい醤油ベースのだし汁(お店によって味が違う)で煮てもらうという見たまんまのシンプルな料理なのですが、どこで見掛けてもすっごく人気!!

食べてみたい!とリクエストされるも、すごい人だかりとその前に話した中国語が上手く通じなかったことに凹んでいた私はいろいろ聞くのにも消極的になってしまって(苦笑)結局食べずに帰国してしまったのですが、やっぱり食べておけばよかったー絶対次回は食べる!!次回の為に・・・オススメは、キャベツと厚揚げらしい。写真に写っている人も取っているインスタント麺はほとんどみなさん入れられていました。お持ち帰りとイートイン有(イートインはワンドリンクオーダー制)。


ザルをお店の人に渡し、特に整理券とかはないので自分のザルを要注意(たぶん出来上がった時『○○の入ったやつ』とか呼ばれていた気がします)煮込まれたら持ち帰りか店内かと、辛そうなタレの量(有無)などを聞かれていました。

しかしこんなに暑いのに、若者が煮物(他にも台湾風おでん屋さんも多数あり)が大人気ってすごいなぁ。夏の夜市に来ると台湾の人たちは『暑くて食欲がない』なんて言わないんじゃないかと思うくらいの食に対する熱気ムンムンです。

留学中に遊びに来た友達が、中国に冷たいお茶がないことに驚いていたけど暑い中でも、暖かいお茶や食べ物を食べていたせいでその夏は夏バテしなかったとか。台湾はフルーツジュースやかき氷などの冷たいモノも充実しているから、日本でバテバテの私でも真夏の外食べ歩きが楽しめます


お隣の『阿二(Ah-Z)』も大好きなジュース屋さん。こちらもにぎわっているので分かりやすいです。

写真撮り忘れてしまいましたが、1杯700mlのジュースは種類が100種類くらいありそうでどれにしようか迷う!!とりあえずカウンター前にオススメらしいメニューがあったのでその中から選んでみました。この旅中、2回行って二人で計4杯買ったのですが、そのうち2杯は『椰果{女乃}茶(30元)』。タピオカよりも"つるこりっ"とした椰子の実が食感がたまらないミルクティー。氷の量や、甘さを聞かれるので毎回甘さはなし(『無糖』)氷少なめでオーダーするのですが『無糖』でも十分甘いので、とりあえず1回目は『無糖』をオススメします。(他に飲んだの『紫蘇梅紅(30元)』そのまんま紫蘇と梅に緑茶?、私は苦手でした。『葡萄柚茶(25元)』こちらは柚子ほんのりでさっぱりした緑茶に葡萄風味)


『大台北滷味』&『阿二』場所はセブンイレブンの隣です。1本道の夜市なので、分かりやすいです。


さらに進んだところにある『生煎包 許記』。一番奥のエリア、この夜市で1番有名店らしくものすごい人です。

番号札を取って、焼いているトコの隣のレジでいくつ買うかを伝えてお金を払って待ちます(1個7元)。

出ている番号から10単位くらいでさばいてる模様なので、自分の番号が近くなったら前方へ移動。番号札の裏にお会計済みの個数も書いてあるのでそれを渡して(個数を言ったり、指で出した方がスムーズかも)生煎包を受け取る流れ。




ものすごい勢いで生煎包作っています。


出来立ての生煎包は、熱々のスープがたっぷりで美味しい日本で食べたのとは、全然違いました。
ただ竹串しか貰えないので、かなり食べにくいっ(穴開けちゃうとスープこぼれちゃうし)。台湾のコンビニとかでもよく売っていますが、マイ箸があった方が良さそうです。

この日の夕食に続く…


2010年台灣の旅@台北 1日目出発 その1

2010-08-29 17:19:53 | TRAVEL-2010 TAIWAN

久しぶりの海外、最近気になる台灣に行っていました

毎回、旅記事がまともに完結で来ていないので(申し訳ありません・・・)今回は短い旅だったし、記憶が鮮明なうちにさくさくupさせちゃおう(今のところ)思っています。自分的にもアレコレやり残したことがいっぱいで、次回の為のメモがてら…。

私は台湾2回目、といっても前回は97年(13年前!?)の留学中(そういえばその時も今回と同じ8月下旬でした)。大学の夏休みに日本から高校時代の親友が約1ヶ月、遊びに来てくれて香港→広州→杭州・蘇州→上海(さらに日本から2人合流)→広州(上海で合流の友達帰国)→澳門→香港に、親友にはチャイナエアーで来てもらって帰りの台北をストップオーバー。私は、香港で台北往復を購入し、途中まで見送りがてら一緒に行ったのが初台湾でした。


そんな旅のスタートは、7月に開通した成田スカイアクセスから。

開通以降に海外に行ったお友達は何人かいるのですが、みんな上野・日暮里乗換のアクセスが悪いらしく(笑)乗ったことのある友達がいなかった&cawatanさんからのリクエストもあったのでちょこっとレポ。

左のネイビーの車体が新型"スカイライナー"、右が旧スカイライナーで現"シティライナー"
・・・まず名前が分かりづらい今回乗るまで新しいのは"スカイアクセス"という名前だと思い込んでいました、私




シートはかなりスリム(『薄っ』ってくらい)。座り心地は、若干硬いけど前の座席との距離がゆったりしていてシティライナーには付いている、フットレストはなかったと思います。正面の座席下部に電源もあり、テーブルは10kgまでOKなのでPC使う人には嬉しいかも。荷物スペースもゆったりで使いやすかったです。

新型スカイライナーは、始発の上野駅から終点成田空港第一ターミナルまで44分(¥2,400)。今回は第二ターミナルだったので41分は本当にあっという間。シティライナー(旧:スカイライナー 約60分¥1,920)や成田エキスプレス(東京駅 約55分¥2,940)だと大体1時間くらいなので、やっぱり早さは抜群です。普段は、京成の特急(80分¥1,000)で行くことが多かったのですが、乗車時間が約半分になる新型スカイライナーならわざわざ乗る価値はありましたよ!(※時間・料金は始発駅からのモノ) 今回は、行きも帰りもスカイライナーです。

ちなみにその他の感想…リムジンバス:階段がないし混雑した駅に行かなくていいので結構好き 早く着くことが多かったけれど、時間はまちまちなので余裕を持って乗ります、NEX:東京駅のホームが深くてすごく大変!!エレベーターも少なく分かりにくいしGLOBE-TROTTERを担いでの階段は本当にキツイので苦手です買ってた電車に乗れず、次の便になったことも…。京成上野駅もメインの上野駅からちょっと離れていますが、東京駅NEXのホームはどうかと思います


そんなこんなで、成田に到着。お陰様で早く着きすぎたので(笑)、行ってからのアレコレを作戦会議。しかし旅行前に、時間があってもどうしてちゃんと計画立てられないのかな…と毎回帰国後に反省特に、今回は私の好きな台湾女優さんのアルバム発売プロモーションと時期が重なったのにイベントのある週末に台北にいないスケジュールを組んでしまってがっかり…次の予定がなかったら、予約変更したかったな


エアはキャセイパシフィック航空。2席・4席・2席の飛行機なので2人で行くなら窓際から2席が楽ちんです。個人モニターは、オンデマンドでもなくて座席幅も狭いけれど3時間のフライトなら許せます。いつも機内では、ほぼ爆睡の私ですが今回は短すぎて結構起きてました。機内食も久しぶりに食べてみたけれど…台北での"食"のためにもフルーツのみ。


さて前回の訪台は大陸留学中だったこともあって、優しい台湾の人々(大陸では大学を一歩出たら常に臨戦態勢だったので、癒されました)とコンビニやデパートの日本語&日本製品で『日本に帰国したみたい♪』と一時帰国気分で、主要な観光地には行ったけれど台湾グルメよりも日本の味やらの思い出ばかり(苦笑)。あの鼎泰豐にも行ったことがありませんでした

今回は、初台灣のパートナーも一緒なのでしっかり台灣グルメ満喫の予定

2010年台灣の旅@台北 1日目 その2へ続く