GLOBE-TROTTER

東京で世界を感じる(衣・食・住?)BLOG

東洋のスイス 精密加工のモノづくりSUWA PREMIUM@SUWAガラスの里 つくり手を訪ねる旅 その3 

2015-10-05 00:30:51 | TRAVEL-2015 NAGANO

昼間の暑さが嘘のように、吹き抜ける風が涼しくて『あ、長野にいるんだ!』と実感。
鹿肉ハンターさんのお宅の後は、諏訪湖のほとりにあるSUWAガラスの里へ。




元々諏訪湖の周りには美術館が点在するするそうで、その中でもこちらはガラス専門の
美術館。大きな三角屋根が存在感大!

おまけに諏訪湖自体が標高759mにあるので、涼しいワケだ


興味津々なのは、美術館手前にある一角が"SUWA PREMIUM"のコーナー。

この"SUWA PREMIUM"とは、『東洋のスイス』とも評される長野県諏訪地域の腕時計や
カメラ・オルゴールなどの生産で培った、精密加工の技術をより発展させ、高い技術を
持った町工場や職人さんが自身の感性を活かしオリジナリティーあふれるアイテムに対し
ブランド認定を行い、製品の価値や魅力をより多くの人たちへ広める活動の事。


本家の時計やオルゴールなどのほかに、その技術を活かしたこんなに素敵なアクセサリーや


海外のカメラや双眼鏡メーカーにも技術協力しているレンズ技術をもっと身近に楽しめる
SeeKは、ワンタッチでポップアップする超コンパクトな単眼鏡。


こちらは人気No.1の独自開発の技術を世界に輸出している鼻毛バリカン、スリッサー
切れ味、デザイン共に国内外から愛されるロングセラーだそう。父が持っていたので、
ウチにあったけれど、そんなスゴイ技術のモノだったとは知りませんでした!!


1番気になったのは、やっぱり(?!)コレ!!

酒器:SUWAiCCON

盃一杯のお酒やお酒をふるまう行為を表す「一献(いっこん)」。
諏訪には多くの酒蔵があり、祭のある諏訪からお酒を楽しむ為の「SUWAiCCON」には、
"諏訪のアイコン"という意味も込められているそうです。


精密産業で発展した諏訪地域の技術を酒器に アルミニウム(各¥9,000)


信州の工芸、木曽漆器の職人が手掛ける 漆器(各¥11,000~)


SUWAガラスの里オリジナル ガラス(各¥1,600)

3つの素材と形は、自分の好きなお酒を自分の好きな素材や形で選べるとっておきの一つを
見つける遊び心も♪

諏訪に酒蔵がたくさんあったなんて!!という、嬉しい情報をgetしたので、次回はこの酒器と
合う日本酒を求めに酒蔵巡りしたいっ!!

コチラの製品も信州ふるさと割対象商品なので、のちほど帰ってチェック。
コンプリートして1本のお酒をいろんな器で飲み比べ…憧れます

ガラスミュージアムも見学。こちらは、常設から催事まで季節替わりで展示が変わるので
訪れる度に新しい発見がありそう。






この作品は、一緒に行ったみんなの中でも1番人気(?!)の"キャベツ(樋口主明作)。
パート・ド・ヴェール技法と言う、本物のキャベツを使って耐熱石膏で型を取り、そこに細かく
砕いた色ガラスを埋め込んで、炉に入れて焼成するというモノ。食品サンプルのような精巧さと
ガラス独自の色のグラデーションが美しい(なんとなく台北・故宮の白菜を思い出しました)。


(どう見ても着たりするのは痛そうだけど)素敵な1着!!

こちらは言上真舟さんというスウェーデン在住のガラス作家さんの作品。
去年、英国公募展で優秀賞に選ばれた作品だそう。

車のフロントガラスを砕いたガラスの粒や破片を、1枚1枚細い針金などでつなぎ合わせて
作られており、丈が約90cmのドレスはハンガーにつるされて展示されています。

実際着れるように作ってあるそうです!コチラで先月末に神戸で行われていた作品の一部が見れます。
なんとガラス下着!!


さらにガラスの靴も。レディーガガなら履いてくれそう?!

繊細なドレスとガラスで作られた危うさが相乗効果でとっても女性らしい感性を引き立たせる作品に
うっとり。しかも、なんと年下!!世界で活躍する若い日本人の作家さんの存在が知れたりして、
すごく良い展示でした!!



とってもお得なふるさと割(画像からリンクあり)。今回ご紹介した"SUWA PREMIUM"も♪
見る度に新しい商品が追加されていたり、農作物は季節モノも!!ちょくちょくチェックするのがオススメです!!

知ってお得な信州ふるさと割@長野 つくり手を訪ねる旅 その1
知ってお得な信州ふるさと割 信州ジビエ@中川村 つくり手を訪ねる旅 その2

■長野県、一般社団法人 信州・長野県観光協会主催 イベントに参加しています■
#信州サイコー


知ってお得な信州ふるさと割  信州ジビエ@中川村 つくり手を訪ねる旅 その2

2015-09-02 07:30:15 | TRAVEL-2015 NAGANO


最強のジビエ
#信州サイコー


スーパーあずさで向かった長野。集合場所の岡谷駅でご一緒する皆さんとご対面。
旅好きで写真も文章もとっても素敵なブロガーのUKOARAさんと長野県出身の学生さん(2人)と。

お昼ごはんを終えて、1つ目のつくり手先"鹿肉加工"を行うハンターのご夫婦の元
南信州・中川村へ…と向かっていた車中で掛かってきた電話!!


なんとこれから伺う鹿肉工房のご主人(ハンター)から『今、鹿が罠に掛かっている!!』という
連絡でした。ご一緒した長野県出身の学生さんたちも初めて遭遇すると言うなかなか
珍しいタイミングでした。

長野県、特に今回伺った中川村では、鹿が増えすぎてしまい農林業・自然環境を破壊も深刻で
鹿は"害獣"として、猟解禁期間以外にも一定数量の捕獲が認められているのだそう。

今この瞬間、生きている動物の生死に立ち会う事に躊躇しましたが、長野に来たこの
タイミングでの出来事に、普段何気なく口にしているお肉=いのちについて知るべき事では
ないかという思いと、これから見学する"鹿肉加工"についてより深く知って感じる事が出来る
のではないかと考え、解体に立ち会わせていただきました。

※この下、鹿の解体写真があります※









村で共同使用出来る新しくて清潔なにて、数十分前まで生きていた鹿がすでに
お肉なっていました。

ご主人の無駄のない素早い手さばきであっという間…。
よくイメージされる"鹿肉=臭い・クセがある"とうのは、亡くなってから時間が経っている
からなのだとか。この短時間に、お肉を切り分け適所に保管することで臭みのない鹿肉で
加工食品をつくっています。

正直、複雑でしたが、これが現実。以前は、駆除として始末され捨てられていた鹿肉を
無駄にしないという事で始めた鹿肉加工ですが、保健所の認可が下りるまで10年近く
掛かったのだそう。生産地から遠く離れて住む私たちは、この現実を見ることなく
過ごせているだけで、私は1週間のうち牛や豚・鶏肉を食べない週は確実にナイのです
(鹿もジビエとして何度もいただいています)。害獣対策については、ニュースなどで
見てはいましたが、実際にその地に住み、生活の基盤である家や農業などで被害を受けたり
していない私たちにはどこか遠い世界の話しでしたが、その後も毎年被害を受けていると
いう畑や電気柵をそこかしこで見掛けると、共存することの難しさをヒシヒシと感じます。




その後、燻製工房もみじさんの工房へ。先ほど、解体を見せていただいたご主人と同じく
ハンターの奥さまがほとんどの工程をお二人で行っているそうです。お肉の鮮度・管理に
ついては実際自分の目で見てきたので、確実です!!


そんな鹿肉を燻製にした"ジャーキー"


"鹿肉の大和煮・味噌煮・カレー煮"

高タンパク質、低脂肪の鹿肉はあっさりしていてとても食べやすいお味。
私のオススメは、大和煮です!若い方には、カレーが人気だとか。
かなり高級ですが(1つ¥1,000)お弁当にもオススメされていました。
やっぱりおつまみかな?

加工・保存を考えると燻製や缶詰になってしまうようですが、現地長野での食べさせ方として
北海道のジンギスカンのような鹿肉の焼肉など名物にしたらヘルシーだし人気出そう♪




その後、近くの山に連れて行ってもらいました。

この日は、まだ日差しがジリジリしていた夏の空。抜ける風がとても気持ち良かったです。

つづく…


リンクあり
今回ご紹介した鹿肉缶詰はコチラで信州ふるさと割価格で購入出来ます。

ふるさと割についてはコチラ

■長野県、一般社団法人 信州・長野県観光協会主催 イベントに参加しています■
#信州サイコー


知ってお得な信州ふるさと割 つくり手を訪ねる旅@長野 つくり手を訪ねる旅 その1

2015-08-25 00:30:36 | TRAVEL-2015 NAGANO



『ふるさと割』ってご存知ですか?
…私、知りませんでした(恥)。
"プレミアム商品券"の話は、ニュースや新聞で見聞きしていましたが
じゃあ『ふるさと割』って何???




 国が経済対策のために予算化した交付金を活用し、地域の消費を喚起するため、
都道府県が指定した旅行券や県産品を消費者に(30%~40%)割引販売するコト


そんなお得な話、聞いてないっ!と思ったら、すでに結構前から始まっていて(長野県は6月~)
近年話題の「どこの自治体にでも納税できる『ふるさと納税』」と同じく、誰がどこの
"ふるさと"のモノもお得に買える制度。

しかもお得になってる"30~40%分"は税金で賄われるワケで、普段そんなに
恩恵に与る機会の少ない現役・納税世代の私たちが知らなくてどーするっ!!

しかも国の経済政策なので予算あり、期限あり!(商品によっては限定数量あり)
(~2016年2月までですが、交付金が予算に達した時点で終了!!)

夏休みのない業界に就職して早10数年。こうなったら、どこにも行けない夏休みの替わりに
日本全国の美味しいモノやら素敵なモノをお得に堪能してやる!!っと、意気込んでいたら
長野県観光協会の方にお声掛けいただき、『ふるさと割』の対象商品となっている製品の
つくり手の方々にお目に掛かる機会をいただきました。

いやー、想いが強いと叶うモノです?!

長野県は南アルプス・中央アルプス・北アルプス…と日本アルプスの全てを有する
山好き憧れの聖地!登山を始めてから(山始める)前年比200%超の年間長野率(!!)の
近年ですが、東京から行く場合、朝早くに登山口着いて→山に登って→午後下山→東京へ
帰宅というルートが主で、実は長野の事を良く知りません。

このツアーに参加させていただき大きな長野県のほんの一部分を体験出来て、
勝手に"信州・愛"に目覚めております(笑)!!


そんなこんなで今月2回目のスーパーあずさに乗って旅の本と一緒に"信州つくり手を訪ねる旅"
行ってみまーす

信州ふるさと割のサイトはコチラ

※ちなみに私、帰って来てからすでに自宅用・贈答用に3商品ほど購入していますが、
果物や野菜はそれぞれ旬の時期限定のモノもあるので早めにチェックして
おいた方が良さそう&随時新しい商品の追加もあるのでマメにチェックしておきましょう!!

(一例「信州旬の果物詰め合わせ」~8/31、「HAMARA FARM・八ヶ岳生とうもろこし」~9/15
←もちろん購入済み

さらに"信州ふるさと割サイト"では税込・送料込みの明瞭会計なのでお買い物もしやすかったです。

■長野県、一般社団法人 信州・長野県観光協会主催 イベントに参加しています■
#信州サイコー