ゴエモンのつぶやき

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介護保険と障害者福祉の統合、先送りへ

2007年04月12日 10時55分23秒 | 制度の話し
昨日、下記のような記事を見つけました。
介護保険との統合問題は、多少先送りされそうです。
しかしこれも参院選への布石とも考えられます。統合の話しが延びたからこそ、
制度の改革案を皆でより多く出しましょう。 (^_^)v

介護保険の対象範囲拡大 09年度実施見送り

 厚生労働省は10日、介護保険の保険料負担者とサービス
受給者の対象範囲の拡大について、次期保険料改定である
2009年度からの実施を見送る方針を固めた。
 負担増となる企業や、障害者団体などの合意形成が難しく、
法改正、自治体の準備期間などを考慮すると、さらに時間が
かかると判断した。
ただし、将来の拡大に向け、引き続き議論していく考えだ。
 範囲拡大は、現在40歳以上となっている保険料負担者を、
39歳以下に広げるとともに、サービス受給者も、現行の
原則65歳以上から引き下げる抜本的な制度改正。
保険財政を安定させる狙いがある。
 04年から05年にかけて議論された制度改革の最大の
論点で、その際は結論が出ず、06年4月施行の改正介護
保険法には、「検討の結果、09年度をめどに所要の措置
を講じる」との付則が設けられた。
このため、厚労省は昨年3月に有識者会議を設置した。
 この日、開かれた有識者会議では、将来的な拡大につい
ては賛成意見が多かった一方で、「(負担増となる)若年層
の理解を得られるのか」「障害者へのサービスは(保険料で
はなく現行通り)税で賄うべきだ」などの慎重意見も根強く聞
かれた。有識者会議が夏までにまとめる予定の報告書も、
両論併記にとどまる見通しだ。

(2007年4月11日 読売新聞