ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

SL季節の鼻飾り 三重・松阪の障害者施設、手作り

2013年04月30日 01時30分45秒 | 障害者の自立
 【本井宏人】三重県松阪市の中部台運動公園にある蒸気機関車「くろすけ」に飾るために障害者施設の園生らが描いてきたヘッドマークが、全部で12枚になった。昨年8月以降、ひと月ごとにかけ替えながら機関車の前面を飾っており、これで1年分がそろった。中部台運動公園で28日にある「松阪こどもまつり」で展示される。

 描いたのは、松阪市の施設「まつさかチャレンジドプレイス希望の園」の21~59歳の園生ら。機関車保存に取り組むグループ「くーべる」の依頼を受けて制作した。

 直径60センチの木板にクレヨンやアクリル絵の具で、秋のたそがれ、サクラなど季節に即した絵を仕上げた。枯れ木を立体的に取りつけた作品もある。絵筆を口にくわえて描いた園生もいる。

 展示は28日午前10時~午後3時、機関車前で。汽笛を鳴らす体験もできる。施設の村林真哉園長(50)は「地域の人に見てもらうことで社会貢献でき、園生には豊かな体験になった」と話していた。

朝日新聞-2013年4月28日

5000円札:手触りを改善 視覚障害者の要望で

2013年04月30日 01時28分01秒 | 障害者の自立
 財務省と日銀、国立印刷局は26日、視覚障害者がお札を識別しやすくするため、5000円札の手触りを一部変更すると発表した。新札発行以外で紙幣の一部を変更するのは初めて。見る角度によって模様の変わる「ホログラム」のつるつるした部分を楕円(だえん)形から長方形にかえて面積を拡大し、1万円札との区別をしやすくした。2014年夏ごろから発行する。また、紙幣をかざすと音声で種類を知らせるスマートフォン(多機能携帯電話)向けアプリも開発した。

 現在発行されている紙幣の表には、インキを盛り上げて、指で識別できるようにした図形が印刷されている。表面がすり減ると視覚障害者は判別が難しくなり、1万円札と5000円札についているホログラムの手触りで判断する人が多い。ただ、ホログラムは形状が同じ楕円形で区別が難しいため、改善を求める声が上がっていた。

 また、国立印刷局は、米アップル社製のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」向けの紙幣識別アプリを、今年11月ごろから無料提供する。紙幣にかざすと模様を読み取って「1万円です」などと判定結果を音声で知らせる。

毎日新聞-2013/04/26

音楽と手話で祝4周年 京田辺の障害者支援施設

2013年04月30日 01時22分18秒 | 障害者の自立
 京都聴覚言語障害者福祉協会が運営する「さんさん山城」(京都府京田辺市興戸)の開所4周年を祝うまつりが、28日開かれた。支援事業の報告のほか、利用者などが参加するステージ発表もあり、多くの人でにぎわった。

 「さんさん山城」は、聴覚障害者を対象に地域活動や就労の支援を行っている。まつりは市民や関係者に活動を知ってもらおうと、年1回開いている。

 この日は地元サークルと利用者の和太鼓演奏で幕開け。同協会の高田英一理事長があいさつし、「障害者が集い、人として生きがいを実感できる場になってきた」と述べた。

 訪れた約400人は、各団体の販売する焼きそばやおでんを手に、音楽に合わせた手話やダンスの舞台を楽しんでいた。


音楽に合わせた手話などが披露されたさんさん山城まつり(京田辺市興戸・さんさん山城)

京都新聞-【 2013年04月29日 12時01分 】

障害者へ理解と支援広げ 最後の「サンサン祭り」 高松

2013年04月30日 01時19分25秒 | 障害者の自立
 障害者と市民、ボランティアらが集う「第33回サンサン祭り」(同実行委主催)が28日、高松市のサンポート高松で開かれた。障害者を取り巻く環境が向上し役割を終えたとして、今年が最後の開催。参加者は車いす体験やステージイベントなどを通して交流と理解を深めた。

 祭りは、障害者の社会参加の支援などを目的に、国際障害者年だった昭和56年にスタート。かつての学生ボランティアたちが、高校教諭となって教え子と参加するなど支援の輪が広がり、30年余りの間に2万人以上のボランティアが運営を支えてきた。この間、障害者を支援する法制度の整備も進み、実行委は今年を最終回と決めた。

 車いす体験には、県内の小中高校生らが参加。乗る役と押す役を交代しながら砂利道や段差を通る際の難しさを体験し、車いすバスケットにも挑戦した。高松高1年の土田杏奈さん(15)、森怜菜さん(15)は「視線が変わり、街が違って見えた。初めて乗ってみて車いすの方の思いが分かり、いい経験になった」と話していた。

 第1回から実行委員長を務めてきた県ボランティア協会の小島克己会長(66)は「若い人の参加が祭りを続ける原動力になった。今後、市民が手づくりでまちづくりを考える新たな場をつくってほしい」と語った。

MSN産経ニュース-2013.4.29 05:01

障害者団体などがフォーラム設立 松山

2013年04月30日 01時14分51秒 | 障害者の自立
 障害者差別解消法(仮称)制定の流れを受け、愛媛県内の障害者団体などが結束し、障害者の権利保障実現へ活動する「愛媛障害フォーラム」が28日、発足した。今後、県内での差別の実例を調査するほか、各地でミニ勉強会を開くなどして啓発を強める。
 松山市道後町2丁目の県身体障害者福祉センターで総会があり、結成準備会の呼び掛け人である36団体・個人から26人が出席。規約や事業計画を協議し、県身体障害者団体連合会の曽我部忠三会長を代表とすることを了承した。会員は団体、個人、賛助に区分し、随時受け付ける。
 法案は政府が26日に閣議決定した。障害を理由として不当に差別することを禁じ、社会的障壁の除去を怠ることで権利を侵害することがないよう「合理的配慮」を促す。2016年4月に施行予定。
 フォーラムは差別を是正する県条例づくりを求め、検討委員会を立ち上げるよう県に申し入れる方針。会員らは「障害者が積極的に社会参画できる形を目指し、一人一人が何をするか考えて取り組んでいこう」と呼び掛けた。


【写真】障害者の権利保障を訴える「愛媛障害フォーラム」設立総会=28日、松山市

愛媛新聞-2013年04月29日(月)