【本井宏人】三重県松阪市の中部台運動公園にある蒸気機関車「くろすけ」に飾るために障害者施設の園生らが描いてきたヘッドマークが、全部で12枚になった。昨年8月以降、ひと月ごとにかけ替えながら機関車の前面を飾っており、これで1年分がそろった。中部台運動公園で28日にある「松阪こどもまつり」で展示される。
描いたのは、松阪市の施設「まつさかチャレンジドプレイス希望の園」の21~59歳の園生ら。機関車保存に取り組むグループ「くーべる」の依頼を受けて制作した。
直径60センチの木板にクレヨンやアクリル絵の具で、秋のたそがれ、サクラなど季節に即した絵を仕上げた。枯れ木を立体的に取りつけた作品もある。絵筆を口にくわえて描いた園生もいる。
展示は28日午前10時~午後3時、機関車前で。汽笛を鳴らす体験もできる。施設の村林真哉園長(50)は「地域の人に見てもらうことで社会貢献でき、園生には豊かな体験になった」と話していた。
朝日新聞-2013年4月28日
描いたのは、松阪市の施設「まつさかチャレンジドプレイス希望の園」の21~59歳の園生ら。機関車保存に取り組むグループ「くーべる」の依頼を受けて制作した。
直径60センチの木板にクレヨンやアクリル絵の具で、秋のたそがれ、サクラなど季節に即した絵を仕上げた。枯れ木を立体的に取りつけた作品もある。絵筆を口にくわえて描いた園生もいる。
展示は28日午前10時~午後3時、機関車前で。汽笛を鳴らす体験もできる。施設の村林真哉園長(50)は「地域の人に見てもらうことで社会貢献でき、園生には豊かな体験になった」と話していた。
朝日新聞-2013年4月28日