任期満了に伴う仙台市長選(8月11日投開票)で、ともに無所属で再選を目指す現職の奥山恵美子候補(62)と、新人の角野達也候補(54)=共産推薦=は29日、宮城県青葉区の市福祉プラザであった障害者団体主催の意見交換会に出席した。両候補とも、障害者への差別解消を図る条例の制定に前向きな姿勢を示した。
奥山候補は教育の重要性に触れ、「中学や高校の授業で障害について教え、理解を深めてもらう」と述べた。市地下鉄東西線の駅舎や車両のバリアフリー化を進めていることも説明した。
角野候補は、条例制定について「差別の定義を明確にするなど踏み込んだ中身にし、日本一の条例にする」と主張。差別に関する相談に応じる専門機関を設置する考えも示した。
集会は、市内の22団体で構成する「誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会」が主催。障害者差別解消法が6月に成立したことを受け、次期市長に条例化を求めようと企画し、約20人が参加した。
河北新報- 2013年07月30日火曜日
奥山候補は教育の重要性に触れ、「中学や高校の授業で障害について教え、理解を深めてもらう」と述べた。市地下鉄東西線の駅舎や車両のバリアフリー化を進めていることも説明した。
角野候補は、条例制定について「差別の定義を明確にするなど踏み込んだ中身にし、日本一の条例にする」と主張。差別に関する相談に応じる専門機関を設置する考えも示した。
集会は、市内の22団体で構成する「誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会」が主催。障害者差別解消法が6月に成立したことを受け、次期市長に条例化を求めようと企画し、約20人が参加した。
河北新報- 2013年07月30日火曜日