鶴ケ島市のNPO法人「鶴ケ島ひまわり福祉会」(岡野公一理事長)が、日高市など六市三町から介護給付費や補助金など総額約四千八十四万円を不正受給していたことが二十八日、県と各市町の調査で分かった。県は十七日付で、障害者自立支援法などに基づき、同福祉会に対し、障害者福祉サービス事業者などの指定と、NPO法人の認証を取り消す処分をした。
県によると、同会は二〇〇六年四月~〇九年十一月、ホームヘルパーを障害児宅に派遣したと偽り、入間市など五市町から計約千四百四十万円の介護給付費を不正受給。さらに、障害者の外出のためにヘルパーを派遣する事業の補助金なども八市町から不正受給していた。同会ではヘルパーは派遣していなかったが、鶴ケ島市内の同会の施設で障害児らを一時預かるサービスは行っていたという。岡野理事長は県の調査に対し、「一時預かりのサービスの事業を請求すると、利用者負担が高くなる。保護者らの要望に応じた」と説明しているという。
- 東京新聞
県によると、同会は二〇〇六年四月~〇九年十一月、ホームヘルパーを障害児宅に派遣したと偽り、入間市など五市町から計約千四百四十万円の介護給付費を不正受給。さらに、障害者の外出のためにヘルパーを派遣する事業の補助金なども八市町から不正受給していた。同会ではヘルパーは派遣していなかったが、鶴ケ島市内の同会の施設で障害児らを一時預かるサービスは行っていたという。岡野理事長は県の調査に対し、「一時預かりのサービスの事業を請求すると、利用者負担が高くなる。保護者らの要望に応じた」と説明しているという。
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