ゴエモンのつぶやき

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両陛下、シャガール展鑑賞 国体開会式出席へ

2012年09月30日 01時40分37秒 | 障害者の自立
 天皇、皇后両陛下は28日、第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」総合開会式出席などのため、2年ぶりに岐阜県を訪問された。岐阜市の県美術館を訪れたり、障害福祉サービス事業所では多くの県民と笑顔で触れ合われ、県都は歓迎ムードに包まれた。

 両陛下の来県は、2010年6月の「第30回全国豊かな海づくり大会~ぎふ長良川大会~」以来で6回目。天皇陛下はグレーのスーツ、皇后さまは青緑色のジャケット、白に青緑色の格子柄のスカートに身を包み、JR岐阜羽島駅で出迎えた県民に和やかな笑顔を見せ、手を振られた。

 県美術館では古田肇知事から県勢概要の説明を受けた後、特別展「マルク・シャガール―愛をめぐる追想」(同美術館、岐阜新聞・岐阜放送、同展実行委員会主催)を鑑賞。20世紀絵画の巨匠による愛と幻想の世界を、時間を惜しみながら熱心に見て回られた。

 杉山幹夫実行委員会名誉会長が同展の特徴を説明。古川秀昭館長の解説も聞きながら「逆さ世界のヴァイオリン弾き」「枝」などを楽しまれた。皇后さまは楽士の膝に乗る小鳥に目を留めて質問されたり、「何年ほど前から準備されたのですか」「大変でしたでしょう」と杉山名誉会長らをねぎらい、「国体のお客さまにも見てもらえるといいですね」と期待された。

 市内の障害福祉サービス事業所「清流園」では、皇后さまはセーター編みをしている人に「かわいい模様ね」と話し掛けるなど、利用者全員と触れ合われた。

 県によると沿道では3万3000人が両陛下を歓迎した。29日は同市長良川鵜飼伝承館を視察後、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開かれる国体総合開会式に出席。30日は羽島郡岐南町総合体育館で行われるなぎなた競技と、大垣市奥の細道むすびの地記念館でこども俳句教室の様子を視察される。


愛と幻想のシャガール作品の世界に浸り、じっくりと鑑賞される天皇、皇后両陛下。説明役は杉山幹夫シャガール展実行委員会名誉会長=28日午後2時22分、岐阜市宇佐、県美術館

岐阜新聞--2012年09月29日09:23

シンポジウム:難病患者が現状報告 福祉制度の谷間考える−−来月4日、永田町 /東京

2012年09月30日 01時34分53秒 | 障害者の自立
 難病の患者すべてに支援が届く福祉制度を考えようと、当事者らがシンポジウム「制度の谷間を超えて」を10月4日午後1〜3時、参院議員会館(千代田区永田町2)で開く。

 現行の制度では、指定難病と診断されたり、障害者手帳を取得したりしない限り、公的な福祉サービスを受けにくい。病気から来る痛みやだるさのため活動時間が制限されて仕事に就けなかったり、症状はあっても病名が分からなかったりして福祉サービスの対象からもれる「制度の谷間」にいる患者は少なくない。

 シンポジウムには、作家で自己免疫疾患を抱える大野更紗さん(28)らがこうした現状を報告。障害の種類や病名で分けずに、当事者が必要な支援を受けられる政策のあり方を考える。

 無料で事前登録も不要。実行委は「当事者たちに、困っていることを会場で訴えてほしい」と話す。問い合わせは実行委(午前11時〜午後8時、080・4082・6287)へ。メールはtanima_net@yahoo.co.jpへ。

毎日新聞 2012年09月29日 地方版

うつ病大国日本、国や企業の対策は十分か 企業の長期休業者、68%が「メンタル疾患」

2012年09月30日 01時30分17秒 | 障害者の自立

  労働者の長期休職理由で最も多いのが、メンタル疾患。企業の対策導入で減少傾向にあるものの、不十分と言える。

  アドバンテッジリスクマネジメントは9月14日、「企業における長期休業者に関する実態調査」の結果を公表した。この調査は、同社が提供する団体長期障害所得補償保険で、ケガや疾病などの就業障害により30日以上の休業に至ったケースのうち、1,200例(男性791例、女性409例)を無作為に抽出し、長期休業者の発生状況についてまとめたもの。就業障害とは、ケガや疾病などの理由で仕事ができない状態のこと。

  就業障害発生年度

  調査結果によると、2011年1年間に発生した従業員の30日以上の休業原因で、最も多かったのがうつ病を中心する「メンタル疾患」で、全体の68%に達した。以下、「がん(8%)」「脳疾患(5%)」「事故・外傷(4%)」などと続いたが、その割合はわずかで、「メンタル疾患」の多さが際立った。

  「メンタル疾患」の割合の推移を見ると、調査開始当初の2000年は36%だったものの、その後増え続け、2009年にはピークの71%に達した。その後、企業のメンタルヘルスケア対策が進んだことなどが影響し、ここ数年わずかではあるが減少している。

  企業がメンタルヘルスケア対策に取り組んでいるのは、厚生労働省の労働政策審議会において、ストレス症状を有する労働者に対する面接指導制度の導入等が提言され、法改正も含めた検討が行われていることが影響している。また、多くの企業が、メンタルヘルスの問題が生産性の低下や重大事故などを招く要因になると考えており、その重要性を認識していることも一因となっている。

  ただ、独立行政法人労働政策研究・研修機構が3月30日に発表した「職場におけるメンタルヘルス対策に関する調査」によると、過去1年間にメンタルヘルスで1か月以上の休職または退職した労働者がいた事業所では、メンタルヘルスによる休職・退職者がいるにもかかわらず、「対策に取り組んでいない」事業所が32.2%あり、一部の企業では対策が取られていない状況も明らかになった。

  一方、厚生労働省は昨年12月、精神障害の労災請求件数が大幅に増加している反面、認定の審査に平均約8.6か月要していたことを受け、審査の迅速化を図るため、心理的負荷による精神障害の労災認定基準を新たに定めた。もし、「心理的負荷による精神障害の労災認定基準」に該当すれば、4日目から休業補償給付が行われる。また、労災に認定されないケースでも、健康保険組合等の傷病手当金の要件を満たせば、賃金の一部に相当する傷病手当金を受けることができ、当面の生活の不安は払拭される。

  ストレスやメンタル疾患で体調を崩した場合には、速やかに医師の診察を受けて、無理をせずゆっくり休むようにしたい。

2012/09/29(土) 18:02(情報提供:MONEYzine)サーチナニュース

女優・東ちづる 後世に残さなければならない

2012年09月30日 01時25分25秒 | 障害者の自立
『津波からの生還 東日本大震災・石巻地方100人の証言』

 3・11の被災地の障害者施設を支援するチャリティー巡回絵画展「よりそう」を、念願の石巻でやっと開催できる(10月27日~11月7日)。

 地元の有志たちと企画すること1年半。こんなにも時間がかかった理由は、あの巨大津波襲来で条件に合う建物がなくなってしまったからだ。

 それでもなんとか、展示会場は石巻の三陸河北新報社のホールに決定した。

 被災地の復旧・復興の現状に格差が見られる。石巻の現状はまだまだ厳しい。打ち合わせに行く度に胸が締めつけられる。

 今回のボランティア仲間が見せてくれた写真集があった。『ふるさと石巻の記憶 空撮 3・11その前・その後』(三陸河北新報社)。

 壊滅状態になった地区や集落。その隣のページは、家や学校、工場、田畑…あたりまえの暮らしや命があった空撮写真が。

 石巻地方の死者・行方不明者は5千人を超えている。もしかして、この写真のどこかに…。しかし、涙してる場合ではない。つらくなる気持ちから逃げてはいけない。

 8月に出た本書『津波からの生還』も、1カ月ほどはページをめくることができないでいたが、読まなければと意を決した。そして1日に10人前後のインタビューと向き合うように読んだ。

 ひとりひとりの体験の徹底的なディテール。あの時、何を見、聞き、何に触れ、匂いは…。何度もテレビの報道で見た光景では伝わらない実態があった。九死に一生を得たリアルな100人のことば。

 震災の本当の姿を残したいという証言者。自身も被災者である記者のジャーナリスト魂に頭が下がる。

 地元の皆さんが最近、口にするのは、再生はまだまだなのに、だんだんと震災のことが風化していってると。

 だからこそ、後世に残さなければならない一冊だ。(三陸河北新報社「石巻かほく」編集局編/旬報社・1575円)


【プロフィル】東ちづる

 あずま・ちづる 昭和35年、広島県生まれ。宮城県石巻市で開催の巡回絵画展「よりそう」で11月4日にトーク・アートイベントを行う。


MSN産経ニュース- 2012.9.29 09:20

10月から始動 佐賀「ハローワーク特区」

2012年09月30日 01時19分01秒 | 障害者の自立
 佐賀県と佐賀労働局は28日、10月1日から始まる「ハローワーク特区」の事業計画を発表した。若年者、障害者、生活保護受給者への就労支援策や人事交流などを進めるが、1日から実施されない事業も多い。県、労働局は「とりあえずスタート」「調整期間が短かった」と述べるなど、調整不足の事業開始となる。

 特区事業は国出先機関の地方への移管可能性を探る試みで、佐賀県と埼玉県の2カ所で始まる。

 佐賀県の場合、若年者、障害者などに対する就労支援強化が中心。同じ施設内のジョブカフェ(県)とヤングハローワーク(労働局)を一体的に運営するため、レイアウトを変更。カウンセリングは担当制にし、長期失業者には3人以上のチームで就労につなげる。

 障害者に対してもチーム支援を強化、前年度下半期比2倍となる8人の就労を目指す。生活保護受給者に対しては、週1回のペースでハローワーク職員が多久、小城、神埼の3市福祉事務所を巡回。その場で、就職相談や職業紹介を行う。

 ただ、1日から実施されない事業メニューも目立つ。ジョブカフェとハローワークのレイアウト変更は本年度中の予定。3市を巡回する生活保護受給者支援は、開始日が決まっていない。「10月中に始めるが、もう少し各市と調整が必要」(同労働局)という。

 県雇用労働課は「とりあえずスタートする。事業を検証しながら、実施内容を徐々に充実していく」と述べ、佐賀労働局は「調整期間が短かった。できるところからやっていく」と説明した。


県が運営するジョブカフェSAGA(手前)とパーテーションで区切られている国運営のヤングハローワークSAGA(奥)。特区事業でレイアウトを変更する=佐賀市白山

佐賀新聞- 2012年09月29日更新