厚生労働大臣杯争奪第39回全国身体障害者アーチェリー選手権大会(日本障害者スポーツ協会など主催、毎日新聞和歌山支局など後援)が19、20日、和歌山市毛見の紀三井寺運動公園陸上競技場で開かれ、過去1年間に一定の点数を取得した選手約80人が全国25都道府県から集った。車椅子に座り的を狙う選手や、片腕が不自由で口で弦を引く選手など、それぞれのスタイルで競った。
大会は毎年、全国5ブロックの持ち回りで開催しており、県内での開催は初めて。障害者のアーチェリークラブは県内に2クラブあり、約20人がプレーしているという。大会実行運営委員会の崎山貴文・事務局長(36)は「この大会の県内開催を機に、5年後の国体に向けアーチェリーを普及していきたい」と話した。
参加した県勢3人のうち、沢田哲治さん(50)は左下肢不全を患いながら、若いころプレーしていたアーチェリーに40代で再びのめり込んだという。「的を狙い、誰にも邪魔されずに自分だけの力でプレーできるのがいい。ハンディがあっても健常者と一緒にプレーできるのも魅力で、健常者の大会にも出ています」と笑顔で汗をぬぐった。
毎日新聞 2010年9月29日 地方版
大会は毎年、全国5ブロックの持ち回りで開催しており、県内での開催は初めて。障害者のアーチェリークラブは県内に2クラブあり、約20人がプレーしているという。大会実行運営委員会の崎山貴文・事務局長(36)は「この大会の県内開催を機に、5年後の国体に向けアーチェリーを普及していきたい」と話した。
参加した県勢3人のうち、沢田哲治さん(50)は左下肢不全を患いながら、若いころプレーしていたアーチェリーに40代で再びのめり込んだという。「的を狙い、誰にも邪魔されずに自分だけの力でプレーできるのがいい。ハンディがあっても健常者と一緒にプレーできるのも魅力で、健常者の大会にも出ています」と笑顔で汗をぬぐった。
毎日新聞 2010年9月29日 地方版