ゴエモンのつぶやき

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施設の日常お笑いに 徳島市のクレエール、障害者が吉本芸人と共演

2015年07月31日 21時05分21秒 | 障害者の自立

 徳島市内で弁当の製造販売を行っている障害者就労施設「Creer(クレエール)」のメンバーが、8月1日に吉野川市の鴨島公民館で開かれる「吉本新喜劇チャリティ公演」で、お笑い芸人と共演する。クレエールを舞台にした笑いあり、感動ありのオリジナル新喜劇で、出演する障害者らは張り切って練習に励んでいる。
 
 施設の障害者ら9人と、吉本新喜劇のおばあさん役で有名な桑原和男さん、やくざ役で知られる中條健一さんらお笑い芸人5人が出演する。
 
 舞台にクレエールの店舗のセットを組み、弁当作りや販売など日常の様子を、多彩なギャグを交えながら演じる。ストーリーは施設と吉本興業グループで考え、障害者の自立や、全ての人が共生できる社会を目指そうとのメッセージを込めている。
 
 公演は、施設を運営するNPO法人クレエールの主催。NPO副理事長で桑原さんらと親交がある原田昭仁さん(54)=徳島市中前川町5=が吉本興業グループに呼び掛け、必要経費だけで出演してもらうことで実現した。施設内で出演希望者を募り、5月からクレエールの多目的室などを使って週2回ほど練習を続けている。
 
 出演する長江知里さん(32)=徳島市西須賀町東開=は「施設のメンバーが参加して一生懸命作り上げた舞台を、ぜひ見に来てほしい」と話している。
 
 公演は午後2時からで、劇に先立ち、吉本の芸人が漫才などを披露する。会場では、県内の障害者授産施設など8施設が作ったパンやクッキーなどの販売もある。入場料は、前売り2千円(当日2500円)。

問い合わせは正午~午後4時半にクレエール<電088(654)5205>。

【写真説明】本番に向け、練習に励む「クレエール」のメンバー=徳島市昭和町3]
 
2015/7/29      毎日新聞

AEDで命守ろう 障害者施設に贈る

2015年07月31日 20時59分22秒 | 障害者の自立

 三条市の三条南ロータリークラブは、同市柳沢の障害者拠点施設「グッデイいきいきサポートセンター」に自動体外式除細動器(AED)を贈り、27日に目録を手渡した=写真=。

 同クラブは2010年から、市内の小学校や市立図書館などにAEDを寄贈しており、今回が6カ所目。星野健司会長(60)は「目に見える活動の一つとして、今後も設置に協力したい」と話している。

 AEDは、施設利用者が体を動かす多目的ホールに設置された。同センター運営協議会の鈴木守男会長(71)は「AEDがあれば、もしものときに対処できる。これで一安心だ」と喜んでいた。

 

 2015/07/30      新潟日報


山形県は、障がい者の差別を解消するための条例を制定へ

2015年07月31日 20時57分07秒 | 障害者の自立

山形県は、障がい者の差別を解消するための条例を制定することになり、差別の禁止に加え、障がい者への理解を深める施策の推進を柱とする骨格案を示しました。これは、障がい者福祉団体の代表などが出席した会議で県側が明らかにしたものです。障がい者の差別を解消するための条例は、県が、来年4月に施行される国の障害者差別解消法を見据え、制定を進めているものです。県は、障がい福祉関係の23団体から、差別に対する具体的な事例を調査し、条例に盛り込む禁止事項として「企業の採用や賃金」「公共施設の利用や制限」、「福祉サービス提供」など、具体的な生活の場面ごとに考え方を示しています。また、障がいや障がい者に対する理解不足による誤解や偏見が差別につながっているとして、条例に、障がい者などへの理解を深める施策の推進の項目を設けたのが特徴です。

[ 7/29 20:00 山形放送]

高齢化する障がい者の老後問題研究会

2015年07月31日 20時54分38秒 | 障害者の自立

 8月8日午後1時から柏原住民センターで、障がい者の老後問題研究会が行われる。NPOくろまめ丹波但馬障害者高齢者支援事業所の主催。自立、生活、介護、看取りなど、障がい者の高齢化に伴うさまざまな問題について一緒に考える。厚労省労働保険審査委員の品田充儀さんが講師を務め、NPO法人福祉サービス経営調査会の塚口伍喜夫理事長が提言を行う。

参加希望者はできれば事前申し込みを。NPOくろまめ(0795・73・0274)。

2015年07月30日      丹波新聞


全盲で関学博士号・79歳兵庫の男性、研究集大成の本出版 「視覚障害者に理解を」

2015年07月31日 20時52分03秒 | 障害者の自立

 64歳で失明した後、関西学院大学大学院(西宮市)で視覚障害者福祉の研究を続けてきた森田昭二さん(79)=同市青葉台=が、研究成果をまとめた「盲人福祉の歴史」を出版した。

 森田さんは生まれつき両目の視力が弱かったが、努力して京都大に進学。その後、大教大付属池田高校(大阪府池田市)などで約30年間、国語の教師を務めた。コンタクトレンズでの過度な視力矯正などで白内障を発症。視力の低下が進み、64歳のときに完全に失明した。

 失明直後には、「これからどうやって生きていけばよいかわからなくなった時期もあった」という。しかし、白杖を使って最寄り駅まで歩いたり、点字の勉強を始めるなど前向きに取り組み、徐々に活動範囲を広げた。

 平成15年春、「戦前から視覚障害者の教育に力を入れてきた関学大で、福祉について学びたい」と、同大社会学部の聴講生になった。2年後、大学院修士課程に進学。その後博士課程にも進み、視覚障害者の福祉について研究。6年間かけて博士論文を書き上げ、78歳の昨年3月、博士号を授与された。

 森田さんは「学生ボランティアが研究資料を朗読してくれたり、英語の文献を点字にしてくれたりして、私が学べる環境を整えてくれた」と振り返る。

 今年6月には、研究の集大成となる本を出版。点字新聞の初代編集長ら明治から昭和にかけて、日本の視覚障害者の地位向上に努めた3人についてまとめた。

 森田さんは「視覚障害者福祉の源流となる人たちについてまとめられた文献はほとんどなかった。3人の生き方を感じ、視覚障害者の福祉に理解を深めてほしい」と話している。

 A5判、316ページ。5500円(税抜き)。問い合わせは明石書店(電)03・5818・1171。

2015.7.30       産経ニュース