12月8日(日曜日)、世田谷区民会館及び区役所中庭(世田谷4-21-27)で、「第39回区民ふれあいフェスタ」を開催しました。
区民ふれあいフェスタは、障害者基本法第9条に基づき、区民の障害者に対する理解と関心を深めるとともに、障害者の自立と社会参加の促進を図るため、「障害者週間」の記念事業として昭和56年より実施しているもの。
区民会館ホールステージでは、障害がありながらも自立生活に努力された方や障害者支援活動の功績が特に顕著である方などへの区長表彰が行われ、保坂区長からは「いよいよ来年、東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。区は『先導的共生社会ホストタウン』として国から認定を受けました。パラリンピックに向けた機運醸成を図るとともに、心のバリアフリーなどの取り組みをさらに推進させ、みなさんとともに2020年を迎えたいと思います。本日はおめでとうございます。」と言葉が贈られました。また、地域団体によるパフォーマンスとして、合唱や和太鼓演奏、ダンスなどが披露され、各団体がこの日のために練習した成果を存分に発揮し、観客を笑顔にしていました。
会場では、障害者団体・施設による活動PRや手話・点字・音訳教室、補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)コーナー、区内作業所の自主生産品の販売、パラリンピックの正式種目である「ボッチャ」体験コーナーなどが設けられ、ボッチャを体験した来場者は、「ボッチャという名前は知っていたが、実際にやるのは初めて。ルールを教えてもらい、楽しめたので良かった。」と話してくれました。
そのほか、世田谷区の交流自治体である群馬県川場村の物産展や消防士なりきり体験・消火体験なども行われ、様々な団体や自治体が一体となって区民ふれあいフェスタを盛り上げました。
また、この日は区民会館1階ホワイエで12月3日より開催している「障害者週間記念作品展」も観覧することができ、心のこもった感性ゆたかな作品の数々が来場者の目を楽しませていました。
世田谷区 ~「第39回区民ふれあいフェスタ」