前回、甲式焼酎と乙式焼酎、単式蒸留と連続蒸留の事を書いた。
ありゃま、いろいろな焼酎の本を読み返すと、記載が間違っていた事に気づいた。
間違ってるのは、以前のチューハイに使われた焼酎と、今の本格焼酎と呼ばれる焼酎の事。
甲類焼酎(単式蒸留)がチューハイに使われたみたいな事を書いてしまったが、逆だった。
単式蒸留の甲類焼酎は原料の香りや風味がある。本格焼酎とボトルラベルに明記されてるのはこちらの焼酎だ。
連続蒸留の乙類焼酎は純度の高いアルコールのクセが無い焼酎。別名ホワイトリカーとも呼ばれる。梅酒を漬ける時やチューハイに使われるのはこちらだ。
どこでどう間違って覚えてしまったのかわからないが、人の記憶って怖いね。
心理学で「構想的想起」って言うらしいんだけど、錯覚で思い違いをしてしまってそのままって事があるらしい。
同窓会なんかで「あのときお前が」ってのが、そいつがした事じゃないのにすげ変わってたりする、あれね。
気を取り直してまたもや米焼酎。
米焼酎と言えば吟醸香があったり、日本酒に近い物があったりで、あっさり飲めるって印象。
そんな米焼酎での逸品。
欧羅火。
「おおらか」かな?って思ってたら「オラーカ」だった。
こいつも下手すりゃ勘違いして覚えるところだったよ。
何々?
1546年山川港にきたポルトガル貿易商人ジョルジュ・アルバレスの「日本報告」の中に登場する米焼酎「Orraqua」
この名を欧羅火とつけました。って。
夜呂死苦(ヨロシク)とか武血義理(ブッチギリ)とかと同じレベルの日本漢字の当て字。
オラーカ命名は元ヤンか?
明治から昭和初期の日本は、亜米利加(アメリカ)とか西班牙(スペイン)とか露西亜(ロシア)って公然と表記してたから、こっちが普通か。
神の河(かんのこ)を作ってる薩摩酒造らしく、ラベルが海外対応仕様。
とはいえ、英語ばっかりで表記してるラベルや、酒をSAKEとか商品名をわざわざローマ字表記してるのは、媚を売ってるみたいでなんか嫌い。
勘違いしてないか?って思うけど、この欧羅火のラベルはどこかオリエンタルな雰囲気を醸し出してるので好き。
ボトルキャップも今風のスクリューキャップではなく、昔ながらの留め金式。
欧羅火(オラーカ)
薩摩酒造株式会社:鹿児島県枕崎市
原材料:米/米麹(タイ米)
アルコール度:25度
ロックやストレート、水割りがベストの飲み方だと思う。
お湯割りやお茶割りだと米焼酎はちょっと味気ない。炭酸割りはブーイング。
純米原酒を樫輪樽で長期熟成した、純米焼酎ならではの琥珀色を楽しんで是非飲んでほしい。
ありゃま、いろいろな焼酎の本を読み返すと、記載が間違っていた事に気づいた。
間違ってるのは、以前のチューハイに使われた焼酎と、今の本格焼酎と呼ばれる焼酎の事。
甲類焼酎(単式蒸留)がチューハイに使われたみたいな事を書いてしまったが、逆だった。
単式蒸留の甲類焼酎は原料の香りや風味がある。本格焼酎とボトルラベルに明記されてるのはこちらの焼酎だ。
連続蒸留の乙類焼酎は純度の高いアルコールのクセが無い焼酎。別名ホワイトリカーとも呼ばれる。梅酒を漬ける時やチューハイに使われるのはこちらだ。
どこでどう間違って覚えてしまったのかわからないが、人の記憶って怖いね。
心理学で「構想的想起」って言うらしいんだけど、錯覚で思い違いをしてしまってそのままって事があるらしい。
同窓会なんかで「あのときお前が」ってのが、そいつがした事じゃないのにすげ変わってたりする、あれね。
気を取り直してまたもや米焼酎。
米焼酎と言えば吟醸香があったり、日本酒に近い物があったりで、あっさり飲めるって印象。
そんな米焼酎での逸品。
欧羅火。
「おおらか」かな?って思ってたら「オラーカ」だった。
こいつも下手すりゃ勘違いして覚えるところだったよ。
何々?
1546年山川港にきたポルトガル貿易商人ジョルジュ・アルバレスの「日本報告」の中に登場する米焼酎「Orraqua」
この名を欧羅火とつけました。って。
夜呂死苦(ヨロシク)とか武血義理(ブッチギリ)とかと同じレベルの日本漢字の当て字。
オラーカ命名は元ヤンか?
明治から昭和初期の日本は、亜米利加(アメリカ)とか西班牙(スペイン)とか露西亜(ロシア)って公然と表記してたから、こっちが普通か。
神の河(かんのこ)を作ってる薩摩酒造らしく、ラベルが海外対応仕様。
とはいえ、英語ばっかりで表記してるラベルや、酒をSAKEとか商品名をわざわざローマ字表記してるのは、媚を売ってるみたいでなんか嫌い。
勘違いしてないか?って思うけど、この欧羅火のラベルはどこかオリエンタルな雰囲気を醸し出してるので好き。
ボトルキャップも今風のスクリューキャップではなく、昔ながらの留め金式。
欧羅火(オラーカ)
薩摩酒造株式会社:鹿児島県枕崎市
原材料:米/米麹(タイ米)
アルコール度:25度
ロックやストレート、水割りがベストの飲み方だと思う。
お湯割りやお茶割りだと米焼酎はちょっと味気ない。炭酸割りはブーイング。
純米原酒を樫輪樽で長期熟成した、純米焼酎ならではの琥珀色を楽しんで是非飲んでほしい。