2013-0914-yts1304
短歌写真1304 これよりは
これよりは平らかにあれ和せやよ
ああをみならよああをのこらよ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○学園祭案内情報を頼りに出かけたら、体育館で中学二年生が発表の最中。演劇「ぼくの村は戦場だった」と関連合唱、1時間の平和希求主題の大作であった。十四歳の少年少女らの懸命の演技に、胸が熱くなった。合唱は学年全員。万葉調の平仮名歌に二文字「平和」を分けて入れた。若い諸君、平和のために!
¶和(やは)す=「[他サ四]…平和にする。」(三省堂「詳説古語辞典」)
¶やよ=「[感]呼びかけに発する語。やあ。」(同)
¶をみな、をのこ=女の子、男の子。
□短写1304 これよりは たひらかにあれ やはせやよ
ああをみならよ ああをのこらよ
【写真】きのう、竹行中学校。
2013-0914-yhs1218
俳句写真1218 きはだちて
きはだちて赤紫の秋の萩 悠山人
○俳句写真、詠む。
○彩りが寂しくなり始めるころ、出番を迎えるのが萩。秋の字を貰っている花。万葉の昔から日本人に愛されている。
○結句、「秋萩」とみれば季語重複にはならない。避けるとすれば、無難に「萩の花」。
□俳写1218 きはだちて あかむらさきの あきのはぎ
【写真】先日、芸術公園。
memo-WSM:(Gy) 「SUCH MICH NICHT」。2004、独、1時間20分。日語題「ワイルド・アサシン~非情のミッション~」、字幕も。ロケはベルリン。女の顔部分の超接写、化粧し変身している。全身、一見売春婦。<仕事>先の客は警護つきの重要人物らしい。警護が離れるとためらいもなく消音拳銃で射殺。女は指示命令どおりに暗殺するのが生業。・・・と進むのだが、ボスは表向き翻訳業、にしても、背景も周辺事情も全く不明。だいたいセット撮影のような、生活感のない、清潔な建物、人影のない巨大な住宅団地、寡黙なセリフ・・・あっという間にお粗末な結末、という私の感想。原題直訳は、「私を探さないで」。