短歌写真1308 時くれば

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短歌写真1308　時くれば
 
時くれば満つるものとは知りながら
中秋節ののちぞさびしき　　悠山人
 
○短歌写真、詠む。
○各報道機関でかなり前から中秋の名月と喧伝していたし、じっさいほぼ全国的に雲ひとつない夜空。ふだんコンデジで月を撮らない人たちも、今夜だけはと、構えていたのではないか。四句目「の」は、さらに厳格には「が」。
□短写1308　　ときくれば　みつるものとは　しりながら
　　　　　　　　　　 ちゅうしうせつの　のちぞさびしき
【写真】きのう、自宅。撮影は１８時半ごろ。設定を変えて２枚撮影し、合成した。
memo-WSM:(YT) 「HOME」。2009、欧（EuroCorp）、１時間半強。語り・字幕とも英語。題名は、私たちの住んでいる地球、という意味。７０億人は家族、その家が地球。誕生から説き起して、住み家である地球、その家をほかならぬ家族自身が汚染加速させている、というドキュメンタリー映画。前半はとにもかくにも絵の作り方が申し分なく美しい。後半は＜faster and faster（もっと速く、もっと速く）＞がキー・ワードになって、環境破壊の進む様子。ほぼ全編、世界各地、ヘリによるゆっくり空撮。最後に制作者の訴えが、大きい字でかなり長く出る。朝方四時に見終わって外を見たら、素晴らしい満月が、そろそろ退場しようかな、というところだった。すべての人におすすめ。http://www.youtube.com/watch?v=jqxENMKaeCU

俳句写真1221 空晴れて

2013-0920-yhs1221
俳句写真1221　空晴れて
 
空晴れて飽かず眺むる秋の富士　　悠山人
 
○俳句写真、詠む。
○庁舎１０階から初めて見る四囲の完全眺望。遠く富士山が見える。辺りに人がいなくなったところで、木製の長椅子に腰かけてただひとり、＜ものや思ふとひとの問ふまで＞。
□俳写1221　　そらはれて　あかずながむる　あきのふじ
【写真】先日、新築の甲斐府中市庁舎。広角端でも全然入りきらないので、２コマ自動合成して、さらに空を継ぎ足した。