一軒家さんから家への帰途、小野公園に寄りました。
こちらもラクウショウの紅葉が見頃を迎えていました。
青空に映えるラクウショウの森は壮観でした。
平日とあり、人もまばらで静かな公園でした。
樹の真下から、折り重なる繊細な紅葉を見上げるのがお薦めです。
母子大池から南下する途中で、一軒家さんに寄りました。
紅葉に彩られた、立派な茅葺家屋
紅葉と入母屋造り
店内のいろりには既に火が燈り、暖かったのですが・・
今日は紅葉を眺めながら、外のテラス席でわらびもちをいただきました。
峠の茶屋 一軒家(三田市永沢寺208)
市内の紅葉を見に行きました。
母子大池(もうしおおいけ)
休憩舎から池方面を眺めると、ラクウショウ、モミジ他、色々な
樹々が色付いていました。
池側から見るラクウショウと休憩舎
散策道はすでに散った赤いもみじが絨毯の様に。
池には周囲の山々が映っていました。
池が竣工された折に建てられた石碑と灯篭
『 瑞穂豊穣の水落 』(みずほ ほうじょうの すいらく)
私は碑に刻まれた文章がとても好きです。
数年前に散歩に来た折、青野に住まわれている農家の方から、
この碑の意味を教えていただきました。
「母子大池から流れた水は青野川を渡り、上青野、下青野の水田へ流れることで、
稲が育ちます、池の水は私達の水源です。」とのこと。
畔の1本もみじは毎秋、鮮やかに目立ちます。
一昨年は散策道の途中で疲れてUターンしていた母でしたが、
昨秋は車椅子でしたので、ここまで連れて来ました。
タカノツメ(ウコギ科)の黄葉
ラクウショウの気根
秋は感傷的になるせいでしょうか、紅葉を見に行く先々で
在りし日の母を思い出しては悲しくなりますね。
紅葉が見頃の三田谷公園へ行きました。
2022.11.9(水)
公園に入るや目に入る、頭上のモミジバフウ(アメリカフウ)(フウ科)
去年は紅葉の盛りを逃してしまったので、今年こそは、と訪れました。
夕陽に照らされ、燃える様な並木でした。
枝先の真紅、枝元のまだ黄色の葉・・グラデーションが
素晴らしかったです。
去年、母と来なかったことが悔やまれました。
一昨年までは毎秋、二人でトラックを一周したのですが。
駐車場の芝生は、トウカエデの真っ赤な落ち葉で覆われていました。
きれいな葉を押し葉にしていた母を思い出し、数枚拾いました。
仏壇の中に敷いて仏様達にも見てもらいました。
三田市北浦から千丈寺山(せんじょうじさん)に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2022.11.6(日) △千丈寺山
行程:(往復)自宅=R176経由=青野ダムPー北浦天満宮ー治山堤防ー大岩ー△千丈寺山
1/25000地形図:『藍本』
メンバー:自分・長男
駐車地から北方角に大谷山
周囲の山々は皆、斜面が紅葉していました。
北浦天満宮に参拝後、裏手から入山します。
急登を少し登り、振り返ると眼下に広がる眺望
空を映した青野ダムも一望です。
南の方角には六甲山。
昨日はあの最高峰からこちらを眺めていたのでした。
さらに進むと、展望地から周囲の山々が見え出しました。
特徴的な形の羽束山三山
ザラ地から。左のピークが千丈寺山でしょうか・・
落ち葉の積もる優しい道
紅葉、黄葉も青空に映えていました。
クヌギの枯葉の裏に、丸いものがたくさん付いていました。
まばらに付いているものもあります。
拡大すると、毛に覆われた何かの実にも見えます。
あ、もしかして・・とひとつ潰してみると、
中心に穴が開いて、その中に小さな小さな幼虫が入っていました。
どうやら虫こぶの様です。
帰宅して調べてみると、「クヌギハケタマバチ」という蜂の
虫こぶと解りました。
頂上直下の岩場からはさらに眺望が広がり、海まで見えました。
△千丈寺山 に登頂。
一等三角点
点名『千丈寺山』(せんじょうじさん)
標高:589.63m
ちょうどお昼で、山頂でゆっくりと憩いました。
山頂から一段低い場所からは、東方向に峰ヶ畑や大野山(猪名川)が見え、
下方、西方面はすぐ近くの大谷山、中山など。
お昼後は下山前に磐座の権現様へ挨拶へ。
昨秋来た折は無かった倒木が参路を塞いでいましたが、どうにか
くぐりました。
大権現の祠にて、昨秋、山友さん達と
訪れた折、Oさんから教えていただいた、
千木(ちぎ)と懸魚(けぎょ)のことを
息子に話しました。
往路を戻ります。山はどこも色付いています。
もう一度大岩に寄り、眺めを楽しみました。
北浦天満宮に下り、駐車地に戻り、帰途へ。