健康の基本は歩き

人間は歩きを止めてから肉体的に老いてくる、精神的には何事も挑戦を諦めた時から老いてくる、今やりたい事を今出来る内に今やる

栗拾いに先客あり

2009-09-29 21:16:49 | 釣行

先日、例年通り何時ものコースを3人で渓流釣りに一泊二日で出掛けた。

毎年、釣りの合間に栗拾いをする場所が有り、期待し出向いたらナンティコッチャ!、場が異様に荒れている、熊出現かと一瞬動揺し後ずさりした。

栗が食べられて殻が残されていた、その食べ後の殻も何処となく異様、一寸割れ目が有るイガの栗は食べられずに残っていた、地面に残っていた足跡から想像すると豚にそっくりなので熊でなくイノシシの様である。

私だけが知っている別の場所にある栗のところにも足跡が有った。

去年は私の方が先だったが今年は一週間ほど行くのが遅かったせいかイノシシの方が先客。

それにしてもイガを避けながらどうやって食べて居るんだろう?、やはり手をつかうのだろうか、十数匹居た事を想像するだけで恐ろしい、あんな川岸の斜面のところでと思うと関心もする。


隣人とのお別れ

2009-09-24 22:38:34 | 人生・命

裏の家のお父さんが亡くなった、何処となく異様な感じがする朝だったのは三日前。

最近、顔を見ないなとは思っていたがガンで先週から入院したばっかりだったとの事。

昨日は通夜で今日は告別式、導師の入場で驚いた、今から15年前に行った我が家の葬儀にお世話になった坊さんだった、偶然同じ宗派だったのである、懐かしくお経を読経した。

坊さん曰く、いくら看病してもあうすれば良かったこうすれば良かったと悔いは残るものである、限りのある人生は出来る時に好きな様に楽しむべし、お金が貯まったら時間が出来たらなんて言っていると出来なくなる事が多々ある。

また曰く、人生のスタートはこの世からではなく、あの世から始まり現世で数十年縁あるものと共に生きて来たのであり故人は喜んであの世に戻るんだと言う。

それもそうかな~と思いつつ人生の儚さを感じた、また明日は没し者が居ようが居まいが明日の陽が昇る、諸行無常、合掌礼拝。


何年か振りの手紙投函

2009-09-11 23:32:59 | 所感・雑感・独り言

手紙と言っても実は通常の手紙ではなく、仕事上の資料を顧問の会計事務所へ送るために投函した、暫く振りなのでいくらの切手を貼ればいいのかも分からないのでコンビニの店員に聞いて購入し直ぐポストに投入した、その音は少し重たかったのでポトンと音がした。

その直後、我ながらビックリした、あれれ!、宛名書いてないわい。

ポストに表示されていた電話番号に電話し事情を説明したら、2時間後にXXX集配局に身分証明するものを持参し取りに来て下さいとの事。

何故、そんなに慌てていたんだろう、いや慌ててはいなかった、近年はメール多用で手紙の出し方を忘れた?、忘れたと言うよりも日常的でない行為なので宛名を書くと言う意識が薄らいでいたのかも知れない、習慣って恐ろしいですね。

それとも単純にボケ始まったのかな、笑うしかないね。


稲刈り今昔

2009-09-07 00:03:08 | 思い出
My Home Pageへのリンクの方はここをクリックして下さい

20090906_232037442


昨日今日と天気がいいので朝早くから稲刈りが始まった
ほぼ毎日通勤している農道で金髪をバリカンで刈る様にコンバインが動いていた
一寸この前の春の田起こし田植えで始まり稲の成長を部外者ですが
毎日車の中から眺めていた、今更ながら一面黄金色と言うのは実にいい光景ですね
私は農家の生れで子供の頃は家の中に馬小屋が有り一緒に暮らしていました
当然農耕には馬は欠かせない道具としての生き物でした
昔は田植えも稲刈りも全て手作業で、この変貌ぶりは今昔の感が有ります
田起こし後のシロカキの時
馬を先導する為に馬の鼻の先に竹の棒を付け一緒に歩く「鼻取り」は
子供にとって大変重労働な手伝いでした
大人が鎌で稲を刈り束にした稲束を肩に担ぎ運ぶ時の首周りのチクチク感は
今でもありありと思い出されます
今は機械化だから一家分は数日間で終えるでしょう
昔は雨天の関係もあり1カ月半は掛った
雪が降り始めてもまだ終わらず焦っている親父の姿が記憶に有ります
あの頃の農家の仕事は殆ど手作業で
江戸時代の頃となんら変わらない様に思えてならない
そんな仕事ぶりを見て育ったのでその頃の苦労が手に取るように分かる
今は亡き腰の曲がったお袋の姿を思い出すと今でも当時の光景が思い出される
そんなこんなで間接ながら50年間以上農家の変貌ぶりを垣間見て来た
機械化され楽になったものの実際は機械貧乏、でも手作業には戻れないのも現実
最大の問題は就労者の高齢化だそうだ
明日も、田んぼの日々の変化を眺めながら会社へ愛車で農道を行く