お天道様はまた昨日と同じ様に朝に出、夕に沈んだ。
当り前のことだが何が有ろうともまた陽は昇る。
昔、単身赴任する前は毎日電車に揺られ片道2時間10分を掛け都心へ通勤をしていた。
昨日、今年3回目の電車にモバイルSUICAで乗り、東京の外れまで行き、同期入社の同僚の告別式に参列して来た。
まだまだ若いのに至極残念、2年ほど前に法事で我が家に呼び、元気に飲み食いしたのに
また1年程前には電話で現況を確かめあったのに非常に残念である。
喪主の挨拶で「本人は悔いのない人生だったと申しておりました」との事
果たして私はそう言う崇高な言葉が出るだろうか?
帰りは自問自答しながら家の近くに停留所のある高速バスで帰って来た。
せめて、もう10年は元気に健康で生きたい、106歳のお袋より先には逝けないだろう。