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キックバック

2016-01-25 | 日本語百科
金融経済用語で、日本の商習慣として解説をしている。割戻金、リベートを指す。リベートは、 支払い代金の一部を謝礼金、報奨金などとして支払人に戻すことと、辞書にある。kickbackは、望ましくない反応のようである。け返り、けり戻し、とは、あまり使わない。また、跳ね返り、というのがあった。チェーンソーが作業者向きに急激に跳ね上がる現象だそうだ。さて、それを中国ビジネスの腐敗の現場として、>その手も行き届かない闇が社会を覆っている。ビジネスの現場も例外ではない。現地に進出する日本企業の末端でも、仕事の発注の見返りに金品を要求する「キックバック」が横行する。 と伝える。 . . . 本文を読む

東西冷戦とは何であった、秘密と嘘

2016-01-24 | 斯く書く
NHKドキュメンタリー、新・映像の世紀を観た。公式ページの番組内容の告知だ。第4集 世界は秘密と嘘(うそ)に覆われた というタイトルで、第1集 百年の悲劇はここから始まった 第2集 グレートファミリー 新たな支配者 第3集 時代は独裁者を求めた に続く。大反響を呼んだ、映像の世紀から20年、という触れ込みだが、自らに重ね合わせても、の時間は激動期であった。全6本の放送スケジュールに、5集は2月、6集は3月である。この4集がシリーズでは圧巻であろう。それぞれの映像は出来事の発掘となるのが、第4集をも含めてのことだ。第1集の構成が印象的であっただけに、2、3集とはまたちがって、どうしても戦争の世紀を観てしまう。わたしたちがドミノ理論に組み込まれることなくいて、その反対側世界をとらえない。レーガンさんの俳優組合の話に大統領となっての再登場にはアメリカ社会が透けて見える。 . . . 本文を読む

サーチナ情報

2016-01-23 | ニューストピック
中国は広いから、大きいから、そして人口が10倍以上だからと、中国へ出かけると、そう答えて、だからわからない、何かあるとそれを、10分の一にして考えなくてはならないなどと、日本と中国の違いに触れてきた。頭のいい人が一人いたら、その10人はそのような人がいることになるし、中国経済の実力はその大きさから、いまなら、13分の一にするかというようなことが、もはや通用しなくなってきた。現実は世界並みになるかどうかではなくて、いまからそれだけの伸びしろを持っているというようなことは、想像するだけで桁違いだから、やはり、この実力を、どうとらえるかだ。いつも読んで、話をその規模でとらえるか、というのがサーチナニュースである。 . . . 本文を読む

中国発、経済混乱

2016-01-22 | ほんとうのところは
中国とかかわって1978年来、37年になる。かかわり方は仕事上のこと、日本語教育のプロジェクトである。校是が中国とにあった職場は辞書作りから研修生の受け入れへと事業を展開していたときに、そこに始まりがある。大陸引き上げの遺産であったのだが、留学生へちシフトしたプログラム作りを行った。1984年に北京へ出かけてから、あの大きな出来事のときは訪問を中止したが、ほぼ毎年のように北京、天津、上海、南京などの年を訪ねてきた。30年を越えての中国ウオッチャーである。1984年の建国35周年の天安門広場の行事をつぶさに見ていたので、それから数年の動きには目を見張ったものだった。それを過ごしての中国は、経済政策に一国二制度のもと、開発区特区の手法で沿岸経済地域を作り上げて、そこに市場経済をまねてきた。それから20数年におよぶ計画経済は国家主導の展開だったから、その手法にはかたくなに統制が行われていたのだった。それを知ると、この数年の転換は、経済進出への覇権とも見える。 . . . 本文を読む

SMAP

2016-01-21 | ほんとうのところは
SMAP、スマップ、カタカナ表記とローマ字表記、解散騒動が幕引きとなった。悶着だった。名前に改めて、Sports Music Assemble People スマップを思う。結成来、25年の時の流れがある。1988年4月、スケートボーイズのグループからだったそうだ。そういえば、1998年、夜空ノムコウ、2000年、らいおんハート、2003年、世界に一つだけの花 などの記憶は、その時代とともにあった。そのイメージにメディアのものとして受け止めている側からすれな、そのイメージつくりにある仕組みが壊れかけたということである。それを、感情や意見の食い違いから起こるもめごと、いさかいというふうに、見えてしまったのは、このグループの意思のありようである。そこにはアイドルたち本人のものと、その商品化を企画して生まれる虚像とが見えるが、さらには見る側の民衆にもある。 . . . 本文を読む

人文系学部の改編

2016-01-20 | 日本語どうなるの?
繰り返される言葉だ。それは学部廃止という強い響きだけをもって伝えられるようになる。それは国立大学だけに国の文教予算の配分、運営に係わるからその大学の長には重要な決定をゆだねられることになる。新聞記事が見出しにした、国立大、「文系改革」に揺れる この文言が人々の議論あたまにのかかったまま、その書き出しにある、> 全86校の国立大に対し文部科学省が6月に出した通知が波紋を呼んでいる。「廃止」という言葉を使って人文社会系学部の見直しを迫り、それに対応する大学も出始めた。一方で強い批判もあり、文科省は火消しに追われている。  そしてこの記事は続けて、こうも着ている。  >通知は「特に教員養成系、人文社会科学系学部・大学院については、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り組む」と統廃合にも言及していた。  この現状に対する言いようが何を意味しているのかは、その大学の場にあるものにはすぐにもわかることであるかもしれないにかかわらず、新聞記事特有の大学一般論にすり替えていくのは、そういう物言いがわかりよいと感じて編集局が扱うのだろう。国立大学は自らの力で5年ごとに中期目標を立てて文科省の予算に見合う大学づくりをしなければならないと位置づけられているから、その改革を進めることに意味合いを大学当局が自ら知るところなのである。その施行、ですでに15年を経過するようなところ、大学人は知らないわけではない。 . . . 本文を読む

目が離せない

2016-01-19 | ほんとうのところは
News week 今週号のカバーストーリーは、特集:中国経済の危機管理 2016年1月26日号、1/19発売 Cover Story 導入したばかりの株式市場の「安全装置」も数日で撤廃 世界を疑心暗鬼にさせる中国政府の稚拙な経済マネジメント とある。国際社会入りを果たしたかの、情勢の中で、この口上は厳しい様だ。そしてタイトルには、経済 お粗末すぎた中国当局の危機管理 とあって、さらに、人民元 市場を混乱させる人民銀行の「沈黙」 と見える。分析 ソ連化する「中国の悪夢」 となれば、いつか来た道の話であろうか。目次に、 中国市場 中国の減速が世界経済とアジア市場を道連れにする恐れも?  為替 当局の元安誘導に市場は大慌て  予測 金融危機再来?中国以外の4つの火種 などとある。 . . . 本文を読む

もうひとつの万葉集

2016-01-18 | 斯く書く
編集者と歌を紹介して、天声人語に書いている。編集者の歌は、次の1首、〈日本語のすでに滅びし国に住み短歌(うた)詠み継げる人や幾人〉と呉建堂さん。〈日(ひ)の本(もと)の文習へども花咲かぬ菟糸子(ねなしかづら)の浜に黄色し〉、傅彩澄(ふさいちょう)さん。日本語教育を受けた人たちであるとする、この歌集には、日本語と、自民族のアイデンティティーと、文芸に託された思いとが交錯する。 ○ 蕭翔文「日本人になり切らむとしてなり切れぬ苦しみ重ね戦ひ終えぬ」 ○孤蓬万里「日本語のすでに滅びし国に住み短歌(うた)詠み継げる人や幾人」 . . . 本文を読む

一つの中国がふたたび

2016-01-17 | ほんとうのところは
台湾総統選挙で民進党の蔡英文氏が、蔡氏は約689万票(得票率56.1%)を獲得、朱氏の約381万票(同31.0%)という結果になった。蔡氏は両親が本省人、戦前からの台湾住民とその子孫で台北市生まれ、59歳である。8年ぶりの民進党政権奪回となる。1949年の中台分断、92年コンセンサス、そして国民党は一つの中国はそれぞれが定義すると解釈し、中華民国を名乗ると解説がある。中国共産党は中華人民共和国と主張、台湾は自国の一部とみなしている。民進党は、92年コンセンサスは認めないとの立場をとっている。コンセンサスは中台の交流窓口機関が92年に口頭で認め合ったとされる。 . . . 本文を読む

文章解析 2 文節には

2016-01-16 | 日本語文章論
文章を構成するものは文であり、複文である。重文とみるべきものは文の単位体の規定にかかわるところであるので、日本語の重文の成立は句に係わると考えてよい。文に主語があり、その要素をもって複文の関係構成を作る。重文の主語は対等の要素として文と文との関係が見えるとがわかりよいが、日本語の現象は主語、いわゆる目的語といわれるものが、文の要素として必須であるかどうかによって、句という単位になると考えた方がわかりよい。その文要素に主語述語を規定し、いま格関係を構成する、その機能を持つ接辞にある働きは助辞としての関係構成をするということであるが、-ga、-o、-ni、-toを論理関係の辞とし、-de、-e、-yori、-made、-karaをあげて、それぞれ、手段道具、方向、基準始発、到達目標、起点などの意味を持つ接辞とする。これについて名詞と動詞の語を関係構成するのに対して、名詞と名詞を関係構成する、-no-という接辞があるが、文節を連文節とする現れに特徴的である。日本の首都、首都の東京、東京のオリンピック、というような、それを連文節とするのは、意味を持って語相当に機能することによる。文の単位である、その要素に析出されるものはは、まず文節である。それは文を含む単位に捉える、文および複文いあって、それが文章となると、その単位も文節をもって見ることになる。文節は語を持つ。その後は品詞に分類できる。詞と辞によって文節があると言ってもよい。辞においては、接辞、助詞辞、格助辞を見る。 . . . 本文を読む