この記事をアップしてから、もう、5年半が過ぎてしまいました。
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日本には、アラフォーと言う言葉があるそうですね。
詳しくは知りませんが、バブル真っ盛りの頃卒業して、金に困らない生活をしている、
40前後の、活力溢れる女性とか聞きます。
この言葉を耳にすると、韓国語のチマパラムと言う言葉を思い出します。
チマ(スカート)でパラム(風)を切って颯爽と歩き回る、働き者の女性達のことです。
男性中心社会の韓国で、女性の立場と言えば弱いものと言われます。
女性は結婚しても、夫の姓を名乗れません。所謂、夫婦別姓とは違って、女性は夫の家系譜
に入れてもらえないのです。
それでも、韓国の女性達は、あらゆる場所で頑張っています。
韓国社会は、彼女達を抜きにしては成り立たないといえるでしょう。
市場での買物上手は、一家を切り回す主婦の重要な手段です。
節約して溜め込んだ小金を運用して、へそくりを増やしたりするのも得意です。
家計のやりくりだけでは無く、商売に於いても、そのど根性を、遺憾なく発揮します。
屋台や食堂を経営して、旦那の稼ぎを補います。
スーパーや、食堂の社長は大概、アジュマ(おばさん)です。
家では、旦那をおだてて、仕事に励ませますし、受験期の子供を、叱咤激励して、勉強させる
のも彼女達の役目です。
良き妻として、良き母として、良き主婦として、そして、時には、良き女として、颯爽と
走り回る、それが、チマパラムです。