韓国人のラーメン好きは、日本人のそれと較べてもひけをとらない。
ただ、少し、違うのは、日本人の様に、ラーメンを一種のグルメとして、捉えるようなことは
ない。どちらかと言えば、一時の空腹をまぎらわす、ファストフード的なものと言えるかも
しれない。
したがって、とんこつとか、鰹節とか、味に関しては、あまりうるさくない。
とにかく、辛ければ満足である。
麺に関しても、手打ちとかよりも、食べて美味ければそれで良しである。
したがって、ラーメンと言えば、インスタントラーメンがはばをきかせている。
その中では、何と言っても、辛ラーメンが王者である。
それに続くのは、上の写真で、上段の3っつである。いずれもそれなりの味わいを持って
おり、甲乙付け難い。
海老とか、イカとか、具に特徴を持たせて、消費者の好みに訴えている。
どう言う具合か、チャンポンとうたっているものもある。
インスタントラーメンと言うよりも、即席ラーメンとして、素朴な味を覚えた、mcj にとって
は、いささか戸惑いを感じるような、変り様である。
コリは、牛のしっぽ、コムは、時間を懸けて煮込んだ料理、タンは、湯(スープ)。
コリコムタンは、牛のしっぽを煮込んだ料理である。
コムタンにもいろいろな料理があるが、コリコムタンは、特に美味い料理で、韓国人にも
人気がある。
牛のしっぽは、しなやかなようでも、料理して見るとなかなかどうして、包丁や、出刃などで
切れるものではない。これを小さく切って、時間をかけて味を引き出す。付け根から、先っ
ぽまで、捨てる所はない。全部、美味しく食べられる。
白菜キムチや、カクトゥキとあわせて食べるコリコムタンの味は、また、格別である。
一人分が、1100円、決して安くはないが、キムチや、カクトゥキはいくらお代わりしても
お代は要らないとなれば、まずまずの値段か。
来週から、また、韓国出張になりました。このblogは、暫くの間お休みになります。