blogのお友達のkazyokuさんが、韓国と日本の文化、風俗などの繋がりについて、興味を持っておられるとのことです。
過去ログのなかから、ご紹介させていただきます。
(2006.4.19投稿)
タクアン、ウドン、バケツ。これらの関連を、すぐ、理解できる人は、よほどの韓国通であ
る。
これらは、皆韓国語である。
と言っても、根っからの韓国語ではない。勿論、日本から入ったものである。
然し、若い人たちは、本来の韓国語だと思って使っており、そのことに、何の疑問も持た
ない。
では、どうして、日常使われているかと言うと、彼等は、自分の父、祖父が使っているのを
聞いて、自然に覚えたからである。
祖父達が、これらの言葉を使うのは、勿論、若い頃、日本軍に徴用された折に、軍隊用
語として覚えたものである。
このほかに、ノコ、テモト、マンタン、バカヤロなどの言葉も覚えている。
さすがに、バカヤロは自分の国の言葉だと信じてはいない。あいつは、頭が悪いではな
く、頭がバカヤロだと言うこともある。
これらは、両国の歴史の負の遺産とも言えるものであり、一時期韓国政府が、使わない
様に指導したこともあり、最近は、日常使われる軍隊用語もずいぶん少なくなって来てい
る。
けれども、上に挙げたものは、今後何年でも使われ続けるであろう。
さて、最後の写真は、どう言う意味だとお思いであろうか。
勿論軍隊用語である。
ドライバーではない。エッチラマワシと言う。トラックや、飛行機のネジをエッチラオッチラ
回したときに覚えたのかと考えたが、そうではなかった。
戦争中の日本軍は、敵性語のドライバーを使うことを禁じ、柄つき羅回しと言ったのだそう
である。恐らく、これを教えた教官は、東北地方の出身者であったに違いない。
韓国の、文化、風俗を語る上で、どうしても、避けて通れないものがあります。
思い切って取り上げます。
モーテル。
観光で韓国へ行かれた皆さんは、一流ホテルにお泊りになられるので、それが、当り前と思
っていらっしゃるかも知れませんが、普通の韓国人達が泊まるのは、よほどのことが無い限
りヨカン(旅館)、モーテルなどです。
ヨカンは、昔からあった、宿屋の様なものですが、ヨカンと、ビジネスホテルを兼ねた様な、モ
ーテルが、多くなりました。韓国のビジネスマン達は、mcnjもそうですが、出張すると、大抵
ヨカン、、モーテルに泊まります。宿泊費は、ホテル代で計算されますが、ヨカン、モーテルの
方が、宿泊代が安く、一部屋に、5,6人泊まれますので、出張旅費を、浮かすことが出来る
のです。
浮いた出張旅費は、徹夜の花札(ゴーストップ)と飲み代に消えてしまいますが。
サラリーマンの、一夜の楽しみですね。
モ-テルには、別の意味もあって、街中のモーテルは、カップル達の利用にも使
われています。この様な、場所のモーテルは、その方の目的が主なものかも知れません。
内部のPRも、しっかりしていますから。
もちろん、カップル達の利用のためだけではなく、ビジネスマンのために、超高速インターネ
ットの設備も設置して、誘客に励んでいます。
やはり、車のナンバーが、表通りに露出するのは、気が引けるのでしょうか。
ナンバー隠しの対策も欠かせないようです。
面白いのは、この様な町並みを、子供づれが平気で通ることです。
この奥には、小学校もあって、学童達が、いつも通って、通学しております。
なんともおおらかな、国民性だと、つい、感心してしまいました。