少し前の韓ドラ歴史ものに、ワン(王) ガ ナ(私)「王と私」がありました。
タイトルは、「ミッパジントク と スルコレ」になりますね。
どんな意味なのでしょうか。
甕は、昔から、韓国朝鮮に置いて、大切な道具とされて来ました。
大きな甕に、水、醤(味噌、醤油)、塩、穀物など、生活に必要なものを入れて使って来まし
た。醤(ジャン)を入れる甕は、ジャン(醤)トク(甕)と呼ばれます。
醤は保管が難しく、腐敗させてしまう事が多かった為、↑の様な特別なジャントクデ(醤甕台)を
造り保管しました。
本題にはいりましょう。
韓国の諺に、ミッパジントク エ ムル トゥッキ。と言う言い現わし方があります。
ミッ:底。パジン:壊れた。ムル:水。トゥッキ:入れる事。
底の抜けた甕に水を注ぐ様な、無駄な努力をすること、と言う意味になります。
また、ミッパジントクを、大酒飲みの代名詞としても使います。
また、大酒飲みの別の言い方として、スル(酒)コレ(鯨)もあります。
ミッパジントクと、スルコレが飲み比べをしたら、どうなることでしょう。
名古屋の河村さんがおっしゃっておられました。
「そりゃ、オミャアさん、どえりゃあことだがなも」
皆さん、年末年始のお酒は、ほどほどにしておきましょう。
それでは、皆さん、良いお年を。
今年は、どえりゃあお世話になりました。
来年も、よろしくお願い申し上げます。