慶尚北道安東は、朝鮮王朝時代の両班(リャンパン:貴族階級)の中心地で、現在も、当
時の文化を色濃く残している。
特に、河回村(ファフェマウル)は、その名の通り、韓国一の大河、洛東江(ナクトンガン)
が、安東平野に流れ込む風向明媚なところに出来た、周囲を河に囲まれた、静かな一群
の村落である。
伝統の家屋をそのまま残し、人々はその中で生活して、両班文化を今も守り続けている。
生きた民族村と言うことができる。
英国のエリザベス女王が、初めて訪韓した折、自らこのファフェマウルの見学を希望し、
訪れたことでも有名である。
この写真は、今から9年前に、上の娘が、友達と遊びに来た時に、案内した時の
物である。