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水戸の見て歩き

水戸の梅の話題(23)

2023-03-06 20:41:56 | 水戸

偕楽園記碑(偕楽園 常盤町1-3-3)
 一張一弛(いっちょういっし 気を張りつめることと気を緩やかにすること)の「一弛]の部分である、偕楽園の由来等を書いた石碑です。そこには文章とともに、画家・萩谷遷喬(はぎのやせんきょう)による梅の姿が彫られています。写真の矢印は、梅の花が彫られている部分です。

 

梅の間の天袋(偕楽園 常盤町1-3-3)
 好文亭の梅の間にある天袋に描かれた梅の絵です。落款は見あたりませんが、須田珙中(きょうちゅう)が描いた襖の絵と似ているので、たぶん、天袋も珙中なのでしょう。梅の間は、明治時代になってから、中御殿という建物の一部を移築した部屋で、明治2年から6年まで徳川斉昭の正妻・吉子が、住んだそうです。

 

大手門(三の丸2-9)
 2月25日に夜梅祭が水戸城で行われ、大手門をスクリーンにしたプロジェクションマッピングもおこなわれていました。梅もしっかり映されていました。

 

角櫓(すみやぐら 三の丸2-7)
 梅まつりで、角櫓内に飾られていました。弘道館正庁にある天袋の梅の南画を思い浮かべながら描いたと作者・竹蓋年男(たけふたとしお)が語ったという、「梅香る弘道館 四連綴り」という切り絵だそうです。角櫓には、たくさんの提灯も飾られていました。

 

梅大使(偕楽園 常盤町1-3-3)
 黄色の地に、紅、白、黒の八重の梅の花を描いた着物で、満開の梅花に負けてはいないようでした。平成31年に見た着物も梅がデザインされていましたが、今回のものはより華やかになったようです。マスクをとるようになったようですね。

水戸の梅の話題(22)


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