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水戸の見て歩き

水戸の格子模様(3)

2022-04-05 19:47:36 | 水戸

 今回は伝統建築で見た格子模様です。

 

水戸八幡宮(八幡町8-54)
 水戸八幡宮を建てた佐竹義宣(よしのぶ)は、豊臣秀吉の臣下だっただけに、秀吉の趣味がつたわっていたのでしょうか、水戸八幡宮の装飾は、安土桃山調のようです。本殿正面扉の上にある装飾も、写真のように、金色格子になっています。

 

山王神社(岩根町749)
 拝殿の妻側(側面)にある懸魚のあたりは、典型的な格子模様になっています。こういう格子は、縦材が中心のようで、横材は、縦材に隠れるようなかたちになるようです。

 

弘道館(三の丸1-6-29)
 弘道館の中で、学校御殿ともいわれた中心的建物である正庁内から、対試場(武術の試験などが行われた場所)方向を見た写真です。障子の格子模様がたいへんきれいです。こういう風景を見ると、和風建築はいいなあとつくづく思います。

 

何陋庵(常盤町1-3-3)
 好文亭にある茶室・何陋庵(かろうあん)の窓格子です。細竹が使われていて、アケビかなにかのつるを巻いて固定しているようです。

 

香取神社(木葉下町1)
 拝殿の扉につけられた、小さなのぞき窓です。いい感じの格子模様ができています。

 

孔子廟(三の丸1-6)
 写真は、蔀(しとみ)というそうですが、寝殿造りなどに使われる、格子を組んだ板戸のようなものだそうです。写真のように上半分をはね上げて開くスタイルのものを半蔀(はんじとみ)というそうです。

水戸の格子模様(2)


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