ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の湖沼(3)

2018-07-12 21:06:28 | 水戸

清水沼(鯉淵町 県道52号線いわもと整骨院西入る)
 清水沼は、春のサクラ、夏のスイレン(写真)、秋のもみじ、冬の野鳥と四季それぞれに楽します。流入する川がないため、水もきれいです。

 

成就院池公園(大塚町大塚町1554)
 元禄時代にこの地にあったという成就院の境内にあった池だそうです。現在も少し離れた地に成就院不動堂や墓地があります。平成元年に公園として整備されたそうですが、サギソウやホタルが保存され、ヒカリモも見られるそうです。

 

常照寺池(酒門町4842)
 常照寺はかつて、吉田城だったそうで、その崖下にある常照寺池は、お堀の役目もはたしていたのでしょう。ホタルや野鳥、野草が楽しめます。平成元年環境庁(当時)全国ふるさといきものの里100選にも選ばれたそうです。その後ホタルが減り、絶滅が心配されて逆川緑地へ卵が移されたりしたそうですが、現在この池ではピョンタ文庫が増殖に尽力しているそうです。写真左上が常照寺です。

 

 斧沼(よきぬま 岩根町 県道356線、那珂西大橋近く宝憧院側崖下)
 昔は那珂川に流れ込む支流だったそうですが、那珂川の洪水などでだいぶ埋まってしまったようで、今は水をたたえているという感じはありません。木こりと斧の伝説や、斧沼への身投げをよそおって京都に行った娘の伝説(これはそのうちにご紹介します。)などがあるようです。

 

元明星池(城東1あたり)
 いまはない池です。水戸城東側のお堀の一角を形づくっていた池のようです。徳川光圀が若い頃、水を抜いて魚ととろうとして家老に叱られたとか、白魚を放ったとかいう話もあるようです。また、この池を埋めたてるということで、本丸の土塁を崩していたところ、江戸時代の火薬壺が11個出てきて、そのいくつかが、常磐神社に奉納されています。

水戸の湖沼(2)


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