避雷針は「雷を避ける」というより、雷が落ちやすい場所を作って、周辺を雷から守るという施設ですから、もしかすると、訳語を作った人が誤解してこういう名前になったのかもしれませんね。もっとも避雷針によって雷を避けられるという意味を込めたのかもしれませんが。
綿引家(元吉田町2192) 県の有形指定文化財です。背の高い避雷針が2本たっていて、1本は主屋(おもや)用、1本は倉用のようです。写真で倉用は、主屋背後に見えています。
六地蔵寺(六反田町767) 復元修理がすんだ県の有形指定文化財である四脚門脇にも高い避雷針がたっています。本堂と地蔵堂の間にももう1本あります。すぐ近くに、スギ(写真左端)とイチョウの巨木がありますが、その保護も考えているのでしょう。
茨城県歴史館・旧水海道小学校本館(緑町2-1-15) 望楼の屋根にある飾りと一体化した避雷針がついています。
火の見(中河内 鹿島神社近く) ほかではほとんど見ることはないようですが、中河内では、火の見の脇にそれより高い避雷針が設置されています。
水門(青柳 那珂川左岸) よく見ると、水門にある開閉機の柱上に避雷針が左右それぞれにつけられています。
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