鯉淵町にある、ひたち野文化村の歩道には、浅賀正治の彫像がたくさん建てられています。まだご紹介していないものを選んでみました。抽象的な題名を動物であらわしているようです。作品名や作者の意図は、シロウトにはよく分からないものだなあと思いました。どれも平成12年の作品のようです。
歓迎
「招き猫 いらっしゃいませ」とパネルにあります。ゴロニャアようこそといった感じなのでしょうか。
報恩
「柿を誰にいただいたのか忘れない」とあります。該当する伝説が思い当たらないので、よく分かりません。猿蟹合戦で柿が出てきますが、それとは違うでしょう。自然への感謝ということなのでしょうか。
使徒
「未来からの使者 子供をのせて1000年の使者」とあります。犬は人間の分からない未来を予知しているといったイメージなのでしょうか、あるいは、子供と犬のようなナイーブな感性のことをいっているのでしょうか? 背中が平らになっているので、座れるようになっているのでしょう。
豊穣
イナゴは害虫のようですが、それが発生するということは、豊穣だからということなのでしょうか。
英知
フクロウはギリシア神話では英知のイメージだったようですが、日本ではかつて否定的なイメージの方が強かったようです。現在、フクロウのたたずまいは、考え深い、森の智者といった感じがあるのでしょうか。
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