ポラロイドカメラ、名機SX-70とフィルムの品質が向上したスペクトラのご紹介
前回、ポラロイドランドカメラ(ピールアパートタイプ)使ったので、そういえば他のポラロイドもあったなと思い出して、カメラを保管している棚の奥から探し出して来ました。
ポラロイドSX-70
SX-70は、ASA感度100のフィルムを使用するのですが、そのフィルムの生産が打ち切られ、当時まだ生産されていた600のフィルムを使えるように、光量を減らすNDフィルター(カメラ左手前の丸いフィルター)が販売されていました。マグネットでカメラのレンズ前面に装着します。これでフィルムに届く光量を、ASA100程度まで減光します。
ちなみに、SX-70はとっくに生産は終了しているのですが、大変人気のある機種なのでカメラを大事に使い続けているユーザーが多く、フィルムの需要はかなりあります。そのためサードパーティーが、SX-70用のフィルムを生産し販売しています。しかし、品質はオリジナルのものには、遠く?・・・ 及ばないようですが。
ポラロイドスペクトラ
スペクトラは、フィルムの現像液(ジェル)が改善されて、発色がよりキレイになりました。ポラロイドは、元々レンズから入った光を直接フィルムに焼付けているので、つまり引き延ばしをしていないので、品質の良い画像が得られる機構のカメラです。
カメラの隣に写っているフィルムは、海外で販売されていたものでしょう、ネットで手に入れました。期限切れのフィルムで、冷蔵庫で保管しているのですが、このフィルムも生産は打ち切られています。使ってしまうと、もうそれでお終いなので使えずに死蔵された状態です。ここ一番というときに使いたのですが、なかなか思い切りがつきません。ポラロイド社は、すべてのインスタントフィルム生産を、終了しています。
その他のフィルムも含めて、冷蔵庫に保管、というか死蔵状態です。
リバーサルフィルムやAPSカメラ、一時たくさんのカメラが発売されましたが、フジのインスタントカメラチェキのフィルムなどがあります。モノクロのTmaxフィルムもありますが、現像代がカラーに比べて割高です。
手前右側に写っているのは、アグファのネガカラーフィルムです。アグファは、赤の発色が独特で、ちょっとエグイ、桜などインパクトのある写真が撮れます。
フィルムも以前は、いろいろな種類が販売されていて、それぞれ特徴のある写真を撮ることができたのですが。私のようなフィルムカメラ愛好家にとっては、今はとても残念は状況です。
ピールアパートタイプのフジFP100B(モノクロタイプ)、期限切れ(期限2005年頃)で撮った手賀沼の白鳥の写真です。
現像液のジェルを、2本のローラーの間を通して絞り出し、現像する機構です。その現像液が劣化して、現像されない白い三日月形の斑紋が出ています。
これから、所有しているフィルムカメラも順次紹介していきます。
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